biblio leaf SP02とは? わかりやすく解説

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ビブリオリーフ‐エスピーゼロに【biblio leaf SP02】


biblio Leaf SP02

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SP02

(biblio leaf SP02 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 17:20 UTC 版)

au biblio Leaf SP02
(FCS02)
キャリア au
製造 FOXCONN
発売日 2010年12月25日
概要
OS Linux
CPU ARM11E(384MHz)
音声通信方式 なし
データ通信方式 CDMA 1X WIN
(Packet WIN)
CDMA2000 1xEV-DO Rev.A
(800MHz[注釈 1]/2GHz/新800MHz)
形状 通信モジュール内蔵
電子ブックリーダー
サイズ 130 × 198 × 9.6 mm
質量 295.8 g
連続待受時間 未公表
充電時間 ACアダプター接続時:180分
外部メモリ microSD
(2GB)
microSDHC
(32GB)
日本語入力 なし
FeliCa 非対応
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
備考 1. 製造国: 中国
2. 無線LAN(IEEE802.11b/n/g)を搭載
3. 本機専用のACアダプターが付属
メインディスプレイ
方式 E-Ink電子ペーパー
解像度 SVGA600×800ドット
サイズ 6インチ
表示色数 1色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ホワイト
(White)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト


biblio Leaf SP02(ビブリオ リーフ エスピーゼロニ[1])は、台湾FOXCONNKDDIの共同開発による電子ペーパー搭載の電子書籍端末である[2]

auブランドを展開するKDDI沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN(CDMA2000 1xEV-DO Rev.A)対応の通信モジュール付。製造型番はFCS02(えふしーえす ぜろに)。

概要

同キャリア向けとしては初となる本格的な「電子ブックリーダー」である。本機にはソーラーパネルが装備されており太陽光から充電ができる(蛍光灯下は不可)。液晶パネルはソニー・リーダーと同じく電子インク (E_Inkを採用した白黒表示(16階調)の電子ペーパーとなっており、1回の充電で約50冊(約13,000ページ相当)の読書が可能となる。2011年2月時点では日本市場で市販されている唯一の3GWi-Fi接続に対応した電子ペーパー表示の電子書籍端末であった[3]

電子書籍配信のプラットフォームはソニー・KDDI・凸版印刷・朝日新聞社の合弁会社であるブックリスタが担当しており、同社が供給するコンテンツを専用サイト「LISMO Book Store」にて販売し、XMDFファイルでダウンロード配信する形となる。ブックリスタは日本版のソニー・リーダーの電子書籍販売サイト「Reader Store」においても既に供給しているため、両者間での販売タイトルは遜色無いものとされている(互換性は不明)。なお、ソニー・リーダーのPRS-350と構造・操作面で似通う点があるが、OEM製品ではないとされている。

料金プランは当機種専用のもので、基本料とパケット定額相当込みで1575円の固定料金となっている。これに「誰でも割シンプル(特定機器)」を適用すると、月々525円に割引される(誰でも割参照)。

内蔵メモリは2GBで、XMDFファイルのほかPDFEPUBにも対応している[4]

沿革

  • 2010年(平成22年)10月18日 - KDDI、沖縄セルラーより公式発表[5][6]
  • 2010年12月25日 - 関西沖縄地区にて先行発売開始[7]
  • 2011年(平成23年)1月以降 - 上記以外の残りの地区にて順次発売[7]
  • 2012年(平成24年)5月 - 販売終了。
  • 2016年(平成28年)4月30日 - 「LISMO Book Store」サービス終了[8][9]
  • 2022年(令和4年)3月31日 - 3Gサービスの提供終了[8]

補足

ペットネーム(商品名)に“biblio”の名を冠しているものの、EZweb経由でダウンロードした電子書籍(EZブック)は再生することができず、2010年夏頃に終売している東芝製フィーチャーフォンbiblio(TSY01)に保存した電子書籍コンテンツとの互換性は全くない。

関連項目

外部リンク

脚注

注釈

  1. ^ 2012年7月23日より利用不可。

出典

  1. ^ 電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」の発売について”. KDDI (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
  2. ^ 電子ペーパー搭載の電子書籍端末「biblio Leaf SP02」”. ケータイWatch (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
  3. ^ 池田圭一 (2011年2月23日). “biblio Leaf SP02――それは、本好きに対する挑戦?”. ITmedia eBook USER. 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ biblio Leaf SP02に見る絶対ブレないブックリーダー選択法” (2011年2月21日). 2023年1月21日閲覧。
  5. ^ 電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」の発売について”. KDDI (2010年10月18日). 2023年1月21日閲覧。
  6. ^ 近藤謙太郎 (2010年10月18日). “KDDI、電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」を発表”. マイナビニュース. 2023年1月21日閲覧。
  7. ^ a b 田中聡 (2010年12月21日). “電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」、12月25日から順次発売”. ITmedia eBook USER. 2023年1月21日閲覧。
  8. ^ a b biblio Leaf料金プラン | お申込み受付終了プラン:スマートフォン・携帯電話”. au. 2023年1月21日閲覧。
  9. ^ KDDIの電子書籍ストア「LISMO Book Store」、来年4月末でサービス終了”. INTERNET Watch (2015年11月6日). 2023年1月21日閲覧。

biblio leaf SP02

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 22:25 UTC 版)

電子書籍リーダー」の記事における「biblio leaf SP02」の解説

auブランド展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話2010年12月発売した電子書籍専用端末。独自形式を採用CDMA2000 1xEV-DO Rev.A対応通信モジュールおよび無線LANソーラーパネルなどを搭載開発・製造台湾鴻海精密工業Foxconn)。2012年5月販売終了2016年4月30日には「LISMO Book Storeサービス終了に伴い停波した。

※この「biblio leaf SP02」の解説は、「電子書籍リーダー」の解説の一部です。
「biblio leaf SP02」を含む「電子書籍リーダー」の記事については、「電子書籍リーダー」の概要を参照ください。

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