『千年の黄昏』の登場人物
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「ソードアート・オンラインのコンピュータゲーム作品」の記事における「『千年の黄昏』の登場人物」の解説
アクセル・ワールドの登場人物の原作における詳細、および関連用語は該当記事を参照。 ペルソナ・ヴァベル(Persona Vabel) 声 - 伊藤かな恵 オリジナルキャラクター。仮面を付けた黒髪黒服の「黄昏の魔女」。ユイを抹殺すべく1000年後の未来よりALOへと干渉する謎のAI。 量子回路を通じて時間流に乗ることにより仮想空間内限定ながら過去へのタイムトラベルを実現したことを皮切りに、《純色の七王》の記憶と人格を完全にコピーした「ゴーストデータ(複製体)」の生成や、遥か未来で復活を遂げたクロム・ディザスターを受け入れ制御するなど2026年のAIとは比較にならない能力を持つ。 しかしあくまでもNPCであるため、カーディナルには逆らえず「ゲームから外れたことができない」という制約を課せられている。そのため、目的のために何重もの謀略を仕掛けるも、いずれの策もデータがゲーム要素として適合化されてしまい「ゲームとして攻略可能」という弱点を抱えている。また、七王のゴーストの生成はキリト一行の妨害と1000年のあまたの仮想世界の中でも飛び抜けているブレイン・バーストの心意の力を利用するためであったが、その際にBBのデータがALOに流入しすぎたことで時間流の異常を引き起こしてしまい、ALOとBBが繋がり本物のバーストリンカーを2026年に呼び寄せてしまうという想定外のミスを引き起こしている。 ユナ(Yuna) 声 - 神田沙也加 ユナを参照。 アメリア 攻略ギルド《サンタ・マリア》に所属するケット・シーのトレジャーハンター。フィリアの自称ライバルのドジっ子。一行の行く先々でクエストを依頼してくる。 彼女の行動のお陰で偶然にも《ザ・トリニティ》の眠る海賊船ステージへの道が開けることになった。 彼女の依頼を受けていくと最終的に呪いのアイテムに操られて襲い掛かってくるが、その際はネームがアメリアではなくダメリアと表記されている。 オベイロン(Oberon) 声 - 子安武人 有料DLC「異世界からの漂流者」より登場。妖精九種族の上に立つ高位妖精《光妖精族アルフ》。 リーファがALOに再ダイブした頃には一度も噂を聞かなくなっており、初期サービスの頃だけの幻の存在となっていた。最近になってスヴァルトエリアに現れ、自身の存在をひけらかしながら妃となる者を求めて女性プレイヤーを物色している。 その様は女性陣を筆頭に「ヘンタイ」「女の子の敵」「キモい」「NPCなのにキモすぎ」「クライン以上」と非難轟々であり、一般の女性プレイヤーも嫌悪感を露わにしている。アスナに至っては実物を目にする前から「怖い夢を見る直前の気持ち悪さ」「嫌いな食べ物を前にした感覚」と悪寒を感じている。それは的中し、アスナにだけ特別な執着を見せ、ティターニアと呼びながら卑猥な言葉と共ににじり寄って来る始末であった。 邪魔だてするキリト一行に配下の魔物をけしかけるも撃退され、今度はエクスキャリバーを携えキリトに対して凄まじい憎悪と執着を見せながら自ら襲いかかるもあえなく敗北。怨嗟の声を上げながら消滅した。なお、このエクスキャリバーはアルゴの見立てではコピー品であり、価値こそ本物と同等ながらクエストの敵Mob用に用意された代物である。 その正体はクエストNPCが強い意志を持ってしまった存在。ユイとストレアは可能性として、カーディナルがクエスト自動生成の際に別アバターデータのAIを流用・アレンジしたという説を挙げている。素体となった「誰か」がアスナに強い思い入れを持っており、設定を上書きされてもなおアスナに執着していたと推測されている。その奇妙な言動の数々と仲間たちの推測からキリトは「誰か」の正体に感づいたが、アスナの感じるであろう嫌悪を考えてそっと胸にしまうことにした。 シナリオ終了後にBPを支払うことでダミーアバターをプレイアブル化できるが、必要な金額は僅か1BPという扱いである。
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