複数回登場する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 03:30 UTC 版)
「ウイングス (テレビドラマ)」の記事における「複数回登場する人物」の解説
バニー・マザー(Bunny Mather) シリーズの始めはローウェルの妻であったが、ローウェルに浮気がばれ、別居の後、結局離婚する。男好きが笑いの主なネタである。出会う男ほとんど全員といちゃつき、そのうちの多くと結局関係を持つ。離婚の回のエピソードが示すように離婚でさえバニーを遠ざけることはできず、離婚の当夜もローウェルとバニーは一緒に寝る。ローラ・イネスが演じる。 カールトン・ブランチャード かん高い鼻声の老人で、見た目は柔和だがその実要求が多く、知っている人は彼が近づいてくるとぞっとする。ウィリアム・ヒッキーが演じる。 ルイス・ブランチャード(Lewis Blanchard) 同じくらいいらいらさせられるカールトンの甥。非常に無礼で癇に障る人間で、遺産を相続するため、カールトンが死ねば良いという願いをほとんど隠そうとしない。ケイシーに一目ぼれしたようだが、下劣な発言で、完全に彼女に嫌われる。ギルバート・ゴッドフリード(Gilbert Gottfried)が演じる。 デーヴィス・リンチ(Davis Lynch) サンドパイパー航空に投資するためにジョーがナンタケット島に運んできたビジネスマン。ジョーの申し出を断った(そして、結局ロイの航空会社に投資した)が、ヘレンと付き合うようになり、最後に彼女にプロポーズする。ヘレンはプロポーズを受け入れるが、ジョーのために別れることになる。話が終わりに近づくにつれ、ヘレンは婚約を解消した訳ではなかったことを打ち明ける。彼女は、彼が会社への大きな投資を守るためにクーデター直後のミャンマー周辺で消息を絶ったことを突き止める。その後、彼は軍事政府による軟禁下に置かれる。デーヴィスはヘレンとの婚約解消のためにやってきて、彼を解放するために命を危険にさらした国務省に勤める女性と恋に落ちたことを打ち明ける。マーク・ハレリックが演じる。 サンディ・クーパー(Sandy Cooper) ジョー、ブライアン、ヘレンの高校来の友人。ジョーに非常識で異常な愛情を抱いているが、ジョーと二人きりの時以外は完全に普通に振舞うため、ジョーはこのことを他の誰にも信じてもらえない。様々な場面に現れ、彼が一人で居る時に彼女の「ジョーとの人生」を入念に計画する。例えば、再現された高校の卒業記念ダンスパーティー、結婚式、最初の赤ちゃんなど。ヴァレリー・マハフェイが演じる。 ロイ・ビギンズ・ジュニア(またの名をRJ、Roy Biggins, Jr., R.J.) ロイの自慢の一人息子。ロイはRJにフットボールなど「男がやること」のやり方を訓練した。最初に登場したのは、ヘレンから課外活動でチェロのレッスンを受けている高校生のときである。RJはみんなに自分が同性愛者であることを打ち明ける。ロイはこの知らせに失望し、RJが勝てば同性愛者でも構わないがロイが勝てばRJは同性愛者を止めるという条件で、1対1のバスケットボールのゲームを挑む。RJは、長期間ロイと疎遠になり、物語のかなり後になってから戻ってくる。ロースクールを卒業し、マサチューセッツ州の司法試験を受けようとする。ロイはRJとその才能を誇りにしているが、それは同性愛の話題が出ない場合に限られる。アブラハム・ベンルビが演じる。 ケニー・マッケルヴィー(Kenny McElvey) 高血圧のためジョーが飛行禁止になったシーズン2の話でサンドパイパーの副操縦士になる18歳。若くて相対的に未熟であることがこの登場人物の面白さのポイントであるのだが、ジョーの交代要員としては(あまり多くはなかった)応募者の中で最も適任だった。ジョーがシーズン3で操縦を再開したとき、ケニーは説明なく物語から姿を消し、2度と話が出ることもなかった。ジョーが安月給しか出さないので、収入を補うためにファーストフードの売店でもケニーが働いているという話があったので、そこでフルタイムで働き始めた、あるいは、もっと経験豊かなパイロットになるため、大学に入学したのかもしれない。マイケル・マナセリが演じる。 ミスター・ハケット(Mr. Hackett) 妻が、すなわちハケット兄弟の母が家族を見捨てたときにショックを受けたジョーとブライアンの亡父。精神病院に収容され、シリーズが始まる前に亡くなっていた。ユーモアのセンスがあり、シリーズの始まりは、ブライアンとジョーが一緒に読むことを求める彼の遺言についてであった。その遺言は、6年間疎遠になっていた兄弟の仲直りを求めていた。二人に鍵を残し、それで鍵のかかった箱を開けるとまた鍵が入っており、次の箱を開けると次の鍵が入っており、このためジョーとブライアンはボストンに行き、ナンタケット空港に戻ってくる。そこでようやく二人が子供のときの1枚の写真とばね仕掛けの蛇が一杯詰まったスーツケースを見つける。この写真はいつも兄弟との関係を大切にすべきであると彼らに促す。シリーズが終わる頃になってから、ブライアンとケイシーがジョーの家を焼失させた後、ジョーは、ブライアンの一連の無責任な行動にうんざりし、サンドパイパーを首にし、2度と話しかけるなと命じた。父の幽霊が現れ、ブライアンと仲直りするようリバース・サイコロジーを使ってジョーを説得する。ドン・マーレーが演じる。
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