フィウミチーノ空港
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/02 13:56 UTC 版)
| フィウミチーノ空港 Aeroporto di Fiumicino Fiumicino Airport |
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| IATA: FCO - ICAO: LIRF | |||||||||||||||||||||
| 概要 | |||||||||||||||||||||
| 国・地域 | |
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| 所在地 | フィウミチーノ | ||||||||||||||||||||
| 母都市 | |
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| 種類 | 公共 | ||||||||||||||||||||
| 運営者 | Aeroporti di Roma SpA | ||||||||||||||||||||
| 拠点航空会社 | |||||||||||||||||||||
| 敷地面積 | 1,600 ha | ||||||||||||||||||||
| 標高 | 5 m | ||||||||||||||||||||
| 座標 | 北緯41度48分01秒 東経012度14分20秒 / 北緯41.80028度 東経12.23889度 | ||||||||||||||||||||
| 公式サイト | www.adr.it | ||||||||||||||||||||
| 地図 | |||||||||||||||||||||
| 滑走路 | |||||||||||||||||||||
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| 統計(2024年) | |||||||||||||||||||||
| 旅客数 | 4,920万人 | ||||||||||||||||||||
| リスト | |||||||||||||||||||||
| 空港の一覧 | |||||||||||||||||||||
フィウミチーノ空港( -くうこう、伊: Aeroporto di Fiumicino、英: Fiumicino Airport)は、イタリアの首都ローマの南西(市内より約30キロ)のフィウミチーノ市にある国際空港。
イタリア最大の空港である。 別称のレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(伊: Aeroporto internazionale Leonardo da Vinci、英: Leonardo da Vinci International Airport)は、イタリアの博学者・レオナルド・ダ・ヴィンチにちなんで名付けられた。
概要
ローマ郊外のフィウミチーノ市に位置し、イタリア最大の国際空港である。フラッグ・キャリアであるITAエアウェイズの本社が位置する。ルネッサンス期の芸術家で、イタリアが誇る芸術家でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチにちなんで命名された。
ヨーロッパの航空規制緩和後、フィウミチーノ空港は、ブエリング航空、ウィズエアー、ライアンエアーといった格安航空会社のハブ空港になった。
イタリアの首都を代表する空港であることから、各国の首脳がイタリアとバチカンに訪問する際の玄関口となる。また、イタリアの首相や大統領、ローマ教皇が、政府専用機やアリタリアのチャーター機で諸外国を訪れるときにも使用される。
歴史
「奇跡の経済」と呼ばれた、第二次世界大戦後のイタリアの高度経済成長を受けた民間航空の増大に対応すべく、これまで使用されてきたチャンピーノ空港に代わる新たなローマの国際空港として、1956年から1961年にかけて建設された。チャンピーノ空港は国内線や近距離国際線、ビジネスジェットなどを中心に継続して使用されている。
その後の、1960年代のダグラスDC-8やボーイング707などの大型ジェット機の増加や、アジアや北アメリカ、南アメリカからの乗り入れ便数の増加、さらに、格安航空会社の乗り入れ増加に伴い、繰り返し拡張しており、現在は4つの旅客ターミナルと貨物施設が運用されている。
また、ローマ市内との間を結ぶ空港連絡鉄道や、フィレンツェやボローニャ、ミラノなどとの間を結ぶ高速鉄道の駅も作られ、ローマのみならずイタリアの交通の要所として運営されている。
1985年12月には、アブ・ニダルが組織する「ANO」によって起こされた「ローマ空港・ウィーン空港同時テロ事件」の舞台となり、16人が死亡、99人が負傷した。
2025年、日産自動車、ステランティス、メルセデス・ベンツの3社のシステムを組み合わせた、電気自動車の使用済み電池を再利用したエネルギー貯蔵システムを設置したと発表した[4]。
ターミナル
旅客空港ターミナルとして、
- ターミナル1
- ターミナル2
- ターミナル3
- ターミナル5
の4つのターミナルがある。
ターミナル3とその西側にあるサテライトC(ゲートE)(旧ゲートG)との間は、新交通システム「スカイブリッジ」によって連絡している。
ターミナルとは別で、エリアB〜Eの4つの区分がある。
国内線・シェンゲン圏内線
- エリアB
- エリアC
- エリアD
シェンゲン圏外線
- エリアE(旧エリアE・F・G)
就航路線
定期旅客便
チャーター便
| 航空会社 | 就航地 |
|---|---|
| i | 夏期季節運航: フルガダ、コス島、マルサ・アラム、モスタル、ミコノス島、サントリーニ島、シャノン、シャルム・エル・シェイク 冬期季節運航: ドバイ、ラ・ロマーナ、マレ、モーリシャス、モンバサ、ポワンタピートル、ザンジバル |
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夏期季節運航: マルサ・マトルーフ |
