TextFieldParser

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TextFieldParser クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

構造化されたテキスト ファイルを解析するためのメソッドおよびプロパティを提供します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class TextFieldParser
    Implements IDisposable

Visual Basic (使用法)

Dim instance As TextFieldParser

C#

public class TextFieldParser : IDisposable

C++

public ref class TextFieldParser : IDisposable

J#

public class TextFieldParser implements IDisposable

JScript

public class TextFieldParser implements IDisposable

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser オブジェクト」を参照してください。

TextFieldParser オブジェクトは、構造化されたテキスト ファイルを解析するためのメソッドおよびプロパティを提供します。テキスト ファイルを TextFieldParser で解析することによってテキスト ファイルが反復処理されます。また、ReadFields を使用することによって、テキストからフィールドを抽出 (つまり、文字列を分割) できます。

TextFieldParser では、区切り形式と固定幅の 2 種類のファイルを解析できます。このオブジェクトが公開するプロパティには、区切り形式のファイルでしか意味を持たないもの (Delimiters、HasFieldsEnclosedInQuotes など) や、固定幅のファイルでしか意味を持たないもの (FieldWidths プロパティ) があります。

Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser オブジェクトを使ったタスクの例を次の表に示します。

目的	参照項目
区切り記号付きのテキスト ファイルから読み込む。	方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
固定幅のテキスト ファイルから読み込む。	方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
さまざまな形式のテキスト ファイルから読み込む。	方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

使用例

この例では、タブ区切りのテキスト ファイル Bigfile を解析します。

Visual Basic

Using MyReader As New Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
 _
("c:\logs\bigfile")
    MyReader.TextFieldType = Microsoft.VisualBasic.FileIO.FieldType.Delimited
    MyReader.Delimiters = New String() {vbTab}
    Dim currentRow As String()
    'Loop through all of the fields in the file. 
    'If any lines are corrupt, report an error and continue parsing.
 
    While Not MyReader.EndOfData
        Try
            currentRow = MyReader.ReadFields()
            ' Include code here to handle the row.
        Catch ex As Microsoft.VisualBasic.FileIO.MalformedLineException
            MsgBox("Line " & ex.Message &
 _
            " is invalid.  Skipping")
        End Try
    End While
End Using

この例は、読み取ったフィールドを処理する関数 processFields が存在することを前提としています。

継承階層

System.Object
  Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
TextFieldParser クラス
その他の技術情報
TextFieldParser オブジェクト
TextFieldParser オブジェクトのメンバ
TextFieldParser.CommentTokens プロパティ
TextFieldParser.Delimiters プロパティ
TextFieldParser.EndOfData プロパティ
TextFieldParser.ErrorLine プロパティ
TextFieldParser.ErrorLineNumber プロパティ
TextFieldParser.FieldWidths プロパティ
TextFieldParser.HasFieldsEnclosedInQuotes プロパティ
TextFieldParser.LineNumber プロパティ
TextFieldParser.TextFieldType プロパティ
TextFieldParser.TrimWhiteSpace プロパティ
TextFieldParser.Close メソッド
TextFieldParser.PeekChars メソッド
TextFieldParser.ReadFields メソッド
TextFieldParser.ReadLine メソッド
TextFieldParser.ReadToEnd メソッド
TextFieldParser.SetDelimiters メソッド
TextFieldParser.SetFieldWidths メソッド
My.Computer.FileSystem.OpenTextFieldParser メソッド
TextFieldParser オブジェクトによるテキスト ファイルの解析
例外のトラブルシューティング : Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser.MalformedLineException

TextFieldParser コンストラクタ

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

オーバーロードの一覧

名前	説明
TextFieldParser (Stream)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (String)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (TextReader)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (Stream, Encoding)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (String, Encoding)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (Stream, Encoding, Boolean)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (String, Encoding, Boolean)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TextFieldParser (Stream, Encoding, Boolean, Boolean)	TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

参照

関連項目

TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser

その他の技術情報

TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (Stream)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    stream As Stream _
)

Visual Basic (使用法)

