高等学校「学校設定教科」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 05:15 UTC 版)
「学校設定教科」の記事における「高等学校「学校設定教科」」の解説
高等学校では、学習指導要領に明記されている教科のほかに、必要に応じて学校設定教科を設置することができる。 文部科学省の『教育課程部会(第14回)及び教育課程企画特別部会(第4回)配付資料(2004年11月8日)』によると、以下のような学校設定教科が紹介されている。 外国映画と文化(北海道) 戯曲創作(埼玉県) プチ哲学(石川県) 富士山学(山梨県) 茶文化(静岡県) 人権と環境(三重県) 絵本で見る世界(兵庫県) 人形浄瑠璃(徳島県) 映像で学ぶ社会と文化(佐賀県) 福祉住環境(大分県) なお、総合学科で必修となっている「産業社会と人間」は、学校設定教科という扱いである。また、宗教系私立高等学校での「宗教科」も学校設定教科の一つである。これについては教員免許の発行がある唯一の学校設定教科である。 このほかに、「国際」など外国語や国際理解に関する教科、「環境」など環境科学、自然環境に関する教科、「コミュニケーション」などディベート、言語活動、人間関係学、リーダーシップなどに関する教科、「チャレンジ」など資格取得に関する教科など学校の事情に応じて様々な教科が設定される。 卒業に必要な単位に算入できる単位数は法律及び学習指導要領に定められている。
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