阪急500形電車 (2代)とは? わかりやすく解説

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阪急500形電車 (2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 12:16 UTC 版)

阪急500形電車(はんきゅう500がたでんしゃ)は、かつて阪神急行電鉄及び京阪神急行電鉄(ともに現在の阪急電鉄)に在籍した小型の通勤形電車である。先に宝塚線に登場した380形の増備車及び同線の輸送力増強用として1938年から1943年にかけて31両が製造された。


  1. ^ 宝塚線の輸送力増強は小型車でまかなえると判断されたことから、320形製造時に検討された大型車の導入は見送られた。
  2. ^ a b c d e 山口益生『阪急電車』62頁。
  3. ^ 阪急電鉄『HANKYU MAROON WORLD 阪急電車のすべて 2010』阪急コミュニケーションズ、2010年。27頁。
  4. ^ 宝塚線向け車両を神戸線で運行することを計画していた車両としては、後年登場した3100系の例がある。
  5. ^ 資料によっては車体幅を約2.49mとしているものもある。
  6. ^ 車番は929~933・959~963
  7. ^ H-5は2次車が履き、H-5-イは3次車が履いた。
  8. ^ ゼネラル・エレクトリックGE-240のライセンス契約に基づくスケッチ生産品。端子電圧600V時1時間定格出力78kW、615rpm。ただし、阪神急行電鉄では1時間定格出力82kWを公称した。
  9. ^ 920系の登場当初も、上筒井駅構内に急曲線が存在したことから、三宮駅乗り入れが実施された1936年4月まで貫通路を閉鎖して運行していた。
  10. ^ 1形のうち半数近くの車両は戦後に付随車化されて宝塚線に復帰した。
  11. ^ この時期の530は他の500形2両編成の梅田側にも連結されたことがある。
  12. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48kW、720rpm。
  13. ^ 51形のうち75以降の車両はボールドウィンBW-78-25AAを履いていた。
  14. ^ 本形式及び380形は1両当たりのモーターの出力不足という課題を抱えていたことから、一概に性能は低下したとはいえない。
  15. ^ 380形はこの時期全車制御車化されて320形編成の中間に連結されていた。
  16. ^ a b c 山口益生『阪急電車』63頁。
  17. ^ 550形が今津線で運用されたことはない。
  18. ^ 昇圧は神戸線が1967年10月8日、宝塚線が1969年8月24日。
  19. ^ 506・510・513・514・517・518・519・520・523・524・527・529の12両。
  20. ^ 518-519のみ、この時点でも2両編成のままで、他車の工場入場時の予備車となっていた。
  21. ^ パンタグラフ周囲のランボードの撤去・直線化、ベンチレータの交換・取りつけ、イボつきビニール張りなどを実施。
  22. ^ 518のみ更新され、519は廃車となる計画もあった。
  23. ^ 編成は323+320+331+519+518
  24. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第4号、鉄道ジャーナル社、1987年3月、118頁。 





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