Dim stream As Stream

Dim instance As New TextFieldParser(stream)

C#

public TextFieldParser (
    Stream stream
)

C++

public:
TextFieldParser (
    Stream^ stream
)

J#

public TextFieldParser (
    Stream stream
)

JScript

public function TextFieldParser (
    stream : Stream
)

パラメータ

stream

Stream。解析対象のストリーム。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (String)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    path As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim path As String

Dim instance As New TextFieldParser(path)

C#

public TextFieldParser (
    string path
)

C++

public:
TextFieldParser (
    String^ path
)

J#

public TextFieldParser (
    String path
)

JScript

public function TextFieldParser (
    path : String
)

パラメータ

path

String。解析するファイルの絶対パス。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (TextReader)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    reader As TextReader _
)

Visual Basic (使用法)

Dim reader As TextReader

Dim instance As New TextFieldParser(reader)

C#

public TextFieldParser (
    TextReader reader
)

C++

public:
TextFieldParser (
    TextReader^ reader
)

J#

public TextFieldParser (
    TextReader reader
)

JScript

public function TextFieldParser (
    reader : TextReader
)

パラメータ

reader

TextReader。解析対象の TextReader ストリーム。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (Stream, Encoding)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    stream As Stream, _
    defaultEncoding As Encoding _
)

Visual Basic (使用法)

Dim stream As Stream
Dim defaultEncoding As Encoding

Dim instance As New TextFieldParser(stream,
 defaultEncoding)

C#

public TextFieldParser (
    Stream stream,
    Encoding defaultEncoding
)

C++

public:
TextFieldParser (
    Stream^ stream, 
    Encoding^ defaultEncoding
)

J#

public TextFieldParser (
    Stream stream, 
    Encoding defaultEncoding
)

JScript

public function TextFieldParser (
    stream : Stream, 
    defaultEncoding : Encoding
)

パラメータ

stream

Stream。解析対象のストリーム。

defaultEncoding

Encoding。ファイルからエンコーディングを判断できない場合に使用する文字エンコーディング。既定値は UTF8 です。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (String, Encoding)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    path As String, _
    defaultEncoding As Encoding _
)

Visual Basic (使用法)

Dim path As String
Dim defaultEncoding As Encoding

Dim instance As New TextFieldParser(path,
 defaultEncoding)

C#

public TextFieldParser (
    string path,
    Encoding defaultEncoding
)

C++

public:
TextFieldParser (
    String^ path, 
    Encoding^ defaultEncoding
)

J#

public TextFieldParser (
    String path, 
    Encoding defaultEncoding
)

JScript

public function TextFieldParser (
    path : String, 
    defaultEncoding : Encoding
)

パラメータ

path

String。解析するファイルの絶対パス。

defaultEncoding

Encoding。ファイルからエンコーディングを判断できない場合に使用する文字エンコーディング。既定値は UTF8 です。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (Stream, Encoding, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    stream As Stream, _
    defaultEncoding As Encoding, _
    detectEncoding As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim stream As Stream
Dim defaultEncoding As Encoding
Dim detectEncoding As Boolean

Dim instance As New TextFieldParser(stream,
 defaultEncoding, detectEncoding)

C#

public TextFieldParser (
    Stream stream,
    Encoding defaultEncoding,
    bool detectEncoding
)

C++

public:
TextFieldParser (
    Stream^ stream, 
    Encoding^ defaultEncoding, 
    bool detectEncoding
)

J#

public TextFieldParser (
    Stream stream, 
    Encoding defaultEncoding, 
    boolean detectEncoding
)

JScript

public function TextFieldParser (
    stream : Stream, 
    defaultEncoding : Encoding, 
    detectEncoding : boolean
)

パラメータ

stream

Stream。解析対象のストリーム。

defaultEncoding

Encoding。ファイルからエンコーディングを判断できない場合に使用する文字エンコーディング。既定値は UTF8 です。

detectEncoding

Boolean。ファイルの先頭にあるバイト順マークを検索するかどうかを示します。既定値は True です。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (String, Encoding, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    path As String, _
    defaultEncoding As Encoding, _
    detectEncoding As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim path As String
Dim defaultEncoding As Encoding
Dim detectEncoding As Boolean

