DSM (企業)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > DSM (企業)の意味・解説 

DSM (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/22 16:37 UTC 版)

DSM
Koninklijke DSM N.V.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 オランダ
リンブルフ州ヘールレン
設立 1902年(オランダ国営炭鉱)
業種 化学
事業内容 化学品の製造
代表者 Feike Sijbesma
売上高 €9.181 billion
総資産 €12.126 billion
従業員数 21,351人
外部リンク dsm.com
テンプレートを表示
DSM本社

DSMオランダ語: Koninklijke DSM N.V.)は、オランダに本社を置く化学企業。オランダ政府が経営する炭鉱会社として設立されたが、1929年に化学事業(化学肥料事業)へ進出し、現在ではライフサイエンス分野まで手掛ける総合化学メーカーへと転換している。1996年に完全民営化した。

沿革

[1]

事業内容

ヘールレン市にて採炭を行う国営企業として設立されたが、1900年代初頭より化学肥料の製造を開始し、その後、カプロラクタム系製品やポリエチレン等のバルクケミカル事業へ進出する一方で、1973年に炭鉱を完全閉鎖、化学会社への転換を果たした(日本宇部興産に類似)。その後、ライフサイエンス分野(ビタミンカロテノイド)を買収する一方で石油化学事業の売却を行う[2]。近年は、先端技術を有する各国のベンチャー企業への投資事業も行っている。

最高経営責任者のFeike Sijbesmaは被買収企業であるGist-Brocades出身の企業経営者[3]オランダ銀行監査役[4]CEFIC(欧州化学工業連盟)ボードメンバー[5]を務める。

日本におけるDSM

DSM株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
105-0011
東京都港区芝公園二丁目6番3号
業種 化学
代表者 代表取締役 丸山 和則
資本金 1億円
純利益
  • 5,014万3,000円
(2024年12月期)[6]
総資産
  • 127億5,231万3,000円
(2024年12月期)[6]
決算期 12月末日
テンプレートを表示

日本法人「DSM株式会社」は、東京(芝公園)にオフィスを持ち、日本における事業統括および健康・機能性食品・飲料と動物飼料用ビタミン、カロテノイド、化粧品原料の販売を行っている。エンジニアリング・プラスチックス分野については、別法人「ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス株式会社」(法人登記はカタカナ表記)があり、自動車及び電気電子用途としての高機能樹脂の開発・生産・販売を行っている。

主な製品

関連項目

チームDSM - UCIワールドチームにカテゴライズされるサイクルロードレースチーム。2021年より同社がメインスポンサーを務めている。

出典

  1. ^ History”. DSM. 2015年6月13日閲覧。
  2. ^ DSMの経営方針”. 化学業界の話題. 2015年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月13日閲覧。
  3. ^ Feike Sijbesma”. DSM. 2015年6月13日閲覧。
  4. ^ Supervisory Board”. オランダ銀行. 2015年6月13日閲覧。
  5. ^ Cefic's Board and Executive Committee Members”. CEFIC. 2015年6月13日閲覧。
  6. ^ a b DSM株式会社 決算公告

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「DSM (企業)」に関係したコラム

  • 世界の株価指数一覧

    株価指数は、証券取引所に上場している銘柄を一定の基準で選出し、それらの銘柄の株価を一定の計算方法で算出したものです。例えば、日本の株価指数の日経平均株価(日経平均、日経225)は、東京証券取引所(東証...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「DSM (企業)」の関連用語

DSM (企業)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



DSM (企業)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDSM (企業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS