パドルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > 船舶 > > パドルの意味・解説 

paddle

別表記:パドル

「paddle」とは・「paddle」の意味

「paddle」は英語で、「かい()」や「パドル」という意味である。また、動詞としては、「かいで漕ぐ」や「をかく」という意味があるカヌーカヤックなどの水上スポーツ使われる道具で、両端広がった板状部分特徴である。を押すことで船を進め役割果たしている。

「paddle」の発音・読み方

「paddle」の発音は、IPA表記で/pˈædl/である。日本語表記では、「パドル」と読む。発音注意するポイントは、「a」の音が短く、「d」の音が強く発音されることである。

「paddle」の語源・由来

「paddle」の語源は、古英語の「padell」に由来する。これらの言葉は、平たい板や船を漕ぐための道具意味していた。また、動詞としての「paddle」は、16世紀に「をかく」という意味で使われ始めた

「Paddle(決済サービス)」とは

Paddleは、オンラインでの決済サービス提供する企業である。paddle.comというウェブサイト通じてソフトウェアデジタル商品の販売者が、顧客に対して簡単かつ安全な決済手段提供できるようになっているPayPalクレジットカードなど、さまざまな決済方法利用可能である。

「paddle」の使い方・例文

1. He paddled the canoe across the lake.(彼はカヌーで湖を横断した
2. She picked up the paddle and started to row.(彼女はパドルを手に取り漕ぎ始めた
3. We went for a paddle in the shallow water.(私たち浅瀬をかいて遊んだ
4. The paddle got stuck in the mud.(パドルが泥にはまってしまった)
5. They rented a paddle boat for an hour.(彼らは1時間パドルボートを借りた
6. The paddle is an essential tool for kayaking.(パドルはカヤック欠かせない道具である)
7. He taught me how to hold the paddle correctly.(彼は私にパドルの正し持ち方教えてくれた)
8. The paddle broke in the middle of our trip.(旅の途中でパドルが壊れてしまった)
9. She accidentally dropped the paddle into the water.(彼女はうっかりパドルを落としてしまった)
10. The paddle is designed for maximum efficiency.(このパドルは最大限効率発揮するように設計されている)

パドル【paddle】

読み方:ぱどる

カヌーをこぐ(かい)。カヤック用では柄の両端水かきブレード)があり、カナディアン用は片側だけにある。


パドル(puddle)


パドル

 カヌーカヤックを漕ぐのに使われるシャフトの端にブレード付いていて、このプレードを前から後ろへかいてフネ前進させるオールとは別もの。

パドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 22:21 UTC 版)

手に持っているものがパドル

パドル英語: Paddle)とはカヌーなどの小型の舟で使用するである。パドルを操ることを「パドリング」と言う。

水をとらえる部分は「ブレード」と呼ばれ、棒の部分は「ロッド」や「シャフト」などと呼ばれる。ブレードが片側だけのシングルブレードパドルと、ロッドの両側にブレードがついているダブルブレードパドルがある。

スポーツ用のものは競技ごとに異なる。スタンドアップパドルボード(SUP)では通常はシングルブレードパドルを使うが、潮流が速い海域や、向かい風が強くなったときにグリップをブレードに交換してダブルブレードパドルにすることができるトランスフォームブレードがある[1]

伝統船

船にはユーラシア大陸北部の技術による北方船とエジプト起源のCarvel-builtが海洋の技術として広がった南方船の二つの系譜があり、北方船では推進に車櫂・シングルブレードパドル・ダブルブレードパドルが用いられたのに対し、南方船では推進に(ろ)や(かい)が使用された[2]

このうち北方船は大型化していったバイキング型と主に一人乗りの川舟から発達したシベリア型があり、シベリア型ではパドルを使用する際に水が船内に入らないように舳艫(じくろ)を尖らせた両頭式船形の形態をとっている[3]。シベリア型では基本的に操船者は座位でシングルブレードパドルかダブルブレードパドルを使って船を推進する[3]。この点で棹など通常は立位で操船に使う道具とは異なるが、ブリヤート人の丸木舟の現地調査では立位と座位の操船方法が統合的に残されていることから、最初から両端にブレードを付けたダブルブレードパドルができたのではなく、片方がブレードで片方を棹とする漕法が出現し、そこからダブルブレードパドルや各種のシングルブレードパドルに発達したとみられている[3]

スポーツ

各部

ブレード
水をキャッチする部分[4]。ブレードの表側をパワーフェイス、裏側をバックフェイスという[4]。またブレードの縁(外縁)をエッヂ、先端をチップという[4]
ダブルブレードパドルの形状にはシンメトリーとアシンメトリーがある[5]。シングルブレードパドルの形状にはラウンドやスクエア、ビーバーテイルなどがある[5]。SUP用のパドルはスクエア型やティアドロップ型などに分類される[1]
また面の湾曲によってフラット、カーブド、カップ(ウイング、スプーン)などの種類がある[5]。SUP用のパドルなどで凹面をつけたものはコンケーブという[1]
シャフト
ダブルブレードパドルではブレードとブレードの間、シングルブレードパドルではブレードとグリップの間をつなぐ棒状の部分[4]
シングルブレードパドルでは成型により一体型(ワンピースタイプ)と分割型(ジョイント型、アジャスタブルタイプ)があり、後者は分割できる数によってツーピースタイプ、スリーピースタイプ、フォーピースタイプなどがある[5][1]

