Zhang Lingとは? わかりやすく解説

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章陵Zhang ling

ショウリョウ
シヤウリヨウ

はじめ舂陵といって光武帝輩出したが、のちに章陵と改称された。さらに義陽郡立てられると、その郡治となり安昌改称される

県令

県人鄧羲


章陵Zhang ling

ショウリョウ
シヤウリヨウ

城不明
戸数不明
人口不明

光武帝故郷章陵県を中心として後漢末期に立てられた郡。劉表荊州入りした時点で「荊州八郡と言われており、この時すでに立てられていたと考えられる黄初三年二二二)、曹拠封地となり義陽国と改称された。呂君碑に「十三城を連ぬ」とあり、十三城を領していたと思われる

太守蔡瑁 / 蒯越 / 黄射 / 趙儼 / 呂君

【郡吏】楊向

【郡人】

【領城】章陵


張陵Zhang Ling

チョウリョウ
チヤウリヨウ

34?~179?)
徴士

字は輔漢《張魯集解》。沛国豊の人。張魯祖父張衡の父《張魯伝》。「天師」「張道陵」とも称される張魯集解》。

建武十年三四)、呉の天目山生まれたという。さまざまな書物習い、もともとは大儒学者であった直言し諫めたため、江州県令左遷された。官を棄てて洛陽北邙山に隠れ住み、煉形術を修得した章帝博士官職用意して彼を招いたが、張陵は赴かず、和帝即位したとき太傅・冀侯に取り立てようとしたが、やはり拝受しなかった《張魯集解》。

淮水渡って鄱陽入り龍虎山に登って天の精気一身集めた神秘の源探して西方行き、壁洞において「制命五岳摂召霊及神虎秘文」を発見し、そこで嵩山石室行き、『黄帝九鼎丹経』を手に入れた張魯集解》。

そうして道術極めたが、巴蜀名山多く、また病気流行して人々苦しんでいると聞き順帝御代、蜀に仮住まいした《張魯集解後漢書劉焉伝》。初め陽平山に居を構えたが、のちに鳴山に移り、そこで玄元老君老子)の神秘的な声を聞いて経典奥義授かった張魯集解》。

『三国志』張魯伝では「鳴山」とあるが、『後漢書』水経注』では「鳴山」、『太平御覧』では「鳴山」とする《張魯集解》。

こうして身体分解して変化現し、『道書二十余篇を著述して「天師」を自称した。蜀の古老が「むかし漢の高祖二十四気対応する二十四の祭壇作ったので、王となって天下領有できたのだ」と語るのを聞いて、その二十四の祭壇で牛をつぶして祭祀行い、土の祭壇屋根設けて二十四治」と称する治療所を作り、さらに四つ増やして二十八宿と対応させた。そのため病気減っていった。塩水の湧く井戸発掘したり、城に住む鬼を退治したといった話は数え切れない張魯集解》。

永寿二年(一五六)、また渠亭山に住まい移し、「三五斬邪雌雄剣」を見付けだした。陽平の治では(?)、彼の度重なる功績評価し、「天師衡使」の印を授け代々受け継がせることにした《張魯集解》。

熹平年間一七二~一七八)の末期、張陵は大蛇呑み込まれ姿を消した。子の張衡駆けずまわって父の亡骸探した見付けることができず、そこで霊験現し変化したのだと言い、崖の上に石を置いて目印とした。光和二年(一七九)、「正月七日昇天いたすゆえ、張衡天師継承せよ」との遺書残し、張陵は雲に乗って昇天した。齢百二十であった張魯集解》。

建武十年生まれ光和二年に昇天したというから百四十六歳になるはずで、計算合わない。それを指摘する盧弼も百五十七歳と誤っている《張魯集解》。

彼が百姓たちを惑わす際、信奉する者に五斗の米を提出させた。それゆえ米賊と呼ばれているのである張魯伝・後漢書劉焉伝》。

参照張衡 / 張魯 / 劉炟章帝) / 劉肇和帝) / 劉邦高祖) / 劉保順帝) / 老子玄元老君) / 呉 / 江州県 / 鳴山(山・鳴山) / 漢 / 冀県 / 渠亭山 / 蜀 / 嵩山 / 沛国 / 巴蜀 / 鄱陽県 / 壁洞 / 豊県 / 北邙山 / 陽平 / 雒陽県(洛陽県) / 龍虎山 / 淮水 / 県令 / 侯 / 太傅 / 博士 / 黄帝九鼎丹経 / 制命五岳摂召霊及神虎秘文 / 道書 / 三五斬邪雌雄剣 / 治(治療所) / 天師 / 米賊 / 煉形術


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