なずな〔なづな〕【×薺】
なずな (薺)
●わが国の各地をはじめ、世界の温・暖帯地域に広く分布しています。別名を「ペンペングサ」ともいいますが、果実のかたちを三味線のばちに見立てたものです。根生葉を地面に広げて越冬し、冬の終わりのころから花茎を伸ばしはじめます。花期は3月から5月で、白色の花を総状花序に咲かせます。中国では古くから薬食に用いられ、わが国でも古くから食用とされました。七草粥に入れるようになったのは、室町時代からといわれまは、室町時代からといわれます。
●アブラナ科ナズナ属の二年草で、学名は Capsella bursa-pastoris。英名は Shepherd's purse。
ナズナ
(なずな から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 16:34 UTC 版)
ナズナ(薺[5]・撫菜[5]、学名:Capsella bursa-pastoris)は、アブラナ科ナズナ属の越年草。別名、ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)。田畑や荒れ地、道端など至るところに生え、春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつける。春の七草の一つで、若苗や若葉は食用にもなる。ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられている[6]。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Capsella bursa-pastoris (L.) Medik. var. triangularis Grunner ナズナ(狭義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Capsella bursa-pastoris (L.) Medik. ナズナ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
- ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
- ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
- ^ a b c d e f g 金田初代 2010, p. 134.
- ^ 琵琶湖博物館外来生物図 琵琶湖博物館
- ^ a b c d e f g h i j k 田中孝治 1995, p. 100.
- ^ 深津正 2000, p. 204.
- ^ a b c d e f g 亀田龍吉 2019, p. 16.
- ^ 深津正 2000, p. 203.
- ^ 深津正 2000, pp. 204–205.
- ^ a b c d e f 主婦と生活社編 2007, p. 48.
- ^ a b c d e f g 貝津好孝 1995, p. 52.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 馬場篤 1996, p. 81.
- ^ a b c d e 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 160.
- ^ a b c d e 川原勝征 2015, p. 19.
- ^ a b c d 高橋秀男監修 2003, p. 80.
- ^ a b c d e 大嶋敏昭監修 2002, p. 297.
- ^ 久志博信『「山野草の名前」1000がよくわかる図鑑』主婦と生活社、2010年、19ページ、ISBN 978-4-391-13849-8
- ^ 深津正 2000, p. 205.
- ^ 高橋幹夫『江戸あじわい図譜』215頁。
なずな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 07:47 UTC 版)
信長の配下で、布武組の副頭領の女性。信長の命令で、犬千代とともに無太郎をスカウトしにきた。
※この「なずな」の解説は、「戦国乱破伝サソリ」の解説の一部です。
「なずな」を含む「戦国乱破伝サソリ」の記事については、「戦国乱破伝サソリ」の概要を参照ください。
なずな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 20:14 UTC 版)
※この「なずな」の解説は、「春巡る」の解説の一部です。
「なずな」を含む「春巡る」の記事については、「春巡る」の概要を参照ください。
なずな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 04:22 UTC 版)
七村光の彼女で、彼とは高校が同じの一年先輩。七村光と肉体関係はある。
※この「なずな」の解説は、「ななひかり」の解説の一部です。
「なずな」を含む「ななひかり」の記事については、「ななひかり」の概要を参照ください。
なずな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:09 UTC 版)
こまちたちの母で、ゆりえの従姉妹にあたる。
※この「なずな」の解説は、「パステル家族」の解説の一部です。
「なずな」を含む「パステル家族」の記事については、「パステル家族」の概要を参照ください。
なずな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:58 UTC 版)
「プリティーリズムの登場人物」の記事における「なずな」の解説
ふれあが転校前に通っていた中学の元同級生。セミロングの黒髪が特徴。ふれあ・なのかと同じ班で家庭科の課題に取り組んでいた。ファッションの流行を追いかけるのが趣味で、横浜に開店したPrism Stoneに一度は行ってみたいと思っている。
※この「なずな」の解説は、「プリティーリズムの登場人物」の解説の一部です。
「なずな」を含む「プリティーリズムの登場人物」の記事については、「プリティーリズムの登場人物」の概要を参照ください。
なずな
出典:『Wiktionary』 (2021/07/25 11:34 UTC 版)
名詞
なずな 【薺】
翻訳
- 学名: Capsella bursa-pastoris
- 英語: shepherd's purse (en)
- フィンランド語: lutukka (fi)
- フランス語: bourse à pasteur (fr) 女性
- ドイツ語: Hirtentäschel (de) 中性, Hirtentäschelkraut (de) 中性
- ポーランド語: tasznik (pl) 男性
- 中国語: (繁): 薺菜/ (簡): 荠菜
関連語
- 春の七草: せり (芹), なずな (薺), ごぎょう (御形/五形), はこべら (繁縷/蘩蔞), ほとけのざ (仏の座), すずな (菘/鈴菜), すずしろ (蘿蔔/清白)
- 類義語: 三味線草, ぺんぺん草, 撥草
萕
薺
- なずなのページへのリンク