院生及びプロ試験受験者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/17 01:50 UTC 版)
「ヒカルの碁/del20150429」の記事における「院生及びプロ試験受験者」の解説
登場時は院生であっても、のちにプロとなった者は「プロ棋士」の項に掲載している。 奈瀬明日美(なせ あすみ) 声 - 榎本温子 ヒカルの2つ上の院生仲間。世話焼きだが攻撃的で剛胆で人一倍負けん気の強い美人女子高生。ヒカルの研修仲間内では紅一点。1組の中でも下位(若獅子戦に参加していたため16位以上ではある)で自分の棋力について疑問を抱き進路で悩んでいる。プロ試験予選を通過し、プロ試験本戦では、2勝4敗と早くからプロ入りの目が危うくなっていたが、上位陣に残っていた本田を破っている(最終結果は13勝14敗)。番外編では飯島が院生をやめる事やプロ試験合格者(ヒカル・和谷・越智)が自分より年下だった事もあり囲碁に対する情熱を失いかけたが、棋院をサボってデートをした際に、碁会所に行き本来の自分の姿を見つけた事で、院生を続ける事にした。1984年5月10日生まれ、B型。 福井雄太(ふくい ゆうた) 声 - 水田わさび 愛称「フク」。ヒカルの2つ下の院生仲間。ヒカルの研修仲間内では院生1組で最年少である。朗らかな性格で院生のムードメーカ的な役割を果たしている。早碁が得意。1組の中でも下位(若獅子戦には参加しているため16位以上ではある)だが、和谷や小宮相手に金星をあげている。プロ試験本戦では、早くからプロ入りの目が無くなっていたが、調子を崩した進藤や伊角に勝利している(最終結果は13勝14敗)。1988年6月21日生まれ、O型。 飯島良(いいじま りょう) 声 - 山口隆行 ヒカルの3つ上の院生仲間。棋力が伸びず進路について助言してくれる師匠がいないため、プロを目指すか普通の人生を歩むかで悩んでいた。プロ試験本選では15勝12敗。現実主義者。キレ易い性格で、ヒカルを碁会所で鍛えた和谷を一方的に攻め立てた。後にプロをあきらめ、大学に進学するために院生をやめる。奈瀬に気があるのか、番外編で彼女がデートしたと聞いた時には少々嫉妬していた。 小宮英二(こみや えいじ) 声 - 河相智哉 1組上位。パソコンを使ったことがなく、ネット碁について和谷に聞いていた。プロ試験本戦第8戦で進藤に敗れた際に「進藤は強くなってやがる」と言っていたことが伊角の口から語られた。プロ試験本戦第21戦終了時点で16勝5敗でプロ入りの目が残っていたが、第22戦で和谷に負け試験落ちが確定(最終結果は19勝8敗)。プロ試験後も一度和谷のアパートのシーンで再登場している。 さらに番外編では奈瀬と共に再登場し、庄司と岡の評価をヒカルに話していた。「ちぇっ」が口癖。 足立俊輝(あだち としき) 声 - 川村拓央 1組上位。若獅子戦で1回戦を勝ったこともある。プロ試験本戦ではトップグループの和谷に勝つなどして第17戦終了時点で12勝5敗で上位陣に食い込んでいたが、第18戦で同じ12勝5敗の小宮に敗れて上位陣から脱落した(最終結果は20勝7敗)。番外編では、ヒカル、和谷、越智、伊角、本田がプロになったため現在の院生1位として名前が挙げられている。 内田(うちだ) 声 - 町井美紀 ヒカルが院生になった当時の2組5位。ヒカルより少し年上の少女。プロ試験突破、打倒塔矢アキラしか見ていないヒカルに相当の棋力を予想するが、それに反して勝ってしまった。 今西(いまにし) 院生2組。棋力が伸び悩み、高校受験を前にして学校の成績も落ち、あげく見損じでヒカルに負けたため、碁石に八つ当たりする形で対局場をあとにした。その様子を見た篠田師範がしかめ面をした。 庄司(しょうじ)・岡(おか) 北斗杯編で登場した小5の院生2人。庄司の順位は1組16位で若獅子戦出場崖っぷちのサボり魔。岡の順位は1組14位で不真面目な庄司とは逆に勉強家だが、怠け者の庄司と順位が然程変わらないのに苛立ち、事ある毎に庄司に噛み付く。いつもの院生研修でも北斗杯でのヒカルとアキラの優劣の舌戦を繰り広げたが、若獅子戦で2人の強さに圧倒され、ヒカル派だった庄司とアキラ派だった岡の主張を著しく変えた。2人の実力が五分五分である事を暗に示す役割を持つ。 椿俊郎(つばき としろう) 声 - 西村知道 外来(院生外)のプロ試験受験者。三船敏郎似の風貌とがさつな性格から、ヒカルたちに「ヒゲゴジラ」と呼ばれ恐れられるが、気のいい兄貴分でもある。受験資格ギリギリの年齢で会社を辞めてまでプロ試験を受けに来たが夢破れ、ヒカルにその夢を託す(最終結果は17勝10敗)。その後は工事現場で働いており、その休み時間の合間などで時折囲碁を打っている様子。 片桐恭平(かたぎり きょうへい) 声 - 遊佐浩二 外来(院生外)のプロ試験受験者。本試験で本田を破り、最後まで上位陣に食らいつくなど実力者であったが、力一歩及ばず不合格。外見は20代半ばのサラリーマン風。東京圏外在住だが東京に友人がおり、試験の時は宿泊させてもらっている。 大島博(おおしま ひろし) 外来のプロ試験受験者。体調不良のヒカルに勝つも、13勝14敗で不合格となる。来年も受験し、不合格となる。
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