闇の一党 (Dark Brotherhood)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:32 UTC 版)
「The Elder Scrolls IV: オブリビオン」の記事における「闇の一党 (Dark Brotherhood)」の解説
歴史はかなり古く様々な説があり、市民の間でもしばしば語られるいわゆる「暗殺ギルド」。 前作The Elder Scrolls III: Morrowind に登場した、帝国公認の合法暗殺組織 モラグ・トング (Morag Tong) から派生した。 近年ではビジネス的要素が強く、依頼者のニーズに合わせた暗殺が主でこの組織の力を借りる者は権力・階級を問わず多く存在し、組織の存在は無くせないものになりつつある。しかし最近組織メンバーの多くが謎の死を遂げていて、内部に裏切り者がいるという噂が囁かれている…。 シシス (Sithis) 闇の一党の紀元的存在でデイドラに属さない死を司る常闇の父であり王とも呼ばれる。常に血を求め、死を欲する。 タムリエルでは死を迎えるとシシスの元へ行く、と言われている。 夜母 (Night Mother) 闇の一党が崇拝している存在。シシスの愛人とも言われる。 タムリエルでは『年老いた女性』や『幽霊』などとするもの、メファーラ (Mephara) と同一視するもの、そもそも実在しないなど、さまざまに囁かれている。 シェイディンハル支部 (Sanctuary in Cheydinhal) オチーヴァ (Ocheeva) アルゴニアンの女性。短剣を使う。 シェディンハル支部の纏め役。物腰は柔らかくも毅然としている。レヤウィンの東ブラックマーシュの別名アルゴニア出身でテイナーヴァとは兄妹。シャドウスケイルとして闇の一党に加わった。 ヴィンセンテ・ヴァルティエリにアントワネッタ・マリーやゴグロン・グロ=ボルモグの事で相談する事もあるが、別の気がかりも持っている。 最近では更に悩みが増えたらしい。 ヴィンセンテ・ヴァルティエリ (Vicente Valtieri) ブレトンの男性でヴァンパイア (吸血鬼)。片手剣を使う。 200年前に吸血症に掛かり放浪していたところ、闇の一党にその能力を買われ加わった。「五つ戒律」によりメンバーに自分から吸血行為を行う事はない。 非常に紳士的な性格だが、にんにくが大の苦手でマリーがにんにく料理を出すとオチーヴァに不満を洩らす面もある。 アントワネッタ・マリー (Antoinetta Marie) インペリアルの女性。短剣を使う。 容姿は美しくオブリビオン内で数少ない美人の部類に入る。炊事担当。 気遣い上手だが小悪魔系でヴィンセンテ・ヴァルティエリにニンニクを食べさせたがったりオチーヴァの座を狙ったりしている野心家でもある。 しかしその可愛らしい性格や容姿とは裏腹に過酷な人生を経験してきた。 テイナーヴァ (Teinaava) アルゴニアンの男性。弓を使う。 オチーヴァと同様シャドウスケイル出身。物静かな性格で読書が好き。オチーヴァと共通の悩みを持っている。良きアドバイザーで頼れる男性。 ゴグロン・グロ=ボルモグ (Gogron gro-Bolmog) オークの男性。斧や両手剣といった重い武器を使う。 陽気で気さく、竹を割った様な性格で仕事が大好き。合法的 (?) に殺すことができるため闇の一党に所属しており、報酬や信条は二の次。 テレンドリルは彼を「闇の一党の暴れん坊」と比喩し、任務の手口を注意する姿がよく見られるが、彼女は快い反応を見せている。 テレンドリル (Telaendril) ボズマーの女性。弓や毒薬知識に優れている。 彼女における「家」に居る事が少なく、オチーヴァからの別口の任務でブラックウッドやハートランドを回っている。 過去に一党から命を狙われた身だったが、逆に自分の殺害依頼を出した人物を殺し、その当時テレンドリルを追っていたメンバーのルシエン・ラシャンスに腕を見込まれ闇の一党に加わった。 ムラージ=ダール (M'raaj-Dar) カジートの男性。魔法を使う。 魔法やアイテムを売ってくれる。何かと主人公に対して冷たく当たるが…。 スキーマー (Schemer) 闇の一党の聖域にいるネズミ。 敵クリーチャーのネズミそのままだが、攻撃してくるようなことはない。 シェイディンハル支部のマスコット的存在。プレイヤーがこのネズミを殺すと闇の一党を除名される。 スキングラード支部 ファフナー (Fafnir) ノルドの男性、クエストで彼から鍵を貰う事になる 本部・ブラックハンド (Black Hand) 手のひらと5本指をモチーフにしており"聞こえし者"1人、 "伝えし者"4人で構成された、合計5人の幹部がいる。 また、指には爪がある様に幹部一人につき "奪いし者" が付く。 ルシエン・ラシャンス (Lucien Lachance) 暗殺ギルド闇の一党の幹部、伝えし者の一人。ある条件を満たすと、主人公の元に勧誘に現れる。次作 The Elder Scrolls V: Skyrim では伝説の暗殺者の幽霊として登場する。 アークエン (Arquen) 闇の一党の幹部。ハイエルフの女。ブラックハンドの伝えし者の一人。 ベリサリアス・アリウス(Belisarius Arius) 闇の一党の幹部、インペリアルの男。ブラックハンドの伝えし者の一人。 ベイナス・アロー (Banus Alor) 闇の一党の幹部。ダークエルフ。ブラックハンドの伝えし者の一人。 マシウ・ベラモンド (Mathieu Bellamont) 闇の一党の幹部。ブレトンの男。ブラックハンドの伝えし者の一人。(故あって聞えし者へ昇格) ジュガスタ (J'Ghasta) ブルーマに住んでいるカジートのの住人、ブラックハンドの 伝えし者の一人。 闇の一党幹部しか持っていないはずの装備をとある場所に隠し持っている。 アルヴァル・ウヴァーニ (Alval Uvani) シロディール中を旅しているダークエルフの行商人。ブラックハンドの伝えし者の一人。 闇の一党幹部しか持っていないはずの装備をとある場所に隠し持っている。 シャリーズ (Shaleez) アルゴニアンの女性。ブラックハンドの鉤爪 奪いし者の一人。 ハヴィルステイン・ホア=ブラット (Havilstein Hoar-Blood) ノール山 (Gnoll Mountain) で シルマリルの物語でCarcharothを意味するレットモー (Redmaw) という名の狼と暮らしているノルドの男性。ブラックハンドの鉤爪、奪いし者の一人。 なお、ラシャンスの奪いし者は随分前の任務中に殉職し、マシウ・ベラモンドには未だ居ない。
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闇の一党(Dark Brotherhood)
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「The Elder Scrolls V: Skyrim」の記事における「闇の一党(Dark Brotherhood)」の解説
第二紀にモラグ・トングから分派した暗殺組織。かつてはタムリエル各地に「聖域」と呼ばれる拠点が存在していたが、第四紀に入ってから勢力が衰退していき残された聖域はスカイリムに限られるようになった。常夜の父と呼ばれる「シシス」を崇拝し、シシスのために5人の子供を殺害した女「夜母」を精神的指導者として活動している。「黒き聖餐」を実行した依頼人の声は夜母に届けられ、夜母の声が聞こえる「聞こえし者」がそれを聞き取り暗殺者に仕事を回すことで組織の運営が成り立っていた。しかし現在では先代の聞こえし者が死亡し、新たな聞こえし者が現れないまま活動を強いられ、アストリッドをリーダーとして黒き聖餐が行われているという市井の噂を元に暗殺を実行するようになっている。
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