アイ‐ディー‐イー【IDE】
読み方:あいでぃーいー
《integrated drive electoronics》ハードディスクがパソコンのISAバスに直接接続するためのインターフェース。現在販売されているパソコンにはIDE方式を拡張したEIDEが広く採用されている。
アイ‐ディー‐イー【IDE】
読み方:あいでぃーいー
《Institute of Developing Economies》アジア経済研究所。昭和33年(1958)財団法人として設立、昭和35年(1960)特殊法人に改組。平成10年(1998)、ジェトロと統合。平成15年(2003)独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所(IDE-JETRO)となる。
アイ‐ディー‐イー【IDE】
読み方:あいでぃーいー
アイ‐ディー‐イー【IDE】
読み方:あいでぃーいー
IDE
統合開発環境
別名:IDE,Integrated Development Environment
統合開発環境とは、ソフトウェアの開発において用いられるエディタ、コンパイラ、リンカ、デバッガ、その他の支援ツールなどを統合・統一化した開発環境のことである。
ソフトウェアを開発する場合、一般的には、作業の各段階に応じて複数のソフトウェアが使用される。プログラムのソースコードを編集するためのテキストエディタ、そのソースコードからオブジェクトコードを生成するためのコンパイラ、オブジェクトコードからターゲットCPU向けの実行コードを生成するリンカ、作成済みのプログラムのバグを検出するためのデバッガ、その他、変数の参照場所を一覧表示させるようなプログラミング支援機能など、多種多様なツールも用いられる。このようなツール群を一括して提供する開発環境が統合開発環境と呼ばれる。
統合開発環境には、ソフトウェア開発に必要な最低限のツールがすべて含まれているため、統合開発環境を導入すれば、すぐに開発作業に取り掛かることができる。また、各機能の操作感が統一されており、機能間の連携も取られているため、効率化が図られるというメリットもある。
UNIXなどにおける伝統的なコマンドライン入力の環境でも、個別のツールを連携させた開発環境はあるが、多くの場合、統合開発環境はWindowsなどの上でGUIを中心とした動作が前提されている。コマンドライン入力では、操作対象を文字で指定するため、細かい開発補助機能を用いることは煩雑となりやすいが、GUIの統合開発環境上では、気軽に実行できることが多い。例としては、コードヒントや自動補完、変数の参照一覧、ヘルプによるライブラリ情報の表示、クロスリファレンス、バグ発生時の原因表示などがある。
Windows向けアプリケーション開発用の統合開発環境の主な製品として、MicrosoftのVisual Studioを挙げることができる。Visual Studioでは、.NET Frameworkをベースとして、Visual Basic、C++、C#などのプログラミング言語によって開発が可能である。
Javaを中心としたプログラミング言語を扱う統合開発環境としては、オープンソースで提供されているEclipseが著名である。Eclipseは、もともとIBMによって商用製品として提供されており、後にオープンソースプロジェクトに寄贈された経緯を持つ。Javaをメインとする開発環境であるが、C言語、C++、PHPといった、Java以外のプログラミング言語の開発環境として用いることもできる。また、Java向けの統合開発環境としては、Sun Microsystemsが提供しているNetBeans、JBuilderなどもよく用いられている。
IDE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 17:00 UTC 版)
IDE
- Integrated Drive Electronics - パソコンにハードディスク等を接続するためのインターフェース規格。Advanced Technology Attachment(ATA)を参照。
- インターネット民主党 (洪:Internetes DEmokrácia pártja 英:party of Internet DEmocracy)は、ハンガリーの政党。
- 統合開発環境 (Integrated Development Environment) - ソフトウェア開発環境。
- アジア経済研究所(IDE, Institute of Developing Economies)
- IDE大学協会 (Institute for Development of Higher Education) - 日本の大学関係者の任意団体。
- 元F1ドライバー、井出有治の通称。
- インスリン分解酵素 (insulin degrading enzyme)
IDE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 18:04 UTC 版)
「Advanced Technology Attachment」の記事における「IDE」の解説
PC/ATのハードディスクインタフェースは、当初ST-506、次いでST-506を高速化したESDIやSCSI等が使用されていたが、次第にST-506をインテリジェント化(ドライブとコントローラを統合)した1986年にコンパックとコナー・ペリフェラルが開発したIDE (Integrated Drive Electronics) が大勢を占めるようになった。 その後、各社独自の拡張が行われ、互換性に問題が出てきたため、1989年に各HDDメーカが共通仕様であるATA (AT Attachment interface) を制定し、1994年にANSIでATA-1として規格化された。 IDE HDDのパラメータの制約HDD側BIOS側小さい方シリンダ番号 (C)0~65535 0~1023 0~1023 ヘッド番号 (H)0~15 0~254 0~15 セクタ番号 (S)1~255 1~63 1~63 最大容量128GB 7.8GB 504MB IDE HDDには、504Mバイト(512×1024×16×63 = 528,482,304バイト)を超える容量が認識されないという問題があった。これは「504MBの壁」といわれ、1993年頃までに発売されたPCではこの問題がある。HDD側のパラメータとPC/ATのBIOS (INT 13H API) のパラメータのミスマッチに起因する。ただし、504MBの壁は、あくまでIDE HDDとPCのBIOSの組み合わせにより生じる問題であり、HDD側ではもっと大きな容量(理論上の最大値は128GB)のアドレッシングが可能である。すなわち、一般には「504MBを境にEIDE HDDとIDE HDDが分かれる」と思われている場合があるが、実はHDD側にはそのような区別はない。
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