Arius

デジタル大辞泉

アリウス【Arius】

読み方：ありうす

［250ころ〜336］アレクサンドリアの司祭。正統派の三位一体説に対し、キリストの神性を否定してその被造者性を主張。ニカイア公会議で異端者として追放された。

世界宗教用語大事典

アリウス 【Arius】

キリスト教の異端者。アフリカのリビアの人。アレクサンドリアの司祭。キリストは神によって造られたものだとして、その神性を否定し、三二五年ニカイアの公会議で異端者として追放された。のち復帰を許されたが、コンスタンチノープルで急死。アタナシオスはアリウス説と戦うことに生涯をかけた。（二五〇頃～三三六頃）→ 異端 アタナシオス ユニテリアン

外国人名読み方字典

Arius

名前 アリウス； アリオス； アレイオス

ウィキペディア

アリウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/18 07:38 UTC 版)

アリウス（Arius、250年 - 336年）は、アレクサンドリアの司祭で、古代のキリスト教アリウス主義の提唱者。古典ギリシア語の再建からアレイオス（Άρειος, Areios）とも呼ばれる（現代ギリシア語ではアリオス）。アリウス派、あるいはアリウス主義はアリウスに由来している。