高等学校での活用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 09:09 UTC 版)
「特別非常勤講師」の記事における「高等学校での活用例」の解説
高等学校では、特に農業、工業、商業、水産などの「専門教育に関する教科」での活用が多く、次の教科・科目などを担当している特別非常勤講師が見られる。普通科の場合、学校独自に設定する科目で実務経験者の支援が必要とされるような場合や、総合的な学習の時間に対応することが多い。また、教員免許状を得ている非常勤講師が免許外の分野での対応を求められる場合にも、特別非常勤講師として対応することがある。教諭・常勤の職にある講師が、免許外の授業を担当する場合は、各教育委員会の判断(あるいは内規)で授業持ち時間数の半数を超えない範囲とされていることが多い。教諭免許を持たない特別非常勤講師が、実習科目の指導をする場合は、評価権を持たないことが多く、この場合、実習教諭が生徒の評価を実質的に査定すると言ってよい。厳密には教科(教科会)で査定し、成績会議(職員会議)に提出され、これを基礎に学校長が評定を査定・認定するプロセスを経る。 保健体育の一部領域柔道 剣道 農業の一部領域栽培、作物、畜産、野菜、果樹、園芸、草花、園芸デザイン、植物バイオテクノロジー、微生物基礎、食品製造、食品化学、食品流通、造園、造園技術、造園計画、環境科学、環境福祉、課題研究、総合実習など 工業の一部領域情報技術、建築、インテリア、デザイン、製図、機械製図、工作、機械工作、設計、機械設計、機械、原動機、電気、電気機器、電力技術、電力応用、電子、電子技術、電子回路、通信技術、電子情報、工業化学、化学工業、化学工学、化学システム技術、繊維製品、繊維技術、染色技術、デザイン技術、染織デザイン、工業数理、土木、測量、土木施工、土木設計、課題研究など 商業の一部領域簿記、情報処理、計算実務、流通経済、商品、マーケティング、商業デザイン、商業経済、経営、商業法規、国際経済、会計、情報管理、文書処理、プログラミング、課題研究など 水産の一部領域水産食品製造、水産食品衛生、水産食品流通、水産食品開発、水産工学、水産経済、漁業、海洋、航海、機関、課題研究、総合実習など 家庭の一部領域食物、被服、課題研究など 総合的な学習の時間
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