連載された作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 22:56 UTC 版)
「(有) 椎名百貨店」の記事における「連載された作品」の解説
『週刊少年サンデー増刊号』に掲載された作品は以下の通り。★は単行本未収録作品。「極楽亡者」のみ、『GS美神 極楽大作戦!!』の単行本に収録。 一覧 ポケットナイト(1990年4月号掲載) マリちゃんたすけて!(5月号掲載) ★眠る牙(6月号掲載) 乱破S.S.(7月号掲載) ポケットナイト 2(8月号掲載) ★フォワード(9月号掲載) 長いお別れ(10月号掲載) バンパイア・シティー(11月号掲載) ポケットナイト 3(12月号掲載) 乱破S.S. 2(1991年1月号掲載) はじめてのおつきあい(2月号掲載) 極楽亡者(3月号掲載) 発展途上帝国MORO(4月号掲載) 乱破S.S. 3(5月号掲載) ポケットナイト 「ポケットナイト」、「ポケットナイト2」、「ポケットナイト3」の計3作をそれぞれ『週刊少年サンデー増刊号』1990年4月号、8月号、12月号に掲載。ページ数はいずれも30ページ。本作をモデルとした話が、『絶対可憐チルドレン』に登場する。 母を亡くして父親と二人暮しをしている小学生の女の子・小田切あゆみと、そんな彼女の下に転がり込んできた人語を解するネズミのムラマサ。ムラマサは生物研究所から脱走してきた生物兵器だった。本作は、そんな1人と1匹を巡って巻き起こる(ささやかな)事件を描いた、ハートウォーミングなコメディ作品。 マリちゃんたすけて! 『少年サンデー増刊号』5月号に掲載。32ページ。 主人公マリー・アンダーソンは、捜査官としてコメリカ連邦捜査局に配属される。彼女の父親も連邦捜査官であったが、幼い頃に殉職していた。彼女は、父の形見である銃を手にその遺志を継ぐべく… …というシリアスな設定だが、相棒のオークビレジ捜査官以外は、まともなキャラクターがほぼ皆無というナンセンス・ギャグ漫画。 眠る牙 『少年サンデー増刊号』1990年6月号に掲載され、ホラーの要素も加味された伝奇漫画となっている。現在のところ、既刊のいずれの単行本においても未収録である。30ページ。 主人公犬塚は、奇妙な夢にうなされ続けていた。夢の中では、彼は狼として存在し、そして彼を「牙」と呼ぶ少女がその傍にいた。その夢の中の少女〜「牙使い」のダナーン〜が、現実の犬塚の前に現れた時、彼は神聖獣「牙」として己の敵と対峙していく。 乱破S.S. 全6作のギャグコメディ。うち3作が『少年サンデー増刊号』1990年7月号、1991年1月号、5月号に掲載。『(有) 椎名百貨店』の連載終了後も集中連載として3作が発表された。 主人公・伊能せいこうは目立つことを極端に嫌い、日々を静かにすごしている小学生の男の子。そんな彼の家に「乱破」と名乗る二人の姉弟・氷雅と妖岩がやってきたことから巻き起こる騒動を描く。 詳細は「乱破S.S.」を参照 フォワード 『少年サンデー増刊号』1990年9月号に掲載。これも既刊のいずれの単行本においても未収録となっている。学校のバスケットボール部を舞台にした青春物。 長いお別れ 『少年サンデー増刊号』1990年10月号掲載に掲載。タイムトラベルを素材にしたギャグコメディ。30ページ。 神社で巫女のバイトをしている加代子と、同じく社務所でバイトしているボーイフレンドの凡能くん。その神社に考古学者の柳国と名乗る男が、ある目的を持って現れる。その時、彼ら一同の前に出現したのは、遠い昔の(本職の)巫女さんとロボットの土偶羅魔具羅(ドグラマグラ)、そして一頭の竜であった。 土偶羅魔具羅のキャラクターは後の『GS美神 極楽大作戦!!』でも流用され、また同作品のアシュタロス編のエピローグのサブタイトルもこの作品と同じ名称である。 バンパイア・シティー 『少年サンデー増刊号』1990年11月号に掲載。「眠る牙」に続くシリアス色の強い妖怪退治物。30ページ。 その世界では吸血鬼は、ごく当たり前に存在していた。彼らは人類の天敵として取り締まりの対象とされ、WHO には吸血鬼取締課までも存在していた。吸血鬼の少女阿麗(アーリー)は、そんな WHO 直属の吸血鬼Gメン十字に逮捕されるが、ある取引を持ちかけられる。彼の狙いは大物吸血鬼のストーカー…かくして奇妙なコンビが結成される。 はじめてのおつきあい 『少年サンデー増刊号』1991年2月号に掲載。30ページの中で綺麗にまとめられたSF漫画。 奇妙な犬を連れた小さな女の子と、好きな娘に告白したいのになかなか踏み切れない中学生の筒井くん。2人の邂逅が、お互いに夢見ていた「おつきあい」を紡ぎ出してゆく。 極楽亡者 『少年サンデー増刊号』1991年3月号に掲載。『GS美神 極楽大作戦!!』のパイロット版的作品で、同作品の単行本に収録されている。 発展途上帝国MORO 『少年サンデー増刊号』1991年4月号に掲載。30ページ。映画『ドクター・モローの島』のパロディだが、マッドサイエンティスト未満でしかない茂呂の振る舞いが微笑ましい、SFコメディ。 主人公真友康則は、親の仕事の都合で、ある島に引っ越すことになった。その島で彼は、少年茂呂と出会う。茂呂の屋敷には奇天烈なメカが貯め込まれていたが、茂呂はそれらを使いこなせていなかった。こうして真友クンの少しマトモでない毎日が始まった。
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