鉱床学者としての業績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 23:59 UTC 版)
東京大学において渡辺武男教授の指導を受け、秋田県北鹿地域の黒鉱鉱床を研究、このタイプの鉱床が同生鉱床であることを立証することに貢献した。また、海底面上に熱水が噴出するモデルを提唱し、熱水の温度や塩濃度が異なると,どのような振る舞いをするかを検討し、鉱床形成に最適な条件を考察した。金属鉱業事業団出向中に、鹿児島県菱刈金鉱床の鉱脈の一部を捕捉し、ボーリングによる探査を指揮して大鉱床発見の端緒を開いたことでも知られる。これらの業績に対し、1997年資源地質学会より、加藤武夫賞が贈られた。
※この「鉱床学者としての業績」の解説は、「佐藤壮郎」の解説の一部です。
「鉱床学者としての業績」を含む「佐藤壮郎」の記事については、「佐藤壮郎」の概要を参照ください。
- 鉱床学者としての業績のページへのリンク