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夏期季節運航: エンフィダ、ルルド、モスタル、シャルム・エル・シェイク |
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夏期季節運航: マルサ・アラム、シャルム・エル・シェイク |
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夏期季節運航: マルサ・マトルーフ、テルアビブ/ベン・グリオン |
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ルルド 夏期季節運航: フエルテベントゥラ、イラクリオン、マルサ・アラム、メノルカ、シャノン、シャルム・エル・シェイク |
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夏期季節運航: テルアビブ/ベン・グリオン |
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オーステンデ、パリ/オルリー、タンジェ |
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夏期季節運航: 東京/羽田 |
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ビルン、オーデンセ |
| 運航は |
夏期季節運航: テルアビブ/ベン・グリオン |
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夏期季節運航: ジェルバ、モナスティル、タバルカ |
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夏期季節運航: イズミール |
| |
夏期季節運航: リヴィウ[19] |
日本との関係
日本との歴史
- 1962年5月20日、アリタリア航空が東京/羽田線を開設[20]。
- 1970年6月11日、日本航空が貨物専用便の運行を開始[21]。
- 1993年4月2日、日本航空が東京/成田線を開設[22]。
- 1995年12月21日、全日本空輸が大阪/関西線を開設[23][24]。
- 1996年9月8日、全日本空輸が、大阪/関西-フランクフルト-ローマ線、大阪/関西-ミラノ-ローマ線を開設[23]。
- 1996年11月2日、日本航空が、大阪/関西-ミラノ-ローマ線を開設[25]。
- 2010年9月30日をもって、日本航空の東京/成田線が運休[26]。
- 2014年7月から9月にかけて、日本航空が東京/羽田線のチャーター便を8往復運航[27]。
- 2020年3月29日より、アリタリア-イタリア航空が東京/羽田線を開設予定だったが、新型コロナウイルスにより就航を延期した[28][29][30]。
- 2021年7月9日、度重なる延期の末、アリタリア-イタリア航空が東京/羽田線を再開[30]。
- 2022年10月30日、運行停止したアリタリアの後継であるITAエアウェイズが東京/羽田線を開設[31]。
空港アクセス
鉄道
フィウミチーノ空港駅には、トレニタリア (Trenitalia)の列車が乗り入れており、ローマ近郊鉄道や高速鉄道“Frecciarossa”などが発着する[32]。
-
高速鉄道 フレッチャロッサ
- フィレンツェ、ボローニャ経由 ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅行きの列車が1日2本運行されている。所要時間はボローニャまで3時間、ヴェネツィアまで4時間30分である。
-
レオナルド・エクスプレス
- ローマ・テルミニ駅までノンストップで走る直通特急列車が30分毎に運行されている。所要時間は32分。
- 2014年冬ダイヤでは始発6時23分、最終発23時23分である。
-
ローマ近郊鉄道FL1線
- ローマ市の分散ターミナルであるローマ・オスティエンセ駅やローマ・ティブルティーナ駅を経由してファーラ・イン・サビーナ方面を結ぶ列車が、平日は15分毎(休日は30分毎)に運行されている。ローマ地下鉄B線との乗換駅であるローマ・オスティエンセ駅までの所要時間は31分、ローマ地下鉄A線との乗換駅であるローマ・トゥスコラーナ駅までは40分である。
- 2014年冬ダイヤでは始発5時57分、最終発23時27分である。
バス
近郊鉄道料金よりわずかに安い料金設定であり、深夜時間帯に運行される便もある。主な路線は次の通り(運行頻度と料金は2015年春現在)[33]。
-
COTRALバス[34]
- 行き先はローマ・テルミニ駅経由ローマ・ティブルティーナ駅(2時間毎程度, 5ユーロ)、地下鉄エウル・マリアーナ駅(1時間毎, 2.80ユーロ)、地下鉄コルネーリア(1〜2時間毎, 3.40ユーロ)等のローマ市内や、オスティア(1時間毎, 1.10ユーロ)に向かうバスを運行している
-
TERRAVISION バス[35]
- 行き先はローマ・テルミニ駅(30分毎, ネット価格4ユーロ/現金6ユーロ, 所要時間55分)
-
SIT バス[36]
- 行き先はローマ・テルミニ駅(30分毎, 6ユーロ, 所要時間55分)
-
T.A.M. バス[37]
- 行き先はローマ・オスティエンセ駅経由ローマ・テルミニ駅(30分毎, 5ユーロ, 所要時間1時間15分)
タクシー/レンタカー
主要目的地への料金は2015年現在次のとおりである(ROME CITY COUNCIL RESOLUTION N.161 20/05/2012による)[38][39]。
- ローマ旧市街全域(アウレリアヌス城壁の内側) 48ユーロ
- ローマ・オスティエンセ駅 45ユーロ
- ローマ・ティブルティーナ駅 55ユーロ
- チャンピーノ空港 50ユーロ
宿泊施設
旅客ターミナルと連絡通路で直結した「ヒルトン・ローマ・エアポート」がある他、空港周辺にも「ジョリー・ホテル・レオナルド・ダヴィンチ」や「コートヤード・バイ・マリオット・ローマ・エアポート」など複数のホテルがある。
脚注
- ↑ ENAV S.p.A. Archived 2012年11月15日, at the Wayback Machine.
