銅造誕生釈迦仏立像とは? わかりやすく解説

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銅造誕生釈迦仏立像

主名称: 銅造誕生釈迦仏立像
指定番号 55
枝番 01
指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22)
国宝重文区分 国宝
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 奈良
年代
検索年代
解説文: 奈良時代作品

銅造誕生釈迦仏立像

主名称: 銅造誕生釈迦仏立像
指定番号 789
枝番 00
指定年月日 1907.05.27(明治40.05.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

銅造誕生釈迦仏立像

主名称: 銅造誕生釈迦仏立像
指定番号 1683
枝番 00
指定年月日 1938.08.26(昭和13.08.26)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 飛鳥
年代
検索年代
解説文: 飛鳥時代作品

銅造誕生釈迦仏立像

主名称: 銅造誕生釈迦仏立像
指定番号 3402
枝番 00
指定年月日 1988.06.06(昭和63.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 飛鳥
年代
検索年代
解説文:  蓮肉を含む全容蝋型により一鋳し、表面全体厚く鍍金施した誕生仏である。γ線写真によれば全体ムクで、鬆【す】もなく均一に鋳造されている。蓮肉部は、後補の台座に約1センチほど埋め込まれている。
 像は上半身裸形、裳を著け、右手を上に挙げ左手垂下し直立する通途の姿を示すが、手足の指の形等を線刻し、腰紐、裳の衣襞等に斜格子文等の細かな文様を刻むなど、一〇センチに満たない小像にかかわらず細部タガネ丹念に仕上げられている。
 頭部過大なプロポーション膝下までたくし上げた短裳の形式、さらに頭部大形光背〓を同鋳するところなど、誕生仏中でもきわめて古様な姿を伝える。面長で眉を明瞭にあらわさ口元微笑たたえる表情や、左右対称大振りの襞を刻む衣文表現は、戊子年(六二八)の光背銘を有する法隆寺金銅釈迦如来文殊菩薩像一座重文)の中尊像、あるいは七世紀前半の止利派の作と思われる法隆寺献納宝物中の銅造如来立像重文第一四九号)などと共通している。しかし、身躰や手足に丸味をもたせるなどの立体感表現においては一歩進んだものを示しており、製作は七世紀中頃考えられよう。
 奈良時代以前誕生仏遺品は必ずしも少なくないが、本像はその中で現存最古のものの一つみなされ、また保存完好で精緻なできばえを示す小金仏の優品として貴重である。
重要文化財のほかの用語一覧
彫刻:  銅造観音菩薩立像  銅造誕生釈迦仏立像  銅造誕生釈迦仏立像  銅造誕生釈迦仏立像  銅造釈迦如来倚像  銅造釈迦如来坐像  銅造釈迦如来坐像

銅造誕生釈迦仏立像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:24 UTC 版)

正眼寺 (小牧市)」の記事における「銅造誕生釈迦仏立像」の解説

像高8.2cm。銅製鍍金金めっき)の誕生仏である。制作年代は、飛鳥時代西暦7世紀中頃)と考えられている。誕生釈迦仏とは、釈迦誕生日行われる灌仏儀式用いられる像で、釈迦降誕時の姿を表し、本像のように両手それぞれ天と地を指す形に作られるのが一般的である。誕生釈迦仏作例は多いが、本像は日本最古作例みなされるのである像高8センチほどの小像であるが、鋳造後、像表面各所タガネによる入念な仕上げ施されている。下半身衣文左右相称図式的に整えられており、様式的には止利式に属すとみられる後頭部光背取り付け用の枘が残り、元は光背伴っていたことがわかる。

※この「銅造誕生釈迦仏立像」の解説は、「正眼寺 (小牧市)」の解説の一部です。
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