DOCSIS
Data Over Cable Service Interface Specifications
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 10:30 UTC 版)
DOCSIS (Data Over Cable Service Interface Specifications) は、同軸ケーブルを用いた通信サービスの国際規格である。日本語では通常「ドクシス」と発音される[1]。
- ^ “DOCSISとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2021年5月17日閲覧。
- ^ CNCI グループの「知多メディアス」、実測270Mbps のサービスを開始~ケーブルインターネットでは国内最高速!~ (PDF)
- ^ ケーブルテレビ技術の取組み 日本ケーブルラボ 2006年4月21日 (PDF)
- ^ “CMTS・モデムメーカーから見たDOCSIS3.1の技術的特長と期待” (PDF). 2016年4月23日閲覧。
- ^ “次世代CATV規格DOCSIS3.1の幕開け”. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “Full Duplex DOCSIS® 3.1 Technology: Raising the Ante with Symmetric Gigabit Service”. 2016年5月19日閲覧。
- ^ “10G Technology Low Latency DOCSIS”. 2021年11月21日閲覧。
- ^ “DOCSIS® 4.0 Technology - CableLabs”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ “DOCSIS最新動向 ~DOCSIS 3.1、4.0の国際標準化に伴う国内での製品適用性~”. 2021年11月14日閲覧。
- 1 Data Over Cable Service Interface Specificationsとは
- 2 Data Over Cable Service Interface Specificationsの概要
- 3 DOCSIS 4.0
DOCSIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/19 13:44 UTC 版)
詳細は「Data Over Cable Service Interface Specifications」を参照 1990年代末、アメリカのケーブルネットワーク各社が "MCNS" というコンソーシアムを結成し、オープンで相互運用可能なケーブルモデムの仕様策定を急いだ。標準化を急ぐため、当時主流だった独自システム2種の技術を組み合わせるという方針になった。すなわち、物理層はモトローラのCDLPを採用し、MAC層はLANcityのシステムを採用するというものである。最初のドラフト仕様が完成すると、MCNSはCableLabsにこれを託した。CableLabsはケーブルネットワーク各社が研究開発目的で1988年に設立していた非営利団体である。CableLabsは仕様の保守を行い、各種標準化団体(特にSCTEとITU)にその仕様を規格として提案し、ケーブルモデム装置の準拠試験プログラムを開発し、各種拡張仕様のドラフトを作成した。今では実際に運用されているケーブルモデムはほぼ全てDOCSISのいずれかの版に準拠している。アナログテレビにはヨーロッパのPALとアメリカのNTSCがあるため、DOCSISはそれぞれに対応した版に大きく分けられ、ヨーロッパ向けはEuroDOCSISと呼ばれる。大きな違いはチャネル周波数で、アメリカでは6MHz、ヨーロッパでは8MHzとなっている。ほとんどの地域でDOCSISに準拠したケーブルモデムが採用されている。
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