神戸家
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神戸家
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「富豪刑事 (テレビドラマ)」の記事における「神戸家」の解説
神戸美和子(かんべ みわこ) 演 - 深田恭子(幼少期:高坂真琴〈S1第2話 - 第4話〉 / 田中明〈S2最終話〉) 主人公。神奈川県警焼畑署捜査課の新人刑事。一代で巨万の富を築いた大富豪、神戸喜久右衛門の孫娘で、浮世離れした性質と、一般の常識から桁外れにかけ離れた金銭感覚が特徴。「たった○○億円ぽっちのために人を殺すなんて…」がお約束のセリフ。また、天然ボケな性格のため、警察学校時代から周囲より疎まれていたらしく、着任した焼畑署でも布引と西島以外の刑事から煙たがれているが、本人は全く自覚がない。 捜査会議において、議論が行き詰まってしまった際に、「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」と彼女が手を挙げるのがお約束である。神戸家の持つ人脈と莫大な資産を湯水のようにかけて、数億円もする商品を用意したり新会社を立ち上げたりするなどして、犯人を罠に嵌めて犯人のトリックを暴こうと提案する。鎌倉や鶴岡らはその提案に反対するが、会議に同席する署長や県警上層部が興味を示すことで、そのアイデアは採用され、祖父・喜久右衛門に協力を依頼することになる。 事件を解決すると「では、失礼致します」と立ち去り、送迎の運転手付き高級リムジンに乗って勝手に帰ってしまう。この時、鎌倉や狐塚に背後から「勝手に帰るなー!」と怒鳴られることが多い。第2期最終回では布引以外の鎌倉班構成員がこの台詞を絶叫した。 推理力は焼畑署員の中でもかなり長けているようで、鎌倉などが思いつきもしないようなトリックを暴いたりもする。しかし新人ゆえか詰めが甘く、捜査アイデアが裏目に出たり、事件の犯人に逆に追い詰められ、危機にさらされることもある。また、その世間知らずさから、ヤクザや不良、事件の容疑者といった人物たちに対しても、物おじせずに接する。時には相手を刺激するような発言や、とんちんかんな説教もしてしまう。 捜査のためだけに急遽設立・買収した会社は、たいがい世間知らずの美和子が社長として就任している。しかし、スタッフは皆、金に糸目を付けずにかき集めた極めて優秀な人材ばかりなため、いずれもかなりの業績を挙げてしまい、収益金が神戸家の大金庫に入り切らなくなるほどである。 伊東隆行(いとう たかゆき) 演 - 虎牙光揮 神戸家の使用人兼運転手。美和子は彼の運転する高級リムジン(美和子曰く「安物のリムジン」)で焼畑署まで通勤している。自動車の他にもヘリコプターや飛行機も操縦可能。基本的に無口でポーカーフェイス。事件が解決した頃、どこからともなく美和子を迎えにやって来る。美和子のボディガードも兼ねているようで、犯人に襲われかけた美和子を護ったことがある。第1期では黒の、第2期では白の服装に身を包んでいる。 執事 演 - 北原汎(S2) 神戸家の執事。 鈴木松江(すずき まつえ) 演 - 市毛良枝 喜久右衛門の秘書。一見常識人のように見えるが、実は神戸家一の浮世離れした価値観を持つ人物。喜久右衛門がその顔色を窺う唯一の人物。時々犯人逮捕に漕ぎ着けるための方法を考え美和子に協力することも。 神戸喜久右衛門(かんべ きくえもん) 演 - 夏八木勲(大学時代:岩本靖輝〈S1最終話〉) 美和子の祖父で、孫娘の美和子を溺愛している。普段からモノクルを掛けている。一代で巨万の財産を築いた大富豪だが、そのために若い頃はかなりの悪業を行っていたようである。老齢となった今はそのことを悔やんでおり、