神聖騎士団(ホーリーナイツ)
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「少年魔法士」の記事における「神聖騎士団(ホーリーナイツ)」の解説
12世紀頃に成立した魔法戦士の集団。悪魔と戦っていた人間達が集団化してゆき、悪魔討伐の組織を作った。テンプル騎士団や、聖ベルナールの説教を参考にして組織が整えられた。ゆえに中世キリスト教的雰囲気が残されている。現在でも団内における男女交際は厳禁である。 アンヌ・ディブラン 声:島本須美異能力 - 弱い神霊眼 レヴィの母親。通称レディ・アンヌ。神聖騎士団のカリスマとして崇拝され、公式の場では聖女の如く振る舞っている。弱いとはいえ貴重な神霊眼を持つ。金髪、碧眼。赤ん坊だった頃のレヴィの力で不死の体となる“奇跡”を受けた。レヴィを産んだことで神聖騎士団へ迎えられる以前は、代々霊力を持つ者を生む家系と気味悪がられ、父親や村人から魔女扱いされ何度も輪姦され、妹は幼いころ目の前で殺害されている。レヴィは村人との間に出来た息子であるが、父親の子であるという時もある。享楽的で権力欲が強く、狂人のように見えるが、レヴィ曰く正気で、本質は虚無でなにもかもどうでもいい。一方他者の干渉を嫌い、人王の神創造の戦いへの参加を拒否している。不死の体を利用し、激しいSMを好む。また他者の聖痕をはがして奪い、自身の体に多くの聖痕を持つ。幼いレヴィを精神的に支配し、追い詰めながら強い執着を見せており、自分の一部として愛している。カルノはアンヌを自身と息子の区別がついていないと評している。 勇吹の神霊眼の力の前では、自分の神霊眼が見劣りし求心力が落ちると考え、勇吹を異能力者として一刻も早く殺すよう内密に命じた。レヴィの死後、クローンを材料にし、神霊眼の力で心霊遺伝子もレヴィと同じにした子供を造る。騎士団総長の死後、実質的に神聖騎士団の全てを掌握した。ナギの片翼のエーテルを使って偽物のレヴィのために人王の指輪を作ろうとし、その負荷で人の姿を失うが、本物のレヴィを喰ったカルノに惹きつけられ、偽物のレヴィを見捨てて喰われた。 リチャード・ハイマン 声:森川智之 31歳。レヴィの幼なじみ(学友頭)。悪魔討伐の能力に抜きん出た神聖騎士。雷の魔法攻撃を得意とする。金髪、碧眼。過去、悪魔と融合し凶暴化していた5歳のカルノを偶然見つけ、神聖騎士団に連れ帰った後、グィノー家に引き渡した。東京近辺で悪魔が神霊眼を持つ人間を見つけたとの情報を得て、カルノも連れて神霊眼を持つ人間を探し捕獲するために日本へ行く。自覚はないが、主として仕えたレヴィに思い入れがあり、カルノに父親のような気持ちを抱いている。感情表現が不得手で、勇吹に馬鹿と評された。 アンヌの造ったレヴィ 本物のレヴィの死後、アンヌがレヴィのクローンを材料にし、神霊眼の力で心霊遺伝子もレヴィと同じに造った子供。金髪、碧眼。5歳くらいの肉体に育っている。騎士団総長の座を引き継ぐ。母アンヌの愛を信じていたが、アンヌは彼より本物のレヴィを喰ったカルノを選んで死んだ。 シモン・ド・ランデール マレシャル(軍務長官)。レヴィの“奇跡”によって不死の体となっている。アンヌと関係があり、カルノを虐待したこともある。アンヌを崇めつつ恐れてもいる。
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神聖騎士団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 16:14 UTC 版)
神音大系に属する魔導師たちによって形成される騎士団。神音世界はひとつの宗教国家になっており、その宗教的観点から「神無き世界で祈り続ける人たちこそ、真に救われるべき者達だ」という考え方を持っている。そのため、地球を「約束の地」と呼び、悪鬼を「人間」として見る唯一の魔法世界である。その姿勢から一万年前に協会と袂を分かち、今も抗争が続いている。
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