20時30分頃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:36 UTC 版)
車両甲板上へ奔入する海水量の増加と船体の動揺により、作業員は甲板からの引上げを余儀なくされる。開口部から機関室や缶室などへの浸水は進み、発電機は次々に運転不能となるとともにビルジ(船底に溜まる汚水のこと)の排出もできなくなり、21時50分頃左舷主機、22時5分頃右舷主機が運転不能となった。両舷主機の停止で操船の自由を失った洞爺丸は沈没を避けるため、遠浅の砂浜である七重浜への座礁を決め、22時12分頃、「機関故障により航行不能となったため七重浜に座礁する」と乗客に報じた。
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