そのほかの魔物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 06:07 UTC 版)
「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」の記事における「そのほかの魔物」の解説
ここで挙げるのは、ピサロとの関連がないか、あるいは関連が作中で語られていない魔物である。 カメレオンマン 上記の「ピサロの手先」と同系列(色違い)の魔物で、2匹の暴れ狛犬を引き連れている。テンペの村で娘を生贄として捧げることを強要し、村を恐怖に陥れている。ホイミや眠り攻撃を使う。小説版では生贄として捧げられた少女たちの髑髏に偏執的な愛情を注ぐ、という一面も描かれている。 裏切り小僧 裏切りの洞窟に住む、鬼に翼が生えたような姿の2体の魔物。洞窟に複数人で来た旅人に化けて罠にかけ、互いの信頼を崩壊させることを生きがいにしているという。吸血こうもり2体とともに登場する。 『モンスター物語』によると、約200年前に信じる心を探しに裏切りの洞窟に赴くも、信じる心を見つけた瞬間「独り占めしたい」という欲に駆られ、同士討ちの果てに死んだ冒険者3人が100年後にあらゆる怨念により魔物として蘇生し、倒した人間の悲しみや恨み、疑惑の心を食べて生きているという設定になっている。 灯台タイガー 大灯台を占拠し、邪悪な黒い炎でコナンベリーを出航する船を沈没させ続けているトラの獣人の魔物。攻撃力が高く、身の毛もよだつ雄叫びをあげたりして、炎の戦士2匹と共に戦う。PS版では同種の移民モンスターも登場する。 エスターク 声 - 銀河万丈(ライバルズ) 魔物たちから「地獄の帝王」と崇拝される存在。両手に巨大な黄金の剣を持ち、それを武器に戦う。かつて西の大陸の北に城を構えていた魔族の王で、進化の秘法を作り出した張本人でもあり、それを自らの身体に施して究極の生物と化した。しかしこのときの進化の秘法は不完全であり、不老不死の力を備えているものの、記憶を失い、ただただ破壊と睡眠を欲する体になってしまう欠点を持っていた。その力を危惧したマスタードラゴンによって居城ごと地中に封印され、眠りに就いていたが、金鉱を探すために発掘が続けられていたアッテムト鉱山と地中の居城が繋がってしまい、目覚めることとなる。主人公たちが到着した時点では完全に覚醒していないが、眠っている状態でも体から光を発して全体攻撃を行うなど高い攻撃能力を持つ。 シリーズのボスの中でも、再登場の回数が非常に多いキャラクターである。次作『ドラゴンクエストV』では隠しボスとして登場するが体色が異なる。リメイク版を除く以後の作品では『V』の体色で統一されている。また、大半の作品で本作の設定を再現して眠りに弱いという弱点がある。『ドラゴンクエストIX』や『モンスターズ』シリーズ、『モンスターズバトルロード』、『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』などでも登場。『モンスターズ ジョーカー』では、過去でも未来でもない所に存在するとされ、全てを支配する破壊と殺戮の邪神と呼ばれているなど、『VI』に登場した同じく破壊と殺戮の神・ダークドレアムと類似する点が多いが、その素性は謎とされている。『VII』ではエスターク自体の登場は無いが、エスタークを模したデザインのロボットモンスター「エビルエスターク」というものが登場している(ただし、腹部に巨大な顔があるなどデスピサロ最終形態と複合したデザインである)。『X』ではハウジングで「地獄の帝王の立像」が飾れるほか、神話篇に「災厄の王」というエスタークによく似たモンスター(尻尾が長いなどデザインに差異がある)が登場している。『イルルカ3D』ではエスタークを模した大魔神像に武具が装着された強化個体「グランエスターク」が登場している。『3DS版VIII』でも追加されたダンジョン「追憶の迷宮」の最奥に登場する。 エッグラ、チキーラ リメイク版にのみ登場する隠しボス。謎の洞窟の最深部で「卵とニワトリはどちらが優れているか」と言い争いをしている二人組。エッグラは卵派で呪文や特技を操る技巧派、チキーラはニワトリ派で高い攻撃力を持つ肉体派である。彼らとの戦闘に勝利することで第六章のストーリーを進めることができる。また何度でも戦うことができ、2回目以降は一定ターン数以内に勝利するとアイテムを得ることができる。 PS版の移民の町の最終形態によっては彼らにまつわる話を書いた本が登場する。
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