9月28日の誕生花
9月28日の誕生花一覧
9月28日生まれの誕生花は、「ベゴニア」、「フジバカマ」、「シオン」、「ヘレニウム」である。#ベゴニア
ベゴニアはブラジルを原産とするシュウカイドウ科の花で、4月~10月にかけて赤やピンクなどの美しい花を咲かせる。亜熱帯地方に多く分布しており、日本では西表島から石垣島にベゴニアの原種が存在する。品種改良しやすいため原種だけでも2000種以上あるほか、園芸種も含むと1万種以上あるとされている。
日本で一般的に見られる品種はベゴニア・センパフローレンスで、四季咲きベゴニアとも呼ばれている。また、華やかな見た目で、古くから王侯貴族に愛されてきた。ラメが入ったように見えるもの、八重咲のものなど、存在感のある豪華さが特徴的である。
●ベゴニア全般の花言葉
・片想い
・愛の告白
・親切
・幸福な日々
●白色のベゴニアの花言葉
・親切
●赤色のベゴニアの花言葉
・公平
●ピンクのベゴニアの花言葉
・丁寧
・親切
●黄色のベゴニアの花言葉
・繁栄
#フジバカマ
フジバカマは中国・朝鮮半島を原産とするキク科の花で、8月~10月にかけて細い糸のような花びらが特徴的な白い花を咲かせる。日本では万葉集にも詠まれるぐらい古くから愛されてきた花で野生種が全国各地で自生していたが、だんだんその数は減少している。原種は絶滅機種となりつつあり、フラワーショップで売られているものの多くはサワヒヨドリと掛け合わせた雑種である。葉を乾燥させると桜の葉のような香りがするため、奈良時代の貴族はフジバカマの葉をポプリとして使用していた。そのほか、漢方薬や入浴剤、アロマテラピーなどフジバカマの葉は色々な形で活用されている。また、フジバカマは秋の七草の1つにも数えられ、秋の訪れを感じさせてくれる花でもある。
●フジバカマの花言葉
・あの日を思いだす
・遅れ
・ためらい
・躊躇
#シオン
シオンは日本・中国・朝鮮半島原産のキク科の花で、8月~10月にかけて薄紫の可憐な花を咲かせる。今昔物語にも記されているほど歴史が古い花で、逸話にちなみ「鬼の醜草(オニノシコグサ)」という別名も持つ。シオンは漢字で「紫苑」と書き、名前は紫色の花びらに由来している。
花びらが星のように放射状に広がっているのが特徴的で、学術名はギリシャ語で星を意味する「アスター」という名がつけられている。また、根や茎を乾燥させたものは漢方薬として活用されており、鎮咳や去痰、利尿薬などの効能が期待できる。
●シオン全般の花言葉
・追憶
・君を忘れない
・遠方にある人を思う
●紫色のシオンの花言葉
・時の経つのを忘れて
●白色のシオンの花言葉
・どこまでも清く
#ヘレニウム
ヘレニウムは北アメリカを原産とするキク科の花で、9月~10月が開花期である。花の中央部が団子のように盛り上がっていることから、日本名は「団子菊」とつけられている。英語名の「スニーズドウィード(くしゃみする草)」は、ヘレニウムの葉を乾燥させた嗅ぎタバコでくしゃみをすると悪霊退散ができるというネイティブインディアンの慣習に由来する。
また、瘦せた土地でも育ちやすく、品種は40種類以上あるとされている。異なる品種と交配させたハイブリッド種もあり、「サヒンズアーリーフラワー」や「ルビーチューズデー」は園芸品種として人気がある。ヘレニウムにはセスキテルペンという成分が含まれるため、汁などに触れると皮膚炎を起こす可能性があるので注意が必要だ。
●ヘレニウム全般の花言葉
・寛容な心
・恋の望み
・上機嫌
・絶望の恋
・涙
●黄色のヘレニウムの花言葉
・寛容な心
・涙
●オレンジのヘレニウムの花言葉
・上機嫌
- 9月28日の誕生花のページへのリンク