Dim instance As New TextFieldParser(path,
 defaultEncoding, detectEncoding)

C#

public TextFieldParser (
    string path,
    Encoding defaultEncoding,
    bool detectEncoding
)

C++

public:
TextFieldParser (
    String^ path, 
    Encoding^ defaultEncoding, 
    bool detectEncoding
)

J#

public TextFieldParser (
    String path, 
    Encoding defaultEncoding, 
    boolean detectEncoding
)

JScript

public function TextFieldParser (
    path : String, 
    defaultEncoding : Encoding, 
    detectEncoding : boolean
)

パラメータ

path

String。解析するファイルの絶対パス。

defaultEncoding

Encoding。ファイルからエンコーディングを判断できない場合に使用する文字エンコーディング。既定値は UTF8 です。

detectEncoding

Boolean。ファイルの先頭にあるバイト順マークを検索するかどうかを示します。既定値は True です。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser コンストラクタ (Stream, Encoding, Boolean, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.FileIO
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    stream As Stream, _
    defaultEncoding As Encoding, _
    detectEncoding As Boolean, _
    leaveOpen As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim stream As Stream
Dim defaultEncoding As Encoding
Dim detectEncoding As Boolean
Dim leaveOpen As Boolean

Dim instance As New TextFieldParser(stream,
 defaultEncoding, detectEncoding, leaveOpen)

C#

public TextFieldParser (
    Stream stream,
    Encoding defaultEncoding,
    bool detectEncoding,
    bool leaveOpen
)

C++

public:
TextFieldParser (
    Stream^ stream, 
    Encoding^ defaultEncoding, 
    bool detectEncoding, 
    bool leaveOpen
)

J#

public TextFieldParser (
    Stream stream, 
    Encoding defaultEncoding, 
    boolean detectEncoding, 
    boolean leaveOpen
)

JScript

public function TextFieldParser (
    stream : Stream, 
    defaultEncoding : Encoding, 
    detectEncoding : boolean, 
    leaveOpen : boolean
)

パラメータ

stream

Stream。解析対象のストリーム。

defaultEncoding

Encoding。ファイルからエンコーディングを判断できない場合に使用する文字エンコーディング。既定値は UTF8 です。

detectEncoding

Boolean。ファイルの先頭にあるバイト順マークを検索するかどうかを示します。既定値は True です。

leaveOpen

Boolean。TextFieldParser オブジェクトを閉じるときに、stream を開いたままにするかどうかを指定します。既定値は False です。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「TextFieldParser コンストラクタ」を参照してください。

path、stream、または reader の各パラメータによって表されるファイルやストリームを解析する、新しい TextFieldParser オブジェクトを作成します。

defaultEncoding パラメータを指定すると、このコンストラクタはそれを既定のエンコーディングとして使用します。

detectEncoding パラメータが True の場合、このコンストラクタは、ファイルやストリームの先頭 3 バイトを確認してエンコーディングの検出を試みます。UTF-8、リトル エンディアン Unicode、ビッグ エンディアン Unicode の各テキストは、ファイルがそれぞれに対応するバイト順マークで開始される場合には自動的に認識されます。それ以外の場合は、defaultEncoding で指定されたエンコーディングが使用されます。

注意
特定のカルチャ設定で文字セットをコンパイルし、同じ文字を異なるカルチャ設定で取得すると、文字が正しく解釈されない場合があり、例外がスローされることもあります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TextFieldParser クラス
TextFieldParser メンバ
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser
その他の技術情報
TextFieldParser コンストラクタ
TextFieldParser オブジェクト
方法 : Visual Basic でコンマ区切りのテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で固定幅のテキスト ファイルを読み取る
方法 : Visual Basic で複数の書式を持つテキスト ファイルを読み取る

