蒲田第一国民学校
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「ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜」の記事における「蒲田第一国民学校」の解説
白濱 正平 (27 - 30) 演 - 櫻井翔(嵐) 国民学校高等科2年3組、都中学校1年3組担任。戦中は国史、戦後は社会科を教えている。 1943年度の卒業式を終えずに召集令状(赤紙)が下り、ミンダナオ島で米軍の爆撃に遭い、右手を失う。 復員後再び教職に就くが、戦後180度変わってしまった日本の教育方針に戸惑い苦悩する。しかし、革命運動に身を投じたかつての教え子を助けた際に戦地で覚えた敵性語(英語)を話したことで戦中の教育を反省し、戦中の教育を施した生徒たちに謝罪、その後はアメリカの教育制度を基にした日本の新しい教育を生徒たちに教える。 市原 孝美 (24) 演 - 大島優子(当時AKB48) 都中学校1年4組担任。担当科目は英語。「アメリカは強い国であり、日本は負けを認めなければならない」という考えを持ち、世界へ通用する人間を育てるため英語を学び、教師を志す。 英語を学んだ本当の理由があり、国民学校の教え子たちへ最後の授業を決心した白濱に想いを打ち明ける。 馬場 武文 (14 - 17) 演 - 中村蒼 高等科2年3組。戦時中から国民精神総動員の政策に否定的で、国家のため自己を犠牲にする思想は間違っていると考えている。戦後は革命運動へ身を投じ、米軍に捕えられそうになったところを白濱に助けられる。 松村 秀雄 (14 - 17) 演 - 菅田将暉 高等科2年3組。実直な性格で最悪な状況に置かれていても白濱を恨むこともなく慕っている。 菅原 一 (14 - 17) 演 - 太賀 高等科2年3組。大日本帝国海軍の回天に志願するが、戦地に赴く前に終戦を迎えてしまう。そのことや戦争が終わっても多くの悲惨な現状を経験したことで心的外傷後ストレス障害に陥る。 山本 実 (14 - 17) 演 - 永本佳以 高等科2年3組。家族を生かし戦争から守りたいと考え、大日本帝国陸軍少年兵に志願し、戦地で視力を失う。 二階堂 幹夫 (14 - 17) 演 - 泉澤祐希 高等科2年3組。電気屋の息子。戦後、連合国軍占領下の恩恵を受け商売が軌道に乗り羽振りが良くなる。 磯部 弘昌 (14 - 17) 演 - 野村周平 高等科2年3組。足が悪く、戦場に行くことはなかった。音楽好きで戦後はジャズ奏者として生計を立てる。 横田 進 (14) 演 - 北村将清 高等科2年3組。野球選手という夢があったが、海軍飛行予科練習生に志願し志半ばに戦死する。 横田 和恵 (16) 演 - 森迫永依 進の妹。戦争で家族を失い天涯孤独の身となる。生きていくため街角に立ち、米軍相手にパンパンをしてその日を暮らしている。 後藤 明 (13) 演 - 今井悠貴 都中学校1年3組。戦災孤児、東京大空襲で両親を失う。藤安鉄工の仕事で屑鉄を回収しているとき、白濱と出会う。当初は周りに反抗ばかりしていたが、白濱と出会い、徐々に変わっていく。中学卒業後は後は鉄工所で稼いだ金で夜間大学に進学し、教師となる。1980年には母校である都中学に教員として赴任する。 澤田 一成 演 - 徳永淳 都中学校1年1組担任。担当科目は数学 。 野村 美佐江 演 - 吉本菜穂子 都中学校1年6組担任。担当科目は国語。 森本 晋 (53) 演 - 渡辺いっけい 都中学校教頭。 塩田 明憲 (58) 演 - 北大路欣也 都中学校校長。戦争で息子を亡くす。戦地で戦った者でしか子供たちに教えられないこともあると白濱に復職を依頼する。
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