DRZ400Sとは? わかりやすく解説

DR-Z400S

DR-Z400S
DR-Z400S SPECIFICATIONS
型 式 BC-SK43A
全 長/全 幅/全 高 2,310mm/875mm/1,225mm
軸間距離/最低地上高 1,475mm/300mm
シート高/乾燥重量 895mm/130kg
定地燃費 40.0km/L(60km/h)
エンジン型式 K419・水冷4サイクル単気筒
方式 DOHC・4バルブ
総排気量 398cm3
内径×行程/圧縮比 90.0mm×62.6mm/11.3
最高出力 29kW〔40PS〕/7,500rpm
最大トルク 39N・m〔4.0kg・m〕/6,500rpm
キャブレター形式 BSR36
始動方式 セルフ
点火方式 CDI
潤滑方式 ドライサンプ
潤滑油容量 1.9
燃料タンク容量 10L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 第1速 2.285
第2速 1.733
第3 1.375
4速 1.090
5速 0.863
減速比1次/2次) 2.960/2.866
フレーム形式 セミダブルクレードル
キャスター/トレール 28°45 '/117mm
ブレーキ形式前後 油圧式ディスク
タイヤサイズ(前) 80/100-21M/C 51P
タイヤサイズ(後) 120/90-18M/C 65P
舵取り左右 45°
乗車定員 2名
●この仕様は改良のため予告なく変更する場合あります。●車体色モニター表示のため実物多少異な場合あります。※定地燃費定められ試験条件のもとでの数値です。実際走行は、この条件気象道路・車両・運転・整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃費異なります。●エンジン出力表示は、「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kg・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。 〔 〕内は、旧単位での参考値です。

スズキ・DR-Z400

(DRZ400S から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 02:12 UTC 版)

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スズキ・DR-Z400S
表中 ( ) 内はDR-Z400SM
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
車体型式 BC-SK43A (BC-SK44A)
エンジン K419型 398 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
最高出力 40ps / 7,500rpm
最大トルク 4.0kg・m / 6,500rpm
      詳細情報
製造国
製造期間
タイプ デュアルパーパス (スーパーモタード)
設計統括
デザイン
フレーム セミダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,310 (2,225) mm × 875 (850) mm × 1,225 (1,195) mm
ホイールベース 1,475 (1,460) mm
最低地上高
シート高 895 (870) mm
燃料供給装置 キャブレター (BSR36)
始動方式
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式5段リターン
サスペンション テレスコピック式・正立 (倒立)
スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 10 L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ホンダ・XR400Motard
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DR-Z400(ディーアール-ゼットよんひゃく)とは、スズキが製造している排気量400ccの水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを搭載したオートバイのシリーズ車種である。なお、2019年現在日本仕様の発売はされていない。

モデル一覧

DR-Z400S

DR-Z400Sは、2000年4月1日に発売された[1]。車体は市販レーサーRMをベースに開発されたクロームモリブデン鋼材。そこに新開発された4サイクル水冷単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、排ガス規制によって2ストロークマシンの生産が終了していく中で人気を博した。

2008年に4ストロークマシンも排ガス規制強化の影響を受けることになったため、同年11月にメーカーから日本仕様の生産終了が公表された。なお、2017年現在、北米仕様の生産は継続されている。

DR-Z400SM

DR-Z400SMは、2003年に行われた第37回東京モーターショーにてコンセプトモデルとして参考出品された「DR-Z400S スーパーモタード」[2]を商品化したものである。2004年12月1日に発売された[3]

その名の通りDR-Z400Sをスーパーモタード仕様に改良したもので、エンジン等の基本設計はDR-Z400Sと変わらないが、足回りを中心にオンロード向けに大幅に改良しており、カタログスペックに現れないポテンシャルが高く評価され、スーパーモタードの枠に囚われずジムカーナなどのオンロードスポーツにも使用され、ベースとなったDR-Z400Sを超えヒット車種となった。

2006年にはレンサル製のテーパーハンドルバーと、前後にアクスルスライダーが追加された。

なお400Sと同様の理由で日本仕様は生産終了となったが、この車両も北米仕様とオセアニア仕様の生産は継続されている。

車両解説

倒立フロントフォーク
市販レーサーRM譲りの前後サスペンションを装備。RMと基本的に同一構造の分離加圧式を採用している。アウターチューブ表面には、カシマコートを施している。これにより、表面硬度と潤滑性を両立させ、フリクション低減を実現している。
ディスクブレーキ
フロントに310mmの大径ディスクを採用。ハードブレーキに対して、高い制動力を発揮する。リヤディスクには、市販レーサーRMの240mm大径サイズを採用。
ホイール
スーパーモタードモデルならではの、17インチを採用。タイヤは、ダンロップのラジアルタイヤD208をベースに、モタードの軽量な車体に合わせた仕様の専用タイヤD208SMを履いている。チェーンアジャスターはロードモデルや、レーサーに使用されている、スライダー式となっている。

DR-Z400SMZ

DR-Z400SMZは、DR-Z400SMの限定モデルである。2007年1月30日に300台の限定販売された[4]。車体色に「グランブルーNo.2/ミスティックシルバーメタリック」を採用。国内二輪車で初めて、ラジエーターシュラウド全体にフルラッピング工法を採用し、シルバーとブルーの専用グラフィックを施し、前後ホイールのアルミリムとハンドルバーにブルーのアルマイト処理を施している。

DR-Z400・E

DR-Z400[1]は2000年4月1日、DR-Z400Sと同時に発売された競技用車両である。S から保安部品を外して軽量化した仕様となっていた。

DR-Z400Eは2007年に発売されたセルフスターターを標準装備した競技用車両である。ケーヒンのFCR φ39 フラットバルブキャブレターを標準装備し49PSを発生した。

いずれの車両も日本仕様の発売は終了となったが、保安部品を装備したオセアニア仕様は2013年現在も発売されている。

脚注

  1. ^ a b 軽量・ハイパワーのデュアルパーパスバイク「DR-Z400S」新発売
  2. ^ 第37回 東京モーターショー2003 スズキ二輪サイト
  3. ^ 新型オンロードスポーツバイク「DR-Z400SM」を発売
  4. ^ スズキ、オンロードスポーツバイクの限定車「DR-Z400SMZ」を発売

公式サイト


DR-Z400S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 02:12 UTC 版)

スズキ・DR-Z400」の記事における「DR-Z400S」の解説

DR-Z400Sは、2000年4月1日発売された。車体市販レーサーRMベース開発されクロームモリブデン鋼材。そこに新開発された4サイクル水冷単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し排ガス規制によって2ストロークマシンの生産終了していく中で人気博した2008年に4ストロークマシンも排ガス規制強化影響を受けることになったため、同年11月メーカーから日本仕様生産終了公表された。なお、2017年現在北米仕様生産継続されている。

※この「DR-Z400S」の解説は、「スズキ・DR-Z400」の解説の一部です。
「DR-Z400S」を含む「スズキ・DR-Z400」の記事については、「スズキ・DR-Z400」の概要を参照ください。

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