1970年代後半~1990年代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 1970年代後半~1990年代の意味・解説 

1970年代後半~1990年代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:22 UTC 版)

リンゴ・スター」の記事における「1970年代後半~1990年代」の解説

しかし、1976年古巣EMI/アップル離れアトランティック・レコード移籍した頃から、好調だったソロ活動翳り見え始める。76年リンゴは「ロックは恋の特効薬」を発表した当時リンゴは、自らのレーベル、リング・オー・レコードを設立作品プロデューサーアリフ・マーディン作曲家にヴィンセント・ポンシア・ジュニアなどを迎え極めてファンキーサウンド作り徹していた。しかし、そういった路線を、より具体的に打ち出した1977年アルバム『ウイングズ~リンゴIV』は、ビルボードアルバムチャート100圏外という結果終わってしまう。この作品売上不振原因に、彼はアトランティックから契約打ち切られている。プライベートでも腸の病気患って一時危篤状態に陥ったり、ロサンゼルスにある自宅火事全焼したりと、1970年代後半リンゴにとって多難な時期となったそんな中、彼は自らが主演務め映画おかしなおかしな石器人』の中で共演した女優バーバラ・バックと恋に落ち1981年再婚前妻のモーリーン・スターキーとは1976年離婚している)。だがその前年1980年12月ニューヨークでジョン・レノン殺害されるという衝撃的な事件起こった。この事件起こった直後夫妻急遽ニューヨークオノ・ヨーコのもとに向かいジョンの死を悼んだ1980年代には2枚オリジナルアルバム発表したが、シングル・カットされて全米トップ40ヒットとなった「ラック・マイ・ブレイン」以外はヒットには至らなかった。ジョー・ウォルシュプロデューサー迎えて制作され1983年発表の『オールド・ウェイブ』に至っては、本国アメリカではリリースさえされなかった。1980年代の彼は私生活でもとても退廃的な体たらくだったようで、ポール・マッカートニージョージ・ハリスンアルバムや、チャリティ・コンサートなどでドラムを叩く活動中心だった。1980年代後半アルコール依存症にも悩まされていた。 そんな彼も、1989年アルコール依存症患者更生施設での治療経てカムバックブルース・スプリングスティーンバックバンドであるEストリート・バンドや、イーグルス元メンバーなど集めた、「リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド」という新バンド結成しビートルズ解散後初の本格的なワールド・ツアーに出る。その年の秋に日本公演実現元メンバー解散後最初に武道館公演行った1992年久々アルバム『タイム・テイクス・タイム』を発表してからは、その活動はますます精力的なものとなり、1995年にはオールスター・バンドを従えて再び訪日したこの際武道館公演は、『ヴォリューム・ワン』というタイトルCDとなってアメリカの「ブロックバスター」から通販限定販売されている。 1998年には、キャロル・キングエアロスミスなどを手がけたことで知られるマーク・ハドソンを、作曲パートナー共同プロデューサー迎えて制作されオリジナル・アルバムヴァーティカル・マン~リンゴズ・リターン』をリリースマッカートニーハリスンブライアン・ウィルソンアラニス・モリセットなど、豪華なゲストとともにレコーディングされたこのアルバムは、彼にとって実に22年ぶりとなる全米アルバムチャートトップ100入り果たしたその後ハドソンパートナーとして、精力的に創作活動臨み、数アルバム発表している。数年間隔でオール・スター・バンドのツアーもこなし、マイペースながら着実な活動続けている。

※この「1970年代後半~1990年代」の解説は、「リンゴ・スター」の解説の一部です。
「1970年代後半~1990年代」を含む「リンゴ・スター」の記事については、「リンゴ・スター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「1970年代後半~1990年代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「1970年代後半~1990年代」の関連用語

1970年代後半~1990年代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1970年代後半~1990年代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのリンゴ・スター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS