鉱床
【英】: deposit
地殻を構成する岩石の中で特定の鉱物または化学成分が通常の含有量をはるかに超えて濃集し、特殊な集合体を形成している部分。 鉱床の分類はいろいろあり、経済的観点からは採収対象物質により金属・非金属・燃料鉱床など、鉱業技術的観点からは鉱体の形態により、鉱脈・層状・鉱染・塊状鉱床などに、また、産状あるいは成因型式という観点からは火成・変成・堆積{たいせき}鉱床などに大別される。地下の岩石に経済的に採収し得る量の石油炭化水素が集積しているものを石油鉱床(広義)といい、液体炭化水素が主体となる石油鉱床(狭義)と天然ガスが主体となるガス鉱床に分けられる。鉱床は通常の岩石に比べ顕著な物性の差異を示すことが多いので、直接あるいは間接にその存在を推定するためにいろいろな物理探鉱法が利用される。 |

鉱床
鉱床
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/09 02:26 UTC 版)
層状鉱染型鉱床で、主要鉱床は4か所存在した。主要な鉱石は辰砂であり、少量の自然水銀が付随していた。
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鉱床
「鉱床」の例文・使い方・用例・文例
- ウラン鉱床.
- 銅の鉱床の開発
- 採掘されていないウランの鉱床
- 利益がないため鉱業会社によって破棄された鉱床
- 堆積鉱床
- 石油鉱床に富む地域(特に油田を作れるもの)
- 豊かな燐鉱床があるアフリカ北西部の領域
- 中欧の、石炭、鉄鉱石の鉱床が多い地域
- 硝酸塩や銅鉱床が豊富なチリ北部の砂漠
- 豊かな鉄鉱石鉱床が1887年に発見された北東ミネソタのさまざまな丘
- 石炭層や鉱床に到達するためにどけなければならない表面の土
- 岩の層の間の鉱床
- 鉱床を探す人
- 沖積鉱床または水によって運ばれる沈殿物から生じる陸の増加
- 銅鉱床の中で発見された水和ヒ酸銅からなる緑から黒色の珍しい鉱物
- 膨張するガスによって形成された丸い空洞が、その後鉱床で満たされる火山岩
- マグマの活動に関連して生成される鉱床
- 鉱床学という学問
- 既存の鉱床が化学作用を受け,組成の異なる新しいものになってできた鉱床
- 鉱床から産出する金
鑛床と同じ種類の言葉
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