第7章 最後の真実 編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:02 UTC 版)
「六本木サディスティックナイト」の記事における「第7章 最後の真実 編」の解説
須田山(すだやま) 副総監。伊月と繋がっており、お互いの地位の向上のために様々な悪事に手を染めている。8年前の事件にも関係しており、調査を開始した鬼川勇作を、事故を装い殺そうとした。情報を得ようとしたNightJewelによって拉致され、その監禁場所に踏み込んだ牛瓦とマダラに殺されかける。NightJewelがマダラを倒すことでNightJewelに助けられた形になるが、その直後に現れたエノンに殺されてしまう。 塚本 幸一(つかもと こういち) パーティに現れたサキを連れ去る。実は警察官でありながら南川と癒着して南川のために動いており、サキを探していたのも南川の指示によるものだった。主人公達と対峙しているところをマダラの襲撃に遭い、死亡。その後、彼がガリアルノを殺していたことが判明する。 同じ警察という組織に所属していたものの、須田山の悪事とは無関係。 サキ 主人公の姉。8年前の事件を引き起こした人物として、様々な人物から様々な理由で名前を聞く。 22年前、17歳の時にレイプの被害に遭い、失踪。体を売るような生活を送ってボロボロになっていたところを、伊月に見込まれ、伊月の下で働き始める。もともとの優秀さに加え、目的を達成するためには身体を使って男を落とすことも厭わなかった。伊月の指示に従って南川を誘導し加賀見たちを使って桶川カヤコを殺害させ(8年前の事件)、その際に南川の脱税の証拠を握る。その直後に、伊月と須田山の計画を知ることになり、伊月の嘘に気づく。事件関与の証拠動画を鬼川勇作に送り付け、自分は事件のほとぼりが冷めるまで身を隠すことにした。 表向きは伊月に協力しているという体裁で、NightJewelのリーダー後継者として主人公を推薦する。この際、主人公が「本当の弟でない」ように見せかけるために、さまざまな手段を講じている。その後にキリカを助け、保護している。 伊月のパーティに出席する形で六本木に再登場する。塚本に連れ出され南川の下へ行き、そのまま南川と協力を約束する。それはあくまでもフリで、サキとしては南川、牛瓦、伊月のパワーバランスを利用して三者とも弱体化させ、あわよくば破滅させるつもりだった。作戦通りに牛瓦を指名手配に追い込み、南川を警察に逮捕させ、伊月との戦いに向かう。伊月の銃から主人公をかばい、主人公の背中を押す言葉を伝え、そのまま眠るように事切れた。 長谷部(はせべ) 帝王大付属高校の校長。主人公のことを気にかけているように見える。 実はもともと伊月の部下で、NightJewelに所属する主人公とナツに配慮するよう伊月から指示されていた。サキに伊月の真の目的を聞いてからは、サキに協力していた。エノンの狙撃で死亡。 伊月 住吉(いつき すみよし) 実は8年前の事件の首謀者。正義のためと嘘をつき私利私欲のためにサキをいいように使った。記憶の移植や薬物・脳外科による人体強化などの、最新科学研究所の研究をサキを使って盗み出したり、サキを使って南川を動かし、桶川カヤコを殺したりした。鬼川勇作に自分の悪事がバレそうになったことから、政界を引退ししばらく身を隠していた。最近になって復帰のため、NightJewelを再結成し、サキの勧めでそこに主人公を引き入れるなどの活動を開始した。 エノンを雇い入れ、桶川会会長を殺害して8年前のような状況を作り出すとともに、邪魔になった鬼川勇作、須田山を殺害。 サキを拾って育てたり、カオリを見込んで抜擢したり、新生NightJewelを結成するなどしていたが、それらは全て最終的には捨てゴマのつもりだった。たまたま正義感が強く能力の高い人材を集めたため、最終目的を知られた途端にことごとく反旗を翻されることになる。 実は重度の心臓の病気で余命も宣告されており、自分の記憶を移す器として主人公に目を付けていた。自らに薬物を投与しNightJewelと戦い、最後は心臓が負担に耐えられなくなり死亡した。 エノン 伊月に雇われている殺し屋。最新科学研究所の被験者で、副作用としてクレヤボヤンス(透視・千里眼)の能力を得た人工超能力者。その能力を生かした優れたスナイパーであるが、性格は覗き見趣味の小悪党。伊月のパーティ出席者への狙撃(目的不明)の後、桶川会会長と長谷部校長を手にかける。次は鬼川勇作を狙い、主人公たちが鬼川勇作を救い出した時に初めて主人公たちの前に姿を現す。次には須田山を処分するために現れ、その場でNightJewelを殲滅しようと調子にのっていたところを、そこにいたマダラとの戦いになる。能力の差でマダラを仕留めるが、動けなくなっているところを牛瓦に射殺される。 鬼川 勇作(おにかわ ゆうさく) ナツの父。監察官。8年前にサキから(サキからとは知らずに)伊月と須田山の癒着している証拠動画を受け取り、独自で捜査を始めるが、本人は交通事故を装って殺されかけ、証拠はもみ消された。そのまま8年の間、病院で意識不明のまま入院している。主人公とナツが病室に訪れたところをエノンに狙撃され、そのショックで目を覚ます。主人公、ナツと、合流したアズサに助け出され、ミサトの病院で一時的にかくまわれる。自分の知る8年前の情報を病室で主人公たちに教えていたところ、娘をかばうような形でエノンの凶弾に倒れる。 マリカ 須田山がお気に入りのキャバクラ嬢。 桶川会会長 名前は不明。章の前半で狙撃、殺害される。8年前と同じく南川とサキの仕業に見せかけようと、伊月がエノンを使って殺させた。 桶川カヤコ(おけがわ かやこ) 桶川会会長の孫娘。8年前の事件「高級マンション殺人事件」の被害者で、実行犯は加賀見と馬場とされている。彼女が殺されたことで、桶川会会長は精神的ダメージから表に出なくなり、恋人を殺された牛瓦は自ら片目をえぐって復讐と六本木を手に入れることを誓った。
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