ハマギギ科
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ハマギギ科(Ariidae)はナマズ目に属する科のひとつである。ゴンズイ科とともに、ナマズ目の中でも海水魚を含む数少ない科のひとつとして知られている。本科に属するおよそ143の種の中には、海域に生息する種のほかに汽水域を含めた淡水域に生息する種も多数いる。世界各地の温帯域から熱帯域でみられる。
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- ^ Ariopsis felis
- ^ Hardhead Catfish
- ^ The catfish family Ariidae
- 1 ハマギギ科とは
- 2 ハマギギ科の概要
- 3 生態
ハマギギ科
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ハマギギ科 Ariidae には21属150種が記載される。本科のナマズ類は海産種がほとんどで、熱帯から温帯にかけての暖かい海に広く分布するとともに、淡水・汽水域に進出する種類も多数含まれる。口ヒゲは多くの場合3対、まれに2対。脂鰭をもち、尾鰭は二又に分かれる。頭部と背鰭の近くに骨板をもつ種類もいる。背鰭・胸鰭に棘をもつ。 本科はナマズ目の中では数少ない海産のグループである。底生生活を行う他の淡水産ナマズとは異なり、活発に泳ぎ回るタイプの魚が多い。繁殖形態にも特徴があり、ほとんどの種類は雄が卵を口の中で守るマウスブルーダーである。 ハマギギ属 Arius 他20属
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