SFC版『スターフォックス』との主な相違点
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「スターフォックス64」の記事における「SFC版『スターフォックス』との主な相違点」の解説
宙返りやチャージ弾など、アーウィンに新しい機能が追加されている。 SFC版ではブースト/ブレーキに使うゲージが一度の使用で空になるが、本作では作動時間を手動で調整可能となり、その分だけゲージを消費する。途中でブースト/ブレーキを解除し、ゲージの消費が少なければ短いインターバルで再使用が可能。 ウィングが受けるダメージに関するシステムの変更。地形・敵機・実弾兵器に接触すると、それがウィングに直接衝突した場合でなくてもウィングとシールドの両方がダメージを受ける。 光学兵器などが命中した場合、シールドのみダメージを受け、ウィングは破損しない。 ウィングが破損するとレーザー強化が失われる。また片方破損すると無操作では真っすぐ進めなくなり、両方破損すると無操作では高度を維持できずにゆっくり降下する。 ステージをクリアするとシールドとウィングのダメージがリセットされ、破損したウィングも修復される。 レーザー強化アイテムやウィング修復アイテムを取ると、破損していないウィングの耐久力も全回復する。 スコアシステムの変更。敵機を原則的に1機1点として、撃墜した数がそのまま得点になる。撃墜時のボーナスを加えたものが最終的なスコア(撃墜数)となる。撃破ボーナスについては、チャージ弾が着弾した際に生じる爆発(直撃弾分を除く)で巻き込んだ敵機の分だけ増加(非撃破でも爆発がヒットすれば増加対象)、特定の敵機撃破、特定行動による敵機撃破等がある。 残機システムの変更。コンティニューシステムが廃止。ただしステージクリア時に撃墜数が総計100を超える毎に残機が1機増えるようになり、他にも1UPできるアイテムが登場しているため、リトライできるチャンスは実質的に増加の傾向がある。 トップスが廃止され、1UPアイテムを直接入手できる(ただし出現は一部のステージに限られ、特殊な条件を満たさないと出ない物もある)。 残機を1機消費することで、ステージ攻略中はそのステージを、ステージクリア後のマップ画面では直前のステージを、それぞれやり直すことが可能。残機が残っていない場合に実行すると自発的にゲームオーバーになる。 仲間の機体のシステムが大幅変更。ピンチに陥った時に限り一定時間ごとに一定ダメージを受けるのではなく、どのような際も実際に命中した攻撃に応じたダメージを受ける。つまり長時間敵機に追われていても被弾しなけれはシールドはまったく減らず、逆に短時間であっても多く攻撃を受ければそれだけシールドが多く減少する他、敵に追われていなくとも流れ弾を受けた時点でシールドは減少する。 自機が仲間に誤射をした場合でも仲間の機体がダメージを受ける。ただしスマートボムなどの爆発は例外。3DSモードでは誤射してもダメージを受けない。 ステージをクリアした時の撃墜数に応じてシールドが回復する(撃墜寸前の瀕死状態から全回復させようとすると400点以上必要となる)。 シールドがゼロになると戦線より撤退し、作戦から離脱。戦線離脱した仲間は次のステージに出撃できなくなり、2つ先のステージから戦線復帰する。例外はセクターX及びタイタニアのスリッピー(セクターXでは前ステージでやられていてもボス直前で強制復活。タイタニアでは最初は離脱していて、ボス戦で救出すると復帰)、アクアス(仲間が出撃しないため戦線離脱せずシールドも全回復する)、エリア6とボルス、ベノム(これらのステージ以降で離脱すると復帰がエンディング時になる)。 仲間はそれぞれ別々の役割を担当している部分があり、一人が戦線離脱をすると他の仲間だけではカバーしきれない部分がある。また、仲間の有無で出現する敵や挙動、セリフが変わる事もある。例えばボスのシールド表示には原則的にスリッピーの戦線参加が条件となっている。ただしスリッピーがいなくてもシールド表示されるボス(スターウルフ)や、スリッピーを参戦させていてもシールド表示されないボス(マン・ドリル)もいる。 他にも、ペッピーは敵の弱点や攻略法を教えてくれ、ファルコがいないとほとんどのルート分岐に進むことができない。
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