BEATMEN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 13:40 UTC 版)
「DRAGON VOICE」の記事における「BEATMEN」の解説
天海凛(あまみ りん) 主人公。中学3年生(連載開始当時)。15歳。 まっすぐで、負けず嫌いな性格。一度目標としたことは、どんな無茶をしてもやり遂げる。 顔もそれなりに良く、他人の踊りを見ただけでコピーできてしまうほどのダンスの腕前を持つが、唯一の欠点が「聞く者を驚かせるほどのしゃがれ声」。これといった目標もなく、友人と共にストリートダンスを踊るだけの怠惰な日々を過ごしていたが、ひょんなことからアイドルグループ "BEATMEN" と接点を持ち、グループに入る事に。彼のしゃがれ声は「ドラゴンボイス」と名付けられ、BEATMENの面々の歌声の中で一人異彩を放つが、次第にその欠点を補って余りある個性と魅力を発揮し、他のメンバー達と共に歌を彩ることになる。 父親の純一郎は大手自動車メーカーのエンジニア。母親の沙羅は天才と呼ばれた歌手だったが、夢半ばで事故により夭折した。凛のしゃがれ声は、彼女の死後三日三晩喉が切れるまで大声で泣きながら歌い続け、声帯を傷つけたことが原因である。 サラに惹かれつつも、SEIRENのことが気になっているが…。 作中で、他のメンバー達と共に私立藤宮学園高校に進学。なお、元々学業の成績は悪くはないという設定だったが作中のエピソードに合わせて「勉強は苦手」に変更された。 一人暮らしが長いため料理が得意で、作中でも様々な人物に手料理を振る舞っている。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の大ファンで、本人曰く50回は見ているとのこと。 春日信乃(かすが しの) BEATMENのリーダー。17歳。パートはバリトン。北海道出身。 温厚で責任感が強く、BEATMENのメンバーにとっては頼りになる兄のような存在。最初に凛の声に注目し、様々な助言を与えた。歌を始めたきっかけは、子供の頃から体が弱く喘息持ちで、治療を兼ねて教会の聖歌隊に入ったことから。基本的には優しい性格だが、時折頑固な一面ものぞかせる。 自身の体の弱さがBEATMENの活動の足を引っ張ると考え、一度は脱退しようとしたが、メンバー達の熱い思いに触れ、復帰を決意した。 趣味は通販で、自室には便利グッズや健康器具が所狭しと並んでいる。 江藤勇吾(えとう ゆうご) BEATMENのメンバー。15歳。パートはトップテナー。 女の子のようにも見える可愛らしい顔立ちの美少年だが、容姿とは裏腹にクールな性格できつい物言いが目立つ。幼少の頃からモデル・子役として活躍、大手芸能事務所「S-FIELD」に所属していたが物足りなさを感じており、「何か」を見つけるためにBEATMENに加入した。芸能生活が長いこともあって一見すれているようだが、内面には熱い心を秘めている。当初は凛と対立していたが、和解後はよき仲間となる。 岩城豪(いわき ごう) BEATMENのメンバー。16歳。パートはバス。 見た目も言動も、ワイルドで男らしい。自分の魅力にかなりの自信を持っているらしく、自尊心が強い。 歌舞伎の名門「奥村家」の長男であるにもかかわらず親の反対を押し切ってBEATMENに加入しており、成功への焦りを感じている。伝統芸能の跡取りという立場で育ったため、礼儀にはうるさい昔かたぎな性格である。気の弱い俊生をよくからかって遊んでいる。 弟が一人いる。 田村俊生(たむら としお) BEATMENのメンバー。16歳。パートはテノール。 東京の高級住宅街に住むお坊ちゃん。見栄っ張りでキザな発言ばかりするが、実際は非常に気が弱い。困難から逃げがちで、年下の凛や勇吾にさえ圧倒されてしまうことも多いが、BEATMENとして数々の危機を乗り越えるうち、次第に逞しく成長していく。豪にはしょっちゅういじめられつつも、一番の仲良しである。 元はピアニストを目指していたが、生来のあがり症と「楽譜通りだがつまらない演奏」と批評されたことが原因で断念。その後BEATMENに加入し、新しい目標を見出した。 両親と2人の姉に溺愛されている。
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