第15回(2001年)『FNS ALLSTARS 27時間 笑いの夢列島』
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「FNS27時間テレビ (1997年 - 2003年)」の記事における「第15回(2001年)『FNS ALLSTARS 27時間 笑いの夢列島』」の解説
進行役(総合司会代理) : 西山喜久恵、木佐彩子、小島奈津子 タイトルは当時放送されていたバラエティ「プレゼンタイガー」で2つの候補の中から決定したもの。もう1つの候補は「FNS1億2700万人のファイナルアンサー笑う27時間TV」だった。総合司会は置かず、コーナーごとにメインMCをバトンタッチしながら進行する形をとった。また、番組全体の進行役としてフジテレビ女性アナウンサーの3人(西山・木佐・小島)を起用した。 これまで出演を断っていたとんねるずが、初めて「FNSの日」に出演した。 番組のテーマ曲はサザンオールスターズの「希望の轍」。(番組テーマが「希望」であったことから)。 福岡ドーム(当時)から中継し、同年のオールスターゲーム両軍監督である長嶋茂雄監督と王貞治監督が握手をして開会宣言した。しかし、選手インタビュー中に堀内健が周囲を凍り付かせるようなギャグを言い放ったことが日本プロ野球選手会(当時の選手会長はヤクルトスワローズ(フジテレビと系列的につながる)に所属していた古田敦也)の怒りを買い、それを受けた日本プロ野球機構から「今後フジテレビでのオールスターゲームの中継から手を引く」と通告されるに至る事態を招くこととなった(その後、2004年に再び中継を再開)。 BIG3コーナーの車庫入れシリーズが復活、名倉潤のシボレーが破壊された。進行役は今田耕司、ほんこん、村上ショージの3人。ビビる大木がハンドルを握り、花壇に乗り上げて登場し、ブロック塀に当ててしまう。CM後には車に付けられた風船をトスバッティングで割る企画に。途中軟球から硬球に変更され、最後には山口智充が砲丸投げ選手に扮して登場し、窓ガラスを割ってしまう。車庫入れシリーズ史上最も破壊されたが、壊された車の会社側が「宣伝になる」として無料で修理した。 『クイズ$ミリオネア』初の生放送スペシャルでは、当初ココリコの遠藤章造の応援で来ていた明石家さんまが突然クイズに挑戦。ライフラインのテレフォンで前妻の大竹しのぶに生電話。この時から並べ替え早押しなしの「エキシビション・マッチ」が登場した。 ピリオド挑戦者結果賞金備考1 遠藤章造 Q09NG 10万円 テレフォンブレーン・横山三兄弟 2 明石家さんま Q10NG 10万円 テレフォンブレーン・大竹しのぶ 3 ユースケ・サンタマリア Q10NG 10万円 7月26日に結果が放映 以上、「とっても安上がり(の賞金放出)」で終了した。深夜枠では「めちゃ2イケてるッ!」のコーナー「七人のしりとり侍」をモチーフにした「27時間の裏めちゃイケ侍」のコーナーがあった。しかし、「-しりとり侍」自体が放送倫理・番組向上機構 (BPO)で問題になってコーナーが中止になったということもあり、内容はフェイクで伝説の深夜番組「殿様のフェロモン」のお色気企画を行った(また、この時に「ハケ水車」が復活した)。この回内村光良が扮する笑う犬のキャラクター「大嵐浩太郎」によるドミノ倒し企画が予定されていたが、放送中の20時30分頃に明石花火大会歩道橋事故が発生した影響で中止となった(関西テレビでは深夜に放送中断して臨時ニュースを放送した)。 『とんねるずのハンマープライス』が一夜限り生放送で復活。木梨の車、トヨタ・ランドクルーザーシグナスを西山アナが乗り回した。 この年のFNS局対抗企画は「FNS最強キャラクター大相撲」。FNS各局のキャラクター(の着ぐるみ)が相撲に挑戦し、優勝局を決める。当時はFNS27局全局のキャラクターが設定されていなかったため、福島テレビのように急遽キャラクターを作って参加した局もあった。優勝したのはテレビ愛媛のビビットくん。3連覇を目指していたサガテレビは優勝を逃した。 提供クレジットを読み上げた新人アナウンサーは岡田浩揮、森下知哉、渡辺和洋、高島彩、福元英恵、森本さやかの6人。とんねるずが「新人アナ披露」の立会人を担当した(入社20年以上のフジテレビのベテランアナが立会人を担当することが多いが、この年は唯一芸能人が担当した)。水口昌彦が「FNSの日」で総合プロデューサーを務めたのはこれが最後となった。 この年から製作総指揮が6月の株主総会で社長に就任したばかりの村上光一に交代した(日枝会長は制作代表に復帰した)。
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