行くぜっ!怪盗少女
行くぜっ!怪盗少女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 03:17 UTC 版)
「行くぜっ!怪盗少女」の記事における「行くぜっ!怪盗少女」の解説
作詞・作曲・編曲:前山田健一歌詞・動画 - 歌ネット 後にグループの代表曲と評されるようになるものの、発売当初はインディーズ時代と曲の雰囲気が異なることなどに対してファンから戸惑いの声もあり、初動の売り上げは2万枚程度であった。 テレビでもほとんど取り上げられることはなく、出演のオファーがあった歌番組はNHK『MUSIC JAPAN』(アイドル特集の回)だけであった。だがこれによって他アイドルのファンに、グループの存在が知られるきっかけにはなった。 この番組を視聴していた、HMV渋谷店副店長の佐藤守道が感銘を受け、当時無名だったももクロの特集コーナーを大々的に設けたことは一部で話題となった(百田夏菜子がスタッフと共に編み出した曲終盤で行う“エビ反りジャンプ”の写真に、「このジャンプがアイドル史を更新する」とキャッチをつけてディスプレイ)。なお、佐藤守道はその後事務所側からスカウトされ、ももいろクローバーのスタッフに転身、グループの音楽性を司るスタッフ(A&R)の一人となった。 「佐藤守道副店長(当時)による、ももクロの解説記事」も参照 その後もグループは、『K-1 WORLD GP 2010 FINAL』のハーフタイムショーで同曲を披露するなどしたが一般層には浸透しきらず、CDの累計売り上げは3万枚に届かなかった(2010年末時点)。しかし翌年、「ももいろクローバー」から「ももいろクローバーZ」へ体制が変わったのをきっかけにグループの存在が世間に知られるようになり、同曲にも注目が集まることとなった。 2012年11月には、PC配信シングルとしてのゴールド認定を受け(10万ダウンロード)、楽曲配信サイトmoraでは2013年の年間ダウンロードランキングで、ミュージックビデオ部門の1位を獲得。2010年の配信開始でその3年後に首位を獲得する珍しいケースとなった(他のベスト50の楽曲は全て2012年か2013年に配信開始されたものである)。この頃からプロ野球の選手登場曲として、柳田悠岐(ソフトバンク)など様々な選手に使用されることにもなった。 2016年には、配信開始から6年の時を経てPC配信シングルとしてのダブル・プラチナ認定(50万ダウンロード)を達成している。 以下に示すように、大胆な転調がメロディーラインの特徴である。 「行くぜっ!怪盗少女」の調前奏・1A・1B→ 1サビ→ 間奏・2A・2B→ 2サビ イ短調(Am) 変ホ短調(E♭m) イ短調(Am) 変ホ短調(E♭m) 間奏・3C→ 3サビ→ 後奏 嬰ヘ短調(F♯m) 変ホ短調(E♭m) 嬰ヘ短調(F♯m) プロレス技の「ソバット(後ろ蹴り)」という言葉が歌詞に用いられ、振り付けにも反映されている。また、有安杏果の滑舌に難があり、五十音のイ段をきちんと発音出来ないことから、歌詞中の1、2、3、4という部分は「いち、に、さん、し」ではなく「いち、に、さん、よん」という歌い方になっている(後述の5人バージョンでは佐々木彩夏のパートとなったが、歌い方は引き継がれた)。
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