TextFieldParser プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	CommentTokens	コメント トークンを定義します。コメント トークンとは、コメント行であることを示すために、行頭に配置される文字列です。コメント トークンの配置された行は、パーサーによって無視されます。
	Delimiters	テキスト ファイルの区切り記号を定義します。
	EndOfData	現在のカーソル位置とファイルの終端との間に、空行またはコメント行以外のデータが存在しない場合、True を返します。
	ErrorLine	最近発生した MalformedLineException 例外の原因となった行を返します。
	ErrorLineNumber	最近 MalformedLineException 例外が発生した行の番号を返します。
	FieldWidths	解析するテキスト ファイルの各列の幅を表します。
	HasFieldsEnclosedInQuotes	区切り形式のファイルを解析する際、フィールドが引用符で囲まれているかどうかを示します。
	LineNumber	現在の行番号を返します。ストリームから取り出す文字がなくなった場合は -1 を返します。
	TextFieldType	解析対象のファイルが区切り形式か固定幅形式かを示します。
	TrimWhiteSpace	フィールド値から前後の空白をトリムするかどうかを示します。

参照

関連項目

TextFieldParser クラス
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
TextFieldParser クラス

その他の技術情報

TextFieldParser オブジェクト
TextFieldParser オブジェクトのメンバ
TextFieldParser.CommentTokens プロパティ
TextFieldParser.Delimiters プロパティ
TextFieldParser.EndOfData プロパティ
TextFieldParser.ErrorLine プロパティ
TextFieldParser.ErrorLineNumber プロパティ
TextFieldParser.FieldWidths プロパティ
TextFieldParser.HasFieldsEnclosedInQuotes プロパティ
TextFieldParser.LineNumber プロパティ
TextFieldParser.TextFieldType プロパティ
TextFieldParser.TrimWhiteSpace プロパティ
TextFieldParser.Close メソッド
TextFieldParser.PeekChars メソッド
TextFieldParser.ReadFields メソッド
TextFieldParser.ReadLine メソッド
TextFieldParser.ReadToEnd メソッド
TextFieldParser.SetDelimiters メソッド
TextFieldParser.SetFieldWidths メソッド
My.Computer.FileSystem.OpenTextFieldParser メソッド
TextFieldParser オブジェクトによるテキスト ファイルの解析
例外のトラブルシューティング : Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser.MalformedLineException

TextFieldParser メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Close	現在の TextFieldParser オブジェクトを閉じます。
	Dispose	オーバーロードされます。 TextFieldParser オブジェクトによって使用されているリソースを解放します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	PeekChars	カーソルを進めずに、指定された文字数を読み込みます。
	ReadFields	現在行のすべてのフィールドを読み込んで文字列の配列として返し、次のデータが格納されている行にカーソルを進めます。
	ReadLine	現在の行を文字列として返し、カーソルを次の行に進めます。
	ReadToEnd	テキスト ファイルの残りの部分を読み込み、文字列として返します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	SetDelimiters	リーダーの区切り記号を指定された値に設定し、フィールドの種類を Delimited に設定します。
	SetFieldWidths	リーダーの区切り記号を指定された値に設定し、フィールドの種類を FixedWidth に設定します。
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Dispose	オーバーロードされます。 TextFieldParser オブジェクトによって使用されているリソースを解放します。
	Finalize	オーバーライドされます。 TextFieldParser オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前にリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

TextFieldParser クラス
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
TextFieldParser クラス

その他の技術情報

TextFieldParser オブジェクト
TextFieldParser オブジェクトのメンバ
TextFieldParser.CommentTokens プロパティ
TextFieldParser.Delimiters プロパティ
TextFieldParser.EndOfData プロパティ
TextFieldParser.ErrorLine プロパティ
TextFieldParser.ErrorLineNumber プロパティ
TextFieldParser.FieldWidths プロパティ
TextFieldParser.HasFieldsEnclosedInQuotes プロパティ
TextFieldParser.LineNumber プロパティ
TextFieldParser.TextFieldType プロパティ
TextFieldParser.TrimWhiteSpace プロパティ
TextFieldParser.Close メソッド
TextFieldParser.PeekChars メソッド
TextFieldParser.ReadFields メソッド
TextFieldParser.ReadLine メソッド
TextFieldParser.ReadToEnd メソッド
TextFieldParser.SetDelimiters メソッド
TextFieldParser.SetFieldWidths メソッド
My.Computer.FileSystem.OpenTextFieldParser メソッド
TextFieldParser オブジェクトによるテキスト ファイルの解析
例外のトラブルシューティング : Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser.MalformedLineException

