SFC版との差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:57 UTC 版)
視点はSFC版の俯瞰視点から3Dグラフィックによるサードパーソン視点に変更(一部俯瞰視点のフィールドがある)。 キャラクターステータスのカスタム化や一部コマンドのショートカット登録の実装、魔法、必殺技も含め戦闘でのほぼシームレスな挙動、ジャンプや強弱攻撃、緊急回避などのアクション性を強化したほか各キャラクターのフルボイスも実装。 ステータス「すばやさ」「たいりょく」が削除。「守」が追加。 新たな装備要素としてアビリティが追加。レベルアップ時に貰えるアビリティポイントを使用して取得する。また、パーティ全員が装備できるリンクアビリティも存在する。 くろこげやクリティカルなどのステータスが追加。 SFC版では主人公の名前変更可能だったが、フルボイス化により変更不可となった。 主人公以外の仲間2名加入時に、そのキャラの序盤をプレイすることが可能となった(主人公選択時の第一キャラと同等の内容。ダイジェスト化かつスキップも可能。またプレイした場合の持ち物・経験値等は引き継がれない)。 クリア後、そのセーブデータをロードするとラストボス撃破前の状態に戻され、別エピソードによる冒険が挿入される(無視してラストボスと再戦することも可能たが、強さ等は一切変化がない)。その過程でSFC版で存在のみ一部で語られていたクラス4へのクラスチェンジの為のアイテムが入手できる。別エピソードをクリアすると強くてニューゲームができるようになった。なお、セーブデータの一覧画面において、メインストーリーのクリアデータはセーブ場所の横に☆一つ、別エピソードのクリアデータ(強くてニューゲーム対象)は同じく☆☆二つが付与されている。強くてニューゲームで開始したデータはその文字が金色になっている。 新アイテム「女神の天秤」を使用することでクラスリセットが可能になり、クラス1に戻せるようになった。 フィールドが広くなり、画面切り替えが大幅に減少。それに伴い戦闘は敵のグループ毎に範囲が定められ、その範囲内に入りかつ敵に感知されると戦闘が開始される(通常の敵であれば、範囲内に入り気づかれる前に攻撃を開始することも状況次第で可能)。戦闘途中に範囲の端まで行くと黄色または赤色のラインが表示され、黄色の場合は外側へ向かって進行を進めようとしたまま敵からの攻撃を受けず一定時間経過すると戦闘を離脱できるが、赤色の場合は敵グループを倒すまで離脱不可(ボス戦、ストーリー上のイベントバトル、罠など。これに伴い、SFC版における「閉じ込められた」演出は廃止)。 世界各地に「サボテン君」が出現。発見した数に応じて、ショップでの割引・宿屋無料などの特典が得られるようになる。 種を使用することでアイテムを輩出する、植木鉢にレベルを追加。何度も種を植えることで植木鉢の経験値が上昇し、レベルを上げることで種から良いアイテムが出現しやすくなり、敵から種アイテムのドロップ率が上昇するなどの特典が得られる。一部の種アイテム(武器防具、魔法、飛び道具、ふしぎな)は廃止し、これらから出現したアイテムはアイテムの種と、新たに追加された3種のアイテムの種(銀色・金色・虹色)から出現するように変更された。 難易度を選択できるようになった。ゲーム発売当初は「ハード」・「ノーマル」・「イージー」・「ベリーイージー」の4種類の難易度から選択出来、ベリーイージーでは全滅してもその場で復活することが可能であり、他3種類はさほど大差ない難易度となっていた。発売から約半年後の2020年10月14日にゲームのアップデートが行われ、新たに「ノーフューチャー」・「ベリーハード」の2種類の難易度が追加された。従来の難易度とは桁違いで、とりわけノーフューチャーは使用可能なアビリティやアイテム数に制限が設けられたり、敵の強さも大幅に上がるなどクリアが相当困難となっているが、隠しシナリオまでクリアすると特殊なアイテムが手に入るといった特典がある。 進行方向のフィールド切替ポイントあるいは会話必須の人物、イベント発生地点等にアイコンが表示されるようになり、それに従ってプレイすることでストーリーをスムーズに進行することができるようになった(ただし、あえてアイコンを非表示にして進行方向をプレイヤーの推理に委ねるエリアがある。他にもそのアイコンの場所に辿り着くまでにギミック等の攻略が必要だったり、アイコンがあることで逆に混乱を招くエリアもある)。 重要アイテムや精霊を使って進めるイベントは所持済・契約済の場合自動で進むようになった(ちびっこハンマー等はイベントアイテム扱いとなりリングコマンドでアイテムとして使用できない)。 一部矛盾した会話を修正。 特定のキャラを主人公にしている場合のみ挑むことができた、裏ボスとの戦闘が全キャラ可能となった。 BGMは、リメイク版とオリジナル(SFC)版を切替可能。また、一部BGMが変更されている(例:タイトル画面『Closed garden』→『Meridian Child』、序盤のジャド脱出シーン『Walls and Steels』→『Nuclear Fusion』など)。また、宿屋に泊まったときにSEは流れない。
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