D.S.S.D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 17:08 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」の記事における「D.S.S.D」の解説
セレーネ・マクグリフ(Selene McGriff) 声 - 大原さやか 本作の主人公。D.S.S.D技術開発センター所属の女性技術者で「スターゲイザー計画」の中心人物の1人。28歳のコーディネイター。1度決めた目標は最後までやり通さなければ気が済まない性格で、そのためならばいかなる努力も惜しまない。だが、言い換えれば、目的のために手段を選ばない側面を持ち、たとえ上司に対しても我を押し通す強気な性格。コーディネイターとナチュラルの争いには無関心である。 ファントムペインの襲撃を受けた際は、ソルと共にスターゲイザーで自ら出撃する。スウェンのストライクノワールとの一騎討ちの末、機体を敵に組み付かせアポロンAのプロパルションビームで地球と金星の狭間まで弾き飛ばされてしまう。その後、スウェンと共にスターゲイザーで地球圏への帰途に就いた。コックピット内の酸素が保つのは27日間(648時間)に対して発見時は669時間経過しており、アニメでは生死は曖昧のまま物語は幕を閉じる。 漫画版で追加されたエピローグでは、スウェンとソルとレイエスらの4人でエドモンドの墓参りに行くシーンがあり、生存が確認できる。その際、スウェンをD.S.S.Dのテストパイロットに誘うが、多くのコーディネイターの命を奪った罪悪感から、自分には夢を追う資格がないと断るスウェンを、これからは自分が本当にしたい事に正直に従って生きる責任があると一喝し勧誘に成功、D.S.S.Dを再編する決意をし再び夢を追い始めた。 ソル・リューネ・ランジュ(Sol Ryuune L'ange) 声 - 福山潤 スターゲイザーのパイロットを務める第1世代コーディネイターの少年。16歳。両親を第1次連合・プラント大戦で失い、母方の叔父であるエドモンドに引き取られる。セレーネのことも実の姉のように慕っている。物心ついた時からD.S.S.D育ちであるものの、ナチュラルとコーディネイターの確執については色々と苦悩している。 ファントムペインの襲撃を受けた際は、セレーネと共にスターゲイザーで出撃する。出撃の際、スターゲイザーは胸部ユニットを有人コクピットブロックに換装し、操縦席にはパイロットであるソル、オペレータ席にはセレーネが搭乗し実戦運用された。 非戦闘用MSながらその圧倒的な機動力で敵のスローターダガー部隊を翻弄し、数機の105スローターダガーを撃墜した後にストライクノワールとの一騎討ちとなる。その一騎討ちの最中に、セレーネによって座席ごと強制射出される。その後アポロンAに自力で到着し、アポロンAを指揮してナナバルクを撃沈した。 スターゲイザーは当初「401(ヨンマルイチ)」と呼ばれていたが、ソル・リューネ・ランジュにより「星を見る者」の意で「STARGAZER(スターゲイザー)」と命名された。 エドモンド・デュクロ(Edmond Duclos) 声 - 中田譲治 D.S.S.D技術開発センター保安副部長。37歳のナチュラル。かつては「伝説の鬼車長」の異名を持つ地球連合陸軍の戦車小隊指揮官として勇猛を馳せていた。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦終結と同時に退役(退役時の階級は少佐)し、D.S.S.Dに天下り就職した。戦時中、共にD.S.S.Dの技術者であった姉夫婦が事故死し、残された1人息子であるソルを引き取り育てた。 少年少女のテロリスト達の操縦するジンによる襲撃の際、リニアガン・タンクに搭乗して迎撃する。撃破に成功するものの自身も直撃を受け、セレーネ達が乗ったシャトルを見届けて事切れた(フォルタレザMSテロ事件)。
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