量産車との相違点
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「JR東日本209系電車」の記事における「量産車との相違点」の解説
量産車との相違点は下記のとおりである。 ドア開閉チャイムおよび次駅案内表示器の未設置 車椅子スペースの未設置 車体の号車番号表示がステッカーではなくアクリル札を使用している スカートが小形である また、当初乗務員室仕切り部には窓が3枚配置され、遮光幕としてリニアモーター駆動の横引き式プリーツカーテンが設置されたが、量産化改造時に運転台背面は非常救出口に、中央の窓は通常のロール式の遮光幕にそれぞれ改められた。 落成時の901系編成表 ← 大宮 大船 → 号車10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 製造メーカー形式 クハ901(Tc) サハ901(T) ◇モハ901(M) モハ900(M') サハ901(T) サハ901(T) サハ901(T) ◇モハ901(M) モハ900(M') クハ900(Tc') A編成1 1 1 1 2 3 4 2 2 1 川崎重工業 B編成2 5 3 3 6 7 8 4 4 2 東急車輛製造 C編成3 9 5 5 10 11 12 6 6 3 ■の網掛は大船工場それ以外は川崎重工業 制御装置(VVVFインバータ装置)はモハ901形に搭載、補助電源装置(静止形インバータ)はモハ900形に搭載 空気圧縮機はA・B編成はクハ901形・モハ901形に搭載、C編成はクハ901形・モハ900形に搭載 1992年(平成4年)5月7日から営業運転を開始した。営業開始当日はA編成とC編成が使用され、先頭車の前面にはヘッドマークが取り付けられたほか、A編成は大宮駅で、C編成は桜木町駅において「祝 21世紀の通勤電車デビュー」と称し、出発式セレモニーが実施された。 2006年に試作車のB編成(ウラ91)を皮切りに翌年の3月にはC編成(ウラ92)が、同年の8月にはA編成(ウラ90)が東大宮へ疎開回送された。その後3編成とも長野総合車両センターへ廃車回送されている。2010年(平成22年)より、クハ209-901が車両番号表記を登場時の「クハ901-1」に復元した上で東京総合車両センターの正門付近で保存されている。 3編成とも試作車であるため、それぞれの仕様は大きく異なっている。901系登場時の各編成の主な仕様は次のとおり。
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量産車との相違点
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「新幹線300系電車」の記事における「量産車との相違点」の解説
J1編成(浜松駅) J31編成(浜松駅) 後に登場した量産車とは違った外見をいくつか持っていた。 屋根高さが、量産車が3,650 mmに対し、J0は3,600 mm 前面窓ガラスの形状の違い 先頭車両側面の台車近くにあるプレスライン(膨らみ) 前面ライトのガラスの形が角ばっている(量産車は丸みを帯びている) 前面スカートの分割ラインの違い 側面窓の高さ 運転台窓ガラス上部の取っ手(J1は横置きタイプだが、量産車は縦置きタイプ) それらに加え、登場時の外観は以下のようなものだった。 連結器カバーに前面ライトと一体化するデザインの銀色の飾り帯がある(量産車は飾り帯のようなグレー塗装)。また、一時期連結器カバーには針状のアンテナのようなものが設置されていた 帯の色がこれまでの青20号ではなく水色(量産車は従来どおり青20号) シンボルマークが側面に描かれている J0登場当初は東海道新幹線がBT饋電方式を採用していたため、パンタグラフは各ユニットに1台ずつの計5台(3・6・9・12・15号車)に搭載されていたが、1991年にAT饋電方式への切り替えが完了した後は3・15号車のパンタグラフを撤去、残った3台のうち9号車のものは予備として実使用パンタグラフを2台にまで削減した。その後、9号車のパンタグラフを撤去して2台のみとし、最終的に700系タイプのシングルパンタグラフとパンタカバーに変更された。
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