行くと来るとは? わかりやすく解説

行くと来る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/24 05:53 UTC 版)

移動」の記事における「行くと来る」の解説

行く(ゆく、いく)はあるものが中心になる点から遠ざかっていくこと、来る(くる)は、逆に近づいていくことである。この2つ移動動詞基本的な存在で、方向性をもつ。必ず主体到達点を記す必要があり、主に中心となるのは、話し手が多いが、話し手自身主体になることもあるので、その場合は、最初位置、または現在位置基準となる。また、文によっては、主体省略されていることもある。意味としては、「~が~から~へ行く」または来るで、が格に自力移動できる物がたって移動移動できない物が立ったときは誰かによりもたらされるという意味の届く、「~は~へ行く」のときは交通機関施設道路がが格に立って通じる、「~を行く」のときは、特定の方向への移動でない通行、「~まで行く」のときの事柄在る程度度合い達す抽象的な到達、「~が来る」であれば時期を表す語が主語に立つ到来因果関係表し、が格に生じた事実、から格には結果の立つ由来などがある。 なお、「行く」は「ゆく」と読むのが通例であるが、「いく」という読み方奈良時代から使われており、鎌倉時代入って一時ほとんど見えなくなったが、現在では、書き言葉では「ゆく」、話し言葉では「いく」と使い分けられることが多い。

※この「行くと来る」の解説は、「移動」の解説の一部です。
「行くと来る」を含む「移動」の記事については、「移動」の概要を参照ください。

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