TextFieldParser メンバ

構造化されたテキスト ファイルを解析するためのメソッドおよびプロパティを提供します。

TextFieldParser データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	TextFieldParser	オーバーロードされます。 TextFieldParser クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	CommentTokens	コメント トークンを定義します。コメント トークンとは、コメント行であることを示すために、行頭に配置される文字列です。コメント トークンの配置された行は、パーサーによって無視されます。
	Delimiters	テキスト ファイルの区切り記号を定義します。
	EndOfData	現在のカーソル位置とファイルの終端との間に、空行またはコメント行以外のデータが存在しない場合、True を返します。
	ErrorLine	最近発生した MalformedLineException 例外の原因となった行を返します。
	ErrorLineNumber	最近 MalformedLineException 例外が発生した行の番号を返します。
	FieldWidths	解析するテキスト ファイルの各列の幅を表します。
	HasFieldsEnclosedInQuotes	区切り形式のファイルを解析する際、フィールドが引用符で囲まれているかどうかを示します。
	LineNumber	現在の行番号を返します。ストリームから取り出す文字がなくなった場合は -1 を返します。
	TextFieldType	解析対象のファイルが区切り形式か固定幅形式かを示します。
	TrimWhiteSpace	フィールド値から前後の空白をトリムするかどうかを示します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Close	現在の TextFieldParser オブジェクトを閉じます。
	Dispose	オーバーロードされます。 TextFieldParser オブジェクトによって使用されているリソースを解放します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	PeekChars	カーソルを進めずに、指定された文字数を読み込みます。
	ReadFields	現在行のすべてのフィールドを読み込んで文字列の配列として返し、次のデータが格納されている行にカーソルを進めます。
	ReadLine	現在の行を文字列として返し、カーソルを次の行に進めます。
	ReadToEnd	テキスト ファイルの残りの部分を読み込み、文字列として返します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	SetDelimiters	リーダーの区切り記号を指定された値に設定し、フィールドの種類を Delimited に設定します。
	SetFieldWidths	リーダーの区切り記号を指定された値に設定し、フィールドの種類を FixedWidth に設定します。
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Dispose	オーバーロードされます。 TextFieldParser オブジェクトによって使用されているリソースを解放します。
	Finalize	オーバーライドされます。 TextFieldParser オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前にリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

TextFieldParser クラス
Microsoft.VisualBasic.FileIO 名前空間
TextFieldParser クラス

その他の技術情報

TextFieldParser オブジェクト
TextFieldParser オブジェクトのメンバ
TextFieldParser.CommentTokens プロパティ
TextFieldParser.Delimiters プロパティ
TextFieldParser.EndOfData プロパティ
TextFieldParser.ErrorLine プロパティ
TextFieldParser.ErrorLineNumber プロパティ
TextFieldParser.FieldWidths プロパティ
TextFieldParser.HasFieldsEnclosedInQuotes プロパティ
TextFieldParser.LineNumber プロパティ
TextFieldParser.TextFieldType プロパティ
TextFieldParser.TrimWhiteSpace プロパティ
TextFieldParser.Close メソッド
TextFieldParser.PeekChars メソッド
TextFieldParser.ReadFields メソッド
TextFieldParser.ReadLine メソッド
TextFieldParser.ReadToEnd メソッド
TextFieldParser.SetDelimiters メソッド
TextFieldParser.SetFieldWidths メソッド
My.Computer.FileSystem.OpenTextFieldParser メソッド
TextFieldParser オブジェクトによるテキスト ファイルの解析
例外のトラブルシューティング : Microsoft.VisualBasic.FileIO.TextFieldParser.MalformedLineException