ローマ地下鉄A線
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A線 | |||
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![]() CAF S/300、テルミニ駅にて | |||
基本情報 | |||
路線網 | ローマ地下鉄 | ||
起点 | バッティスティーニ駅 | ||
終点 | アナニーナ駅 | ||
駅数 | 27駅 | ||
路線記号 | A | ||
路線色 | |||
開業 | 1980年2月16日 | ||
所有者 | ATAC | ||
運営者 | ATAC | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 18,425 km[1] | ||
営業キロ | ? km | ||
軌間 | 1,435 mm (標準軌) | ||
線路数 | 複線 | ||
複線区間 | 全区間 | ||
電化区間 | 全区間 | ||
電化方式 | 直流1500V・60Hz | ||
最高速度 | ? km/h | ||
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停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ローマ地下鉄A線(ローマちかてつAせん)は、ローマ地下鉄の地下鉄路線。
概要
1980年に開通した。ラインカラーはオレンジ色である。A線は毎日50万人近くを輸送していると推定されている。バッティスティーニからアナニーナまで市内を横切っており、テルミニ駅でB線と交差し、サンジョヴァンニ駅でC線と交差する。
歴史
1959年、オステリア・デル・キュラート地区からプラティまで、市内中心部を通過し、テルミニ駅で既存の路線(1955年に開通)と交差する、ローマで2番目の大都市鉄道の建設が承認された[2]。
建設工事は1964年にトゥスコラーナ地域で始まったが、掘削のカットアンドカバー方法によってローマ南東部の交通に混乱を引き起こした。工事は中断されたが、5年後に再開された。トンネル掘削機は交通問題の改善には役立ったものの、建物に振動による損傷を引き起こした。特にレプッブリカ広場のエリアにおいて、トンネル建設中に、多くの考古学的な発見がなされた。発見された遺骨は、レプッブリカ駅のガラス張りの陳列ケースに展示された。トンネル掘削作業とそれに関連する考古学的発見は、フェデリコ・フェリーニ監督の映画「ローマ」で描かれている。
開業日
- 1980年2月16日:オッタヴィアーノ - チネチッタ
- 1980年6月11日:チネチッタ - アナニーナ
- 1999年5月29日:オッタヴィアーノ - ヴァッレアウレリア
- 2000年1月1日:ヴァッレアウレリア - バッティスティーニ
駅一覧
駅名称 | イタリア語表記 |
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バッティスティーニ駅 | Battistini |
コルネリーア駅 | Cornelia-Cotral |
バルド・デリ・ウバルディ駅 | Baldo degli Ubaldi |
ヴァッレ・アウレーリア駅 | Valle Aurelia |
チプロ駅 | Cipro |
オッタヴィアーノ駅 | Ottaviano San Pietro Musei Vaticani |
レパント駅 | Lepanto |
フラミニオ駅 | Flaminio Piazza del Popolo |
スパーニャ駅 | Spagna |
バルベリーニ駅 | Barberini Fontana di Trevi |
レプッブリカ駅 | Repubblica Teatro dell'Opera |
テルミニ駅 | Termini-Cotral |
ヴィットーリオ・エマヌエーレ駅 | Vittorio Emanuele |
マンゾーニ駅 | Manzoni Museo della Liberazione |
サン・ジョヴァンニ駅 | S. Giovanni |
レ・ディ・ローマ駅 | Re di Roma |
ポンテ・ルンゴ駅 | Ponte Lungo |
フーリオ・カミッロ駅 | Furio Camillo |
コッリ・アルバーニ駅 | Colli Albani Parco Appia Antica |
アルコ・ディ・トラヴェルティーノ駅 | Arco di Travertino |
ポルタ・フルバ駅 | Porta Furba Quadraro |
ヌミディオ・クアドラート駅 | Numidio Quadrato |
ルチオ・セスティオ駅 | Lucio Sesto |
ジューリオ・アグリーコラ駅 | Giulio Agricola |
スバウグスタ駅 | Subaugusta |
チネチッタ駅 | Cinecittà |
アナニーナ駅 | Anagnina-Cotral |
車両
A線で最初に使用された車両はMA100系電車で、4両編成で運行されていたが、旅客需要の増加により6両に増やされた。1990年代後半、MA200系はA線で運行を開始し、ローマメトロの列車タイプとして初めて電子駆動の三相非同期モーターを牽使用した。しかし、MA200系は技術的な問題を抱えており、当初はA線では使用されなかった。
2005年1月、MA100およびMA200シリーズは、スペインのCAFによって製造された新しいデザインのエアコン付きの、MA300シリーズへの置き換えが始まった。このため、MA100系とMA200系はローマ-リード鉄道に移管された。現在、A線の多くの車両はMA300系です。
事件・事故
詳細は「en:2006 Rome Metro crash」を参照。
2006年10月17日、事故により1人が死亡し、100人以上が負傷した。
ギャラリー
脚注
- ^ Met.Ro - Dati delle linee
- ^ Melissi, Paolo (2019年1月22日). “The first Italian undrerground was inaugurated (9th February)” (英語). 2025年3月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ローマ地下鉄A線のページへのリンク