- ↑ A6856/07 NOTAMN 欧州航空航法安全機構より
- ↑ “Statistiche Dati di Traffico Aeroportuale Italiano” (イタリア語). Assaeroporti. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ 日経クロステック(xTECH) (2025年6月11日). “イタリアの空港が使用済みEV電池でエネルギー貯蔵システム | 日経クロステック(xTECH)”. xtech.nikkei.com. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ “ITA Airways Resumes Tel Aviv Service in Jan 2026”. 2025年11月9日閲覧。
- ↑ “Alitalia to lease a Mistral Air ATR72 for Ancona-Roma flights”. Ch-aviation.com. 2014年4月25日閲覧。
- ↑ FCO - Destinations
- ↑ “Spain's AlbaStar to offer scheduled Italy-Lourdes flights”. ch-aviation. 2015年6月2日閲覧。
- ↑ “Easyjet regains growth path in Spain”. 02b.com. 2014年12月17日閲覧。
- ↑ “Wizz Air timetable”. Wizz Air. 2015年6月16日閲覧。
- ↑ “blu-express launch new routes to Bergamo”. Blu-express.com (2014年3月27日). 2014年4月25日閲覧。
- ↑ “アシアナからのお知らせ”. アシアナ航空 (2015年3月25日). 2015年6月16日閲覧。
- ↑ “New direct flight to link China's Chongqing and Rome”. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月2日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 “[Update 2 Vueling Plans New Routes in S15]”. 2015年6月2日閲覧。
- ↑ “WOW Adds Three New Destinations”. Iceland Review. 2015年6月2日閲覧。
- ↑ “Yemenia Airway”. 2015年6月14日閲覧。
- ↑ “PEGASUS'TAN ROMA AÇIKLAMASI (Turkish)”. airporthaber.com. 2015年6月14日閲覧。
- ↑ “アラスカ航空、2026年5月に初の欧州路線としてシアトル~ローマ線に就航 アラスカ航空塗装の787-9型機を投入へ”. 2025年6月4日閲覧。
- ↑ “Timetable”. Ukraine International Airlines. 2013年5月8日閲覧。
- ↑ YOSHIKAWA, Tadayuki. “アリタリア、70周年をCA歴代制服で祝う 伊大使館で記念式典”. Aviation Wire. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ JALの歴史-沿革 1961年~|会社情報|JAL企業サイト
- ↑ JALの歴史-沿革 1991年~|会社情報|JAL企業サイト
- 1 2 ANAグループの年表 1990年から | ANAグループ企業情報
- ↑ YOSHIKAWA, Tadayuki. “ANAとアリタリア、提携へ”. Aviation Wire. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ JALの歴史-沿革 1991年~|会社情報|JAL企業サイト
- ↑ JALグループ、再生に向けた2010年度路線便数計画を策定|プレスリリース|JAL企業サイト
- ↑ Kamakura, Jun (2014年4月30日). “JAL羽田~イタリア直行便はいつまで運航できるか? アメリカ「内紛」で転がり込んだ羽田昼間枠の行方 | 旅行総合研究所タビリス”. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ 編集部 (2020年1月21日). “アリタリア、東京/羽田〜ローマ線開設 成田路線2路線継続、ミラノ線週1便は深夜便に”. TRAICY(トライシー). 2025年12月15日閲覧。
- ↑ sky-budget (2019年10月11日). “アリタリア航空、2020年3月29日より羽田~ローマ線を開設することを正式発表 成田から移管 | sky-budget スカイバジェット”. 2025年12月15日閲覧。
- 1 2 sky-budget (2021年7月8日). “アリタリア航空、本日2021年7月9日に東京/羽田~ローマ線に就航 | sky-budget スカイバジェット”. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ sky-budget (2022年7月9日). “ITAエアウェイズ、東京/羽田~ローマ線の開設を2022年10月30日に延期 | sky-budget スカイバジェット”. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ フィウミチーノ空港 公式ページ Treno http://www.adr.it/pax-fco-treno
- ↑ フィウミチーノ空港 公式ページ Autobus http://www.adr.it/pax-fco-autobus
- ↑ COTRAL 公式ページ http://www.cotralspa.it 空港路線時刻表 http://www.cotralspa.it/PDF_Orari_Comune/0701-0104/_Aeroporto_di_Fiumicino.pdf
- ↑ TERRAVISION 公式ページ https://www.terravision.eu/airport_transfer/bus-fiumicino-airport-rome/prices-and-timetable-fiumicino-airport-rome/
- ↑ SIT 公式ページ https://www.sitbusshuttle.com/en/fiumicino/
- ↑ TAM 公式ページ https://www.tambus.it/
- ↑ フィウミチーノ空港 公式ページ Taxi http://www.adr.it/pax-fco-taxi
- ↑ ローマ市役所 タクシー公定運賃表 https://www.comune.roma.it/PCR/resources/cms/documents/tariffario_taxi_luglio_2012.pdf
関連項目
外部リンク
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