笑点メンバーとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:10 UTC 版)
「林家三平 (2代目)」の記事における「笑点メンバーとして」の解説
『笑点』での新メンバー加入は、2006年に加入した昇太以来10年ぶりとなった。 新司会・新メンバー発表の2ヶ月前の3月に日本テレビに呼ばれ、自身が新メンバーに内定したことを伝えられる。今回は新メンバーの発表が当日の5月29日の生放送まで伏せられていた事情から、これらの事は家族にも口出ししてはいけない程の機密事項だったため(これを破った場合は、内定取り消しだったとのこと)、初出演となる生放送当日はNHKの番組のロケと偽って家を出ており、登場時の挨拶で(今回のメンバー就任は)家族はおろか妻の佐智子にも黙っていた事を話している。発表後は家族から今まで黙っていた事を怒られるのではないかと恐れていたが、実際は当日帰宅後にメンバー入りを家族から大いに祝福された。 「答えを噛む」「答えがウケずに客席が沈黙状態になる」という事が多く、両隣の木久扇や円楽から「三平はつまらない」と非難される事が多かった。たびたび、隣の木久扇にネタを振ることがあった。 昇太が結婚する以前は、良妻(愛妻、子共含む家族を愛する)ネタを多用して(それ故に当時未婚だった昇太に嫉妬されることもあった)座布団を没収される事が多かったが、昇太が結婚してからは多用はしなくなり愛妻回答も理解されていた。 2020年8月23日の24時間テレビにて生放送で行われたチャリティー大喜利では、扁桃腺の腫れにより休演。また、同番組で行われたKing & Princeのダンス企画にも昇太・たい平・山田隆夫とともに参加する予定で練習も行っていたが、こちらも参加を辞退することとなった。 母・香葉子の圧力など自身の家族である海老名家のネタを言う事があった。 2021年12月19日放送分のエンディングにて、「自分のスキルを磨き直す」ことを理由に、同年内で『笑点』を降板することを発表。そして、翌週12月26日放送分が最後の出演となり、同日をもって降板した。TVのデータ放送実装後、面白くないと思ったメンバーから座布団を取り上げる視聴者投票で毎回のように座布団0枚を記録したこと、メンバー在任中一度も座布団10枚に達したことがなかったことから、一部メディアからは「事実上の解任」という見解が為された。 兄弟子の林家たい平からは「(コロナ禍におけるリモート収録による)無観客でも(三平の回答は)つまらない」「(アドバイスを送ったところで)言われてできるってもんでもない」、東西大喜利で共演していた笑福亭鶴光からも「人と協調することに慣れてない」などと評価は低く、6代目円楽からは「アドバイスを送っても三平は人の話を聞かないから信用できなくなった」などと酷評されてしまうなど、笑点メンバーとの息が合わなかった事が2021年末の笑点レギュラー降板の原因の一つとなっている。 三平は降板後に出演したラジオ番組で降板の理由を「息子のため」と語った。 笑点出演中、座布団10枚に近づいたことは何度かあったが、時間切れなどで一度も達成できなかった。最後の出演となった2021年12月26日放送分でも最終的には座布団9枚だったが、司会の春風亭昇太は三平以外のメンバーの座布団を全部取り上げて、番組を締め括った。なお、座布団10枚が一度もなかったことは本人も大喜利でネタにしていた。 回答者の中では最年少者かつ若いころからゲーム番組に出演するなどしていて若年層やアニメやマンガを含めたサブカル(オタク系)分野の支持者が多いことから、若年層の反映者として流行トレンドネタやサブカル系ネタの回答も多かった。
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