素材

シャフトの素材には、アルミニウムカーボンファイバー、プラスチック、木製などがある[1]。シャフトは硬いものほど力が伝わりやすく、軟らかいものほど体に負担が少ない[5]

ブレードの素材にはカーボンファイバーや合成樹脂がある[1]。カーボンファイバーは軽いが割れやすく、合成樹脂は丈夫だが比較的重い[1]

特性

重量

パドルの重さを絶対重量、パドリング時に感じる重さをパドリング・ウェイトという[5]。また、ダブルブレードパドルについては陸上で振った時に感じる重さをスウィング・ウェイトという[5]

フェザー角

カヤックのパドル (a)平面図、(b)軸方向から見た図

ダブルブレードパドルについてはシャフトの延長上の視点からパドルを見た時に(図の(b)にあたる)、ブレードの角度がズレているものと、一致しているものがある。ズレは「フェザー角」と呼ばれている。10~90度まで様々な角度がある[5]。フェザー角がついているのは、パドリング時に於いて空中に於けるブレードの風の抵抗を最小限に抑えるためである。左右のブレードの角度が横からみて完全に一致しているパドルもあり、これは、フェザー角なしということであり「アンフェザードパドル」と呼ばれている。パドルの扱い方のクセ、好み、使われる状況、体格などに応じて、様々な角度が選ばれている。

トリビア

パドルはまたお尻叩きにも用いられ、「パドリング」はスパンキングの一種と見なされている。海軍で懲罰に用いられたのが最初と言われる。米国では伝統的に学校や家庭でのお仕置きに使用された。

出典

  1. ^ a b c d e f g 漕遊編集部『漕遊大全 The Complete Sup Paddler '22』32-33頁
  2. ^ 赤羽正春「身体活動の延長上にある北方船の技術 -アムール川のムウとオモロチカ-」『国際シンポジウム報告書II ”モノ”語り -民具・物質文化からみる人類文化-』、国際常民文化研究機構・神奈川大学日本常民文化研究所、81頁。 
  3. ^ a b c 赤羽正春「シベリア型北方船の系譜 -ブリヤート人の事例から-」『神奈川大学国際常民文化研究機構年報 3』、神奈川大学国際常民文化研究機構、65-80頁。 
  4. ^ a b c d 日本セーフティカヌーイング協会『JSCA検定会テキストブック2012』30頁
  5. ^ a b c d e f g h 日本セーフティカヌーイング協会『JSCA検定会テキストブック2012』31-34頁

パドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 01:17 UTC 版)

フィールドゴール (ゲーム)」の記事における「パドル」の解説

パドルコントローラ操作ボール跳ね返すゲームが進むと短くなる点も『ブロックくずし』と同じだが、型は長方形でなく、隅を丸めた長円形。色は1プレイヤー側ピンク2プレイヤー側が緑で、得点表示域も同種の色分けがされている。これは『インベーダー』など、当時タイトーゲーム共通して見られる特徴である。

※この「パドル」の解説は、「フィールドゴール (ゲーム)」の解説の一部です。
「パドル」を含む「フィールドゴール (ゲーム)」の記事については、「フィールドゴール (ゲーム)」の概要を参照ください。


パドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 14:09 UTC 版)

Apple Mouse」の記事における「パドル」の解説

「Apple Hand ControllersII」および「Apple Hand Controllers IIe、IIc」(A2M2001) これらのパドルは、元のAppleブランドゲームコントローラーだった。

※この「パドル」の解説は、「Apple Mouse」の解説の一部です。
「パドル」を含む「Apple Mouse」の記事については、「Apple Mouse」の概要を参照ください。


パドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 09:11 UTC 版)

スタンドアップパドルボード」の記事における「パドル」の解説

立った状態で漕げるように、身長合わせたパドルが使用される。更に漕ぎやすくするためにグリップ形状改良されブレード角度がついたもの主流になってきている。

※この「パドル」の解説は、「スタンドアップパドルボード」の解説の一部です。
「パドル」を含む「スタンドアップパドルボード」の記事については、「スタンドアップパドルボード」の概要を参照ください。


パドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 04:27 UTC 版)

スタンドアップパドル・サーフィン」の記事における「パドル」の解説

立った状態で漕げるように、身長合わせたパドルが使用される。更に漕ぎやすくするためにグリップ形状改良されブレード角度がついたもの主流になってきている。

※この「パドル」の解説は、「スタンドアップパドル・サーフィン」の解説の一部です。
「パドル」を含む「スタンドアップパドル・サーフィン」の記事については、「スタンドアップパドル・サーフィン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「パドル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「 パドル」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



パドルと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パドル」の関連用語

パドルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パドルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本雪氷学会日本雪氷学会
この記事は、気象庁「海洋観測指針」(1999)のデータを基に、(社)日本雪氷学会が気象庁の許諾を得て電子化した「海氷分類の用語集」を転載しております。
ヒロウッデンカヌーショップヒロウッデンカヌーショップ
Copyright(C)1997-2024.Hironori Nagase
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパドル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのフィールドゴール (ゲーム) (改訂履歴)、Apple Mouse (改訂履歴)、スタンドアップパドルボード (改訂履歴)、スタンドアップパドル・サーフィン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS