21世紀・平成から令和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 06:21 UTC 版)
「日本のキリスト教史」の記事における「21世紀・平成から令和」の解説
文化庁宗務課の統計によると、2020年12月31日時点で日本におけるキリスト教人口は1,915,294人で、対総人口比率は1.1%である。 2019年末時点でのキリスト教人口の内訳は、カトリック教会880,277人、プロテスタント諸教派総計341,066人、日本ハリストス正教会9,468人、末日聖徒イエス・キリスト教会128,132人、2013年時点で、エホバの証人215,966人などである。 「宗教年鑑 令和3年度」(文化庁編、2021年)によると、都道府県別人口100人あたりのキリスト教徒数トップ5・ワースト5は下記の通りである。 (都道府県別)人口100人あたりのキリスト教徒数トップ5・ワースト5資料:宗教年鑑 令和3年度順位都道府県人数順位都道府県人数1位 東京都 6.2人 43位 福島県 0.39人 2位 長崎県 4.8人 44位 島根県 0.39人 3位 神奈川県 3.3人 45位 岩手県 0.34人 4位 沖縄県 2人 46位 富山県 0.30人 5位 兵庫県 1.1人 47位 福井県 0.27人 2008年11月24日、日本のカトリック教会は、長崎市の長崎県営野球場において「ペトロ岐部と187殉教者列福式」を挙行した。これは日本カトリック史上初めて日本で行われた列福式であった。 2009年には、日本プロテスタント宣教150周年を記念して、エキュメニカル派、福音派、聖霊派の三派の共同になる日本プロテスタント宣教150周年記念大会が開催された。 2010年5月に、エディンバラ宣教会議100周年を記念して世界宣教東京大会が開催。初日に大川従道牧師らが説教した。また閉会式で尾山令仁牧師が日本の犯した罪を謝罪し、これにこたえてアメリカ合衆国の代表が日本に原爆を投下した罪と世界に対して犯した罪を謝罪した。 2013年4月11日付のカトリック新聞オンラインに「旧日本軍に殺された司教、列福へ一歩前進」という記事が掲載された。内容は、「日中戦争中に起きた正定事件によって殺害された司教ら9人の列福運動が、オランダで進んでいる」というものだったが、この虐殺事件の真偽が問題視され、西村眞悟がブログ上で抗議するなど波紋を呼んだ。 2016年、京都府木津川市に、コプト正教会系列の聖母マリア・聖マルココプト正教会が開設された。 2019年11月23日-26日の日程で第266代ローマ教皇フランシスコが来日(1981年の第264代教皇ヨハネ・パウロ2世以来、2度目の教皇来日)。教皇来日のテーマは、「すべてのいのちを守るため〜PROTECT ALL LIFE」。フランシスコ教皇は東京都、広島県、長崎県を訪問し、東日本大震災被災者との交流、皇居での今上天皇(徳仁)との会見や総理大臣官邸での安倍晋三首相との会談、東京ドームでの5万人ミサなどを行う。
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