神聖アーカディア皇国
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「最弱無敗の神装機竜」の記事における「神聖アーカディア皇国」の解説
リステルカ・レイ・アーシャリア 神聖アーカディア皇国第一皇女。 創造主の聖地である大聖域(アヴァロン)からの情報を啓示として受け取る力を持ち、「神託の巫女」と呼ばれる。本来アーカディアの名を持つ創造主たちの中で、彼女のみレイ・アーシャリアを名乗るのは、大聖域と交信可能な巫女であることを示している。 一見して優美で温和な性格のように見えるが、今の世界の人間を雑種と呼び見下しており、対等な存在とはみなしていない。支配者としての冷酷な面もあり、創造主の再興のためなら肉親さえ切り捨てる非情さを持つ。しかし、かつて自分たちの命を救ってくれたフギルにだけは「私の英雄」と呼ぶほど全幅の信頼を寄せており、年頃の少女としての一面も見せる。 ヘイズの敗北後に姿を現し、終焉神獣《聖蝕》の脅威から世界を救うためという名目で各国に協力を呼びかけるが、全ての遺跡が解放されると同時に世界連合を離脱、大聖域を独占し再び世界の支配者として君臨するという本性をあらわにする。しかし自身と正反対の考えを持つエーリルの離反を招き、更には七竜騎聖の想定外の力によって、切り札として復活させた終焉神獣も倒され、一転して窮地に追い込まれる。妹であるヘイズさえも捨て駒にしてついに制御室に辿りつき、大聖域の力を手に入れる資格を得るが、最も信頼を置いていたフギルの裏切りに遭い、刺殺される。 エーリル・ヴィー・アーカディア 神聖アーカディア皇国第二皇女。 既にある国の側近として潜入しているらしい。 姉のリステルカとは異なり、フギルのことを警戒している。 フギル・アーカディア 声 - 逢坂良太 滅亡したアーカディア帝国の第一皇子。ルクスの腹違いの兄。 腐敗した旧帝国の体制の中で孤立していたルクスと唯一親しくしており、宮廷内で居場所のなかったルクスにとっては最大の理解者だった人物。ルクスが宮廷を追放されてからも学問と装甲機竜の操縦を学ぶための口添えをし、クーデターの折にはアティスマータ伯の力を借りるために協力するなど親身に接するが、全ては帝国を滅ぼすためにルクスを利用していただけであり、クーデターの最終局面でルクスを裏切り皇族や兵士を皆殺しにしている。 帝国滅亡後は行方不明となっていたが、ヘイズの協力者となって再びルクスの前に姿を現し、ヘイズの敗北後はリステルカに仕える。ヘイズやリステルカの言葉から、彼女らが「裏切り者の一族」と呼ぶ者達の一人であるようだが、彼だけは例外的に味方として扱われている。その一方でヘイズに内密でルクスに助言をしたり、無断でディルウィに手を貸したりと独自の行動を見せている。 常に余裕に満ち、悠然とした態度と立ち居振舞いをしており、大仰で芝居がかったような喋り方をする。その行動や言動には謎が多く、遥か昔から長い時を生きているかのような発言もしており、彼の目的は未だ不明である。会話の節々から「英雄」という存在に対して拘っている様子があり、真の英雄となりうるのはこの世で自分だけであると豪語している。 ルクスに対しては敵対する立場となってからも賢弟と呼び、度々助言とも挑発ともとれるような言葉を投げかける。しかし、彼が抱く理想については否定しており、王の器ではないとし「最弱」と呼ぶ。 ミスシス・V・エクスファー 蒼髪の侍女。クルルシファーと同じく「鍵の管理者」の一人。神装機竜〈アジ・ダハーカ〉の真の使い手。 創造主たちに従者として仕えるよう完璧な教育が施された鋼の侍女で、寡黙で自らの感情をほとんど表に出さない。 「反機竜使い(アンチ・ドラグナイト)」の異名を持つ「鍵の管理者」最強の機竜使いで、セリスとフィルフィの二人を同時に相手取って圧勝し、終焉神獣《聖蝕》を単機で撃破するなど圧倒的な実力の持ち主。 大聖域を巡る最後の戦いではリーシャたち「騎士団」の機竜使いたちと戦い、5対1という状況にもかかわらずその力を見せつけ次々と戦闘不能に追い込んでいくが、最後に残ったセリスの戦いで唯一とも言える弱点が露呈し、相打ちに近い形で敗北を喫する。命からがら撤退し辿りついた制御室では、既にリステルカはフギルに殺害されており、激昂して挑みかかるが〈ウロボロス〉の2つ目の特殊武装「生死流転(ゼロワン)」の力の前に返り討ちに遭い、五体をバラバラにされて死亡する。 ラ・クルシェ 声 - 長縄まりあ 遺跡〈方舟〉の中で眠っていた自動人形の少女。〈方舟〉の統括者。 目覚めた直後は記憶を失っていたが、遺跡の中枢で記憶を回復させるとルクス達を抹殺するべく無人の装甲機竜を操って襲い掛かった。 エル・ファジュラ 声 - 木村珠莉 遺跡〈巨兵〉の統括者である自動人形の少女。 ヘイズが敗北すると王都を爆破し道連れにしようとしたが、直前に夜架に止めを刺され機能を停止する。
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遺跡より発見された古文書に記されていたアーカディア帝国と同じ名を持つ古代の皇国。
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