NHKマイルカップ、日本ダービーとは? わかりやすく解説

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NHKマイルカップ、日本ダービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:02 UTC 版)

クロフネ」の記事における「NHKマイルカップ、日本ダービー」の解説

3歳となって初戦は、当初2月4日東京競馬場行われる共同通信杯目標調整進めていたが、軽い骨瘤と歯替わりがあったため回避し3月24日毎日杯出走したレースが行われるまでの調教モタれる癖を矯正するためにブリンカー着用して行いレースでもブリンカー着用して出走したそれまでの4レース鞍上務めた松永幹夫ドバイ遠征行っていたため四位洋文乗り替わって出走となり、単勝1.3倍の1番人気に支持された。終始楽な手応え2番手を追走し、直線入り口馬なりのまま先頭に立ち、4コーナールゼルコイントス迫っていったもののスピード違い振り切って瞬く間リード広げていき、2着コイントスに5馬身、3着ダイタクバートラムにさらに5馬身という差をつけて重賞初勝利挙げた後半5ハロン全て11秒台で走り走破タイム1分58秒6は前走同じ距離で走ったアグネスタキオンタイムを2秒2上回り古馬コースレコードに0秒3差迫るという優秀なのだったレース後、四位洋文は「僕は乗ってただけでした本当にいい馬。順調にいってほしいですね」とコメントし松田は「3か月かけてまっすぐ、かつ自信持って走れるようにテーマ持ってきましたいろんなことをクリアしてきましたが、前に馬を置いて願ったりレースできましたね。より強い勝ち方をすることで、ファン喜んでくれるでしょう。次走はNHKマイルカップを使う公算大きいですが、ブリンカーは取る予定。そこでどんな走りをするかチェックしてダービー向かいます」とコメントした日本ダービー目指す当たっては、GINHKマイルカップで2着までに入るか、京都新聞杯または青葉賞勝利するという条件を満たす必要があった。それまで出走歴から、2000メートル京都新聞杯か、ダービーと同じ2400メートル青葉賞に向かうともみられていたが、松田馬主金子相談のうえで、距離が1600メートルと短いNHKマイルカップ選択東京競馬場のゆったりとしたコース形態と、GIの格を重視してのものだったまた、クラシック三冠初戦皐月賞無敗のまま制したアグネスタキオン意識し、「GIタイトル持ってアグネスタキオン対決すれば、よりダービー盛り上がるだろうと決めた」と公言してもいたが、アグネスタキオンNHKマイルカップ最終追い切り済ませた後に屈腱炎発症報じられ戦線離脱以後復帰することなく9月引退している。 5月6日迎えたNHKマイルカップでは、馬主金子当時フランス滞在していた武豊直接騎乗依頼し、武もこれを快く承諾したため新コンビ組んで出走となった当日単勝オッズ1.2倍の1番人気に支持されるスタート切られる行き脚がつかず、それまで好位からのレース続けていたところから一転し後方14番手から進むことになった平均ペース流れるなか、そのまま後方待機策をとると、最後直線では馬群を縫うようにして抜け出していった。その時点ではまだ10番手で逃げるグラスエイコウオーと未だ大きな差があったが、鞍上の武が鞭を入れると一気加速しゴール前で同馬を半馬身差し切って優勝果たしたクロフネ加え松田にとってもこれが開業6年目でのGI制覇となった武豊デビュー2年目からの連続GI勝ちの記録14年伸ばした出走獲得となったダービーへ向け、松田は「道中位置取りに少しハラハラしました後方から直線だけで差し切って競馬でしたが、次のダービーにつながる内容だったと思います」と感想述べ、また武は「ストライド大きく乗っていてあまりスピード感がない馬なので一瞬配しましたが、きちんと差し切ってくれましたね。素晴らしい馬だと思います間違いなくダービーの有力馬の1頭でしょう」と称えた日本ダービー5月27日)ではアグネスタキオンこそ不在だったが、皐月賞2着のダンツフレーム、同3着のジャングルポケットが顔を揃えクロフネ対す皐月賞上位馬の決戦という図式となった。1番人気には皐月賞大きな出遅れから3着まで追い上げたジャングルポケット推されて2.3倍、クロフネが3倍でこれに続きダンツフレームが6倍という順となったスタート切られるとテイエムサウスポーが大逃げ打ちダンツフレーム2番集団前方ジャングルポケット12番手、その直後クロフネという隊列となった重馬場にもかかわらず1000メートル通過58秒4とダービー史上最速ペースとなり、ダンツフレーム位置取り下げて一時上位人気3頭が並ぶように進む。第3コーナー過ぎからクロフネダンツフレーム上位進出していき最後直線入ったが、仕掛け遅らせたジャングルポケット抜け出しを図る両馬一気にかわし、ダンツフレーム1馬身半差を付けて優勝クロフネ伸びあぐねて5着と敗れた松田によればダービー向けての「手加減し調整」が裏目に出たといい、「5着という着順は、成功したという感じはもちろんないし、かといって大きく失敗したという感じもない。馬主さんも褒めもしないし、非難もしない。何となく中途半端なレースになってしまった」と振り返っている。

※この「NHKマイルカップ、日本ダービー」の解説は、「クロフネ」の解説の一部です。
「NHKマイルカップ、日本ダービー」を含む「クロフネ」の記事については、「クロフネ」の概要を参照ください。

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