回折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/18 10:13 UTC 版)
| 物理学 |
|---|
| ウィキポータル 物理学 執筆依頼・加筆依頼 |
| カテゴリ |
| 物理学 - (画像) |
| ウィキプロジェクト 物理学 |
目次 |
概要
回折は音波、水の波、電磁波(可視光やX線など)を含むあらゆる波について起こる。
単色光を十分に狭いスリットに通しスクリーンに当てると回折によって光のあたる範囲が広がり、干渉によって縞模様ができる。
この現象は、量子性が顕著となる粒子のビーム(例:電子線、中性子線など)でも起こる(参照:物質波)。電子線や中性子線などを結晶などに当てて得られる回折図形から結晶構造の解析を行うことができる。これは電磁波であるX線でも同様な結晶構造の解析を行うことができる。それぞれ電子回折法、中性子回折法、X線回折法として結晶構造の解析手法が確立されている。
写真撮影においても、絞りを小さく絞ると光の回折現象により画像の鮮明さが低下する。この現象については小絞りボケの項を参照されたい。
レーザーの伝播
レーザーは伝播する際に、回折によりその変化の仕方が決まる。レーザーの出力ミラーが開口部になっており、その開口部によって光線の形は決定される。それ故に、出力の光線が小さいほど光線は早く分岐することになる。ダイオードのレーザーがHe-Neレーザーよりも大きく分かれるのはこれが原因である。 しかし逆に、このレーザーの放散は抑えることができる。まずレーザーを、凸レンズを用いて拡張させる。次に二つ目の凸レンズでレーザーを平行になおす。このとき焦点は一つ目のレンズに合うようにする。この結果、レーザーの開口部が大きくなるので、光線の放散は抑えられる。
回折格子
回折格子は、標準的な回折の可視的要素である。格子により回折が起こった光の形は、格子の成分の構造と数によって決まるが、すべての縞には限界強度が存在し、角度
のとき以下の方程式により与えられる。

このとき
は光の入射角、
は格子成分の同士の距離、そして
は正負の整数を表す。 回折が起こった光は、回折格子の各成分により回折が起こった光が合わさることで観察され、本質的には回折と干渉パターンの畳み込みである。
関連項目
外部リンク
- 1 回折とは
- 2 回折の概要
回折と同じ種類の言葉
品詞の分類
- 新技術紹介「室温付近で動作する熱駆動型の光回折制御素子」サイエンスポータル
- 広い波長範囲で明るいスペクトルが得られる収差補正型トロイダル回折格子を発売テクノフィーチャー
回折に関係した商品
- 表面分析技術選書ナノテクノロジーのための表面電子回折法/日本表面科学会【クーポンがもらえる!読書家応援キャンペーン実施中!】【RCP】オンライン書店boox
- 【送料無料】 デジタル回折光学 / ベルナルド・クレス 【単行本】HMV ローソンホットステーション R
- 【送料無料】 物質からの回折と結像 透過電子顕微鏡法の基礎 / 今野豊彦 【単行本】HMV ローソンホットステーション R
- >> 「回折」を含む用語の索引
- 「回折」を含む用例の一覧
- 回折のページへのリンク








