005=ジェロニモ・ジュニア(G・ジュニア)
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「サイボーグ009の登場人物」の記事における「005=ジェロニモ・ジュニア(G・ジュニア)」の解説
声 - 増岡弘/同左/田中崇(現:銀河万丈)(劇場版3作)/大塚明夫/丹沢晃之/小山剛志/乃村健次、塩見竜介(ラジオ1作)、大友龍三郎(ラジオ2作)、江川央生(2009年イベント)、玄田哲章(ブンボーグ009) 概要 31歳(旧、新)27歳(平)。12月25日生まれ。ネイティブアメリカン(インディアン)。あだ名は「アイアンマン」。「ジュニア」が姓なのか、他にファミリーネームが存在しているのかは不明。作品によっては「ジェロニモ・JR(JRに「ジュニア」のルビ)」の表記も見られる。 容姿 メンバーの中で最大の巨躯に褐色の肌を持ち、髪型はいわゆるモヒカン、顔には赤い線がある。普段はスカーフや長袖を着こんでいるために人目に曝されることはないが、全身にはおびただしい数の経緯不明の傷跡が残っている。現実には珍しいことではないが、平成版アニメでは「アパッチ族の英雄と同じ名を持つ彼が、モヒカン族に象徴されるヘアスタイルをしているのはおかしいのではないか」との理由で呼び名が変更された。 改造までの経緯 インディアンとして差別迫害を受けて定職にもつけず、仲間たちが民族のプライドを捨てて見世物じみた仕事についていることに怒り失望していた時に、ブラックゴーストに「仕事がある」とサイボーグ手術されることを隠されスカウトされ改造手術を受けた。平成版アニメでは差別的な描写への配慮から、ブラックゴーストに丸め込まれた雇い主に仕事を解雇させられてしまい、ブラックゴーストに連れて行かれるという設定になっている他、原作にもあるインディアンのリザベーション(インディアン居留地)問題を暗に示すなど、時事に沿った脚色がなされている。 能力 砲弾にも耐える強固な装甲皮膚と、超高出力エンジンと最新式の人工心臓による100万馬力(後に1000万馬力に改造)の怪力を持つ。サイボーグの発揮しうる馬力を極限まで高めることが目的とされている。そのため、岩石を投げつけたり、戦車の大砲部分をへし曲げたり、ミサイル弾を拳で打ち落とすなど、素手を最大の武器とした戦闘が目立つ。他のゼロゼロナンバーに比べると効率的な戦闘スタイルとは言いがたいが、仲間を庇い被弾したり、落下物を食いとどめたり、障害物を除去するなどの、防御や破壊工作にはうってつけの存在。スーパーガンも装備しているが、滅多に使用しない。サイボーグとしての能力とは別に、元々シャーマンのように自然の声を感じ取ることが可能で、動物や精霊と会話を交わしたりすることができる。 GOD'S WAR編での相違点 『GOD'S WAR編』ではさらに力が増し、地表を突くことで、地割れを起こし一度に多くの敵を亀裂に陥れ倒している。 非戦闘時 普段はアメリカで、その怪力を生かせる高層ビル建築現場などの作業員として働いている。原作や昭和版アニメでは、メンバーの再招集がかかるまでアメリカ南西部の牧場でカウボーイの仕事を行っている姿が描かれている。 性格 無口で心穏やかな平和主義者だが、口にする言葉は大抵は重く、哲学的である。大地の精霊らと語らうため、大自然の中で精神の統一を試みることを好む。自然に逆らうことなく共生するという、部族の伝統的な価値観や世界観を何より大事にしており、サバイバル術にも長けている。言葉に出すことは滅多にないが、仲間に対する心遣いは篤く深い、頼れる存在である。しかしその一方で、朴訥ながら芯の強い性格を利用されてしまう話も稀に見られる。 原作や新旧昭和版アニメでは、当時のインディアン描写としてはステレオタイプの、助詞の抜けた片言で会話している。平成版アニメではこれが改められ、より理知的な印象の人物となった。字幕の色は茶色。
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005 / ジェロニモ・ジュニア
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「2012 009 conclusion GOD'S WAR」の記事における「005 / ジェロニモ・ジュニア」の解説
インディアン保留地で暮らしていたが、働き先のガソリンスタンドで誘拐同然に連れ去られ、超重機の役目を担う想像を絶する腕力を持ったサイボーグにされてしまう。
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