薔薇色の牢獄(第19話-第26話、全8話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:32 UTC 版)
「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事における「薔薇色の牢獄(第19話-第26話、全8話)」の解説
辛い過去を持つ女性たちが集まり、世俗から離れて薔薇を育てて生活を営む教団「純潔の薔薇」。そこに入信した妹・那々美の救出を千代の友人・刈安纏衣から依頼された黒湖。救出のため教団に入信した黒湖だったが、男子禁制という規範と信者同士の伽によって本来の目的を忘れ、快楽に溺れてしまう。音信不通の黒湖に激怒した千代は教団へ乗り込むが、そこで彼女が出会ったのは洗脳され自らのことをハルフェティと名乗る黒湖だった。覚悟を決めた千代は、黒湖を取り戻すため教団にたったひとりで殴り込みをかける。
※この「薔薇色の牢獄(第19話-第26話、全8話)」の解説は、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の解説の一部です。
「薔薇色の牢獄(第19話-第26話、全8話)」を含む「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事については、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の概要を参照ください。
薔薇色の牢獄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:32 UTC 版)
「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事における「薔薇色の牢獄」の解説
刈安 纒依(かりやす まとい) 千代の同級生。妹が新興宗教にはまって帰ってこないことを千代に相談し、条件付きで黒湖に解決してもらうことになった。事件解決後は姉妹丼として黒湖の餌食となった。 刈安 那々美(かりやす ななみ) / アンナ 纒依の妹。スカウトされた後はアイドル「アンナ」として活動していたが、枕営業を断ったことで業界から干されてしまい、新興宗教「純潔の薔薇」にはまってしまう。 黒湖と会った当初は洗脳されて姉や千代の顔を思い出すことはできなくなっていたが、黒湖が投げかけた言葉や千代の殴り込みによる騒動で本来の自分を思い出した。事件解決後は姉共々姉妹丼として黒湖の餌食となった。 ゴールドマリー / 小金井 吉乃(こがねい よしの) 金髪の目を閉じた風貌の巨乳の女性。新興宗教「純潔の薔薇」の最高幹部。高校生時代、強姦の被害に遭った経験から、男性を憎悪している。強姦事件後に弟の協力を得て、強姦の犯人をおびき出し殺害しており、復讐を完遂したが、犯人たちを油断させるために女装していた弟が男性であることを受け入れられず、彼の男性器を破壊したことが示唆されている。 「純潔の薔薇」の信者の中で作為的に選んだ幹部以外の女性を「卒業」と称して殺害し、教団内で栽培している薔薇の肥料に加工していた。また薔薇の香りのリラックス効果を利用して信者達の冷静な思考を阻害していたことなどについては外部の協力者が存在しており、また教団の設立時期が「夢中遊行」が確認される直前であること、栽培していた薔薇から麻薬の成分が含まれているなどから「夢中遊行」に関連する人物と思われる。那々美を連れ戻しにきた黒湖を薔薇を用いた洗脳によって一時手駒にし、殴り込みをかけた千代を「卒業」と同じ手順で処刑しようとするが、処刑用の振り子の刃にひな子がぶら下がっていたために軌道が変わり自身が串刺しとなって死亡した。死後の詳細は#死が2人を分かつまでを参照。 ローズマリア/ 小金井 帰蝶(こがねい きちょう) 新興宗教「純潔の薔薇」の教祖とされる人物。ゴールドマリーの弟であり、姉に男性器を破壊された後に彼女から投薬等による人体改造を施され、下腹部の巨大な手術痕を除いて女性の身体になっている。ゴールドマリーの言葉にしか反応しないようになっており、実質傀儡状態で日光の当たらない地下で生活している。ゴールドマリーの死後、1日に数度の投薬無しでは生きられない状態であるのにも関わらず行方不明となった。その後の彼の詳細は#死が2人を分かつまでを参照。 テレサ / 桃山 鳴海(ももやま なるみ) 「純潔の薔薇」の幹部。18歳。荒々しい口調の女性で、一人称は「俺」。自身の兄の殺人を警察に告発したことで兄が逮捕されそうになり、精神的に追い詰められたところをゴールドマリーと教団に救われた過去を持つ。武闘派であり、有事の際に他の信者達に頼られるが、相手が黒湖や千代といった人間離れした面々であるために歯が立たなかった。上記の荒々しい口調とは裏腹に、精神的には普通の少女で根は心優しい性格で、「殺人をしないようにする」「遺体を切る時には嘔吐する」「残った信者たちの事情を思いやる」等、人間味のある側面を見せている。刃が研いである薙刀を武器として使うが極力相手を殺さないようにしており、千代に薙刀を突きつけた際も降伏を薦めている。幹部の中では「卒業」などについて一切知らされていなかったため、ゴールドマリーの死後教団が解散した時は行き場の無い信者達をまとめて生活している。また、黒湖専属の情報屋として協力する約束をかわす。21巻では両腕を切断されてしまうものの、外見も感覚も本物の手腕と変わらない高機能の空を飛ぶ事が可能な人工の義手がつけられる。 アリアンナ / 野上 さやか(のかみ さやか) 「純潔の薔薇」の一員の少女。胸元に大きな傷がある。ポリナの末路を悟り、事件解決のあと姿をくらますが、紫に出会い希望を見出す。 ポリナ / 寺坂 志穂(てらさか しほ) 「純潔の薔薇」の一員の少女。アリアンナのパートナーで明るい性格。黒湖が潜入してすぐ「卒業」を迎える。入信当初は荒れていた。
※この「薔薇色の牢獄」の解説は、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の解説の一部です。
「薔薇色の牢獄」を含む「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事については、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の概要を参照ください。
- 薔薇色の牢獄のページへのリンク