高等学校「学校設定科目」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 05:15 UTC 版)
「学校設定教科」の記事における「高等学校「学校設定科目」」の解説
高等学校では、学習指導要領に定められている普通教育または専門教育に関する教科の中に、必要に応じて学校設定科目を設置することができると定められている。また、学校設定教科の中に学校設定科目を設定することが出来る。 各学校で必要に応じて、大学入試対策の科目(演習など)、教養を深めるための科目、基礎学力を付けるための科目、工業や商業などの専門教科に関する科目(学習指導要領に示されてない内容やより高度な科目など)などが設置されている。 いずれかの教科で学校設定科目を設置している割合は、文部科学省の2004年度の調査によると、普通科45.4%、専門学科48.1%、総合学科93.9%となっている。 基礎学力を付けるための科目の中では、千葉県立姉崎高等学校で始めた「マルチベーシック」が、授業に集中できない生徒の多い教育困難高校で盛んに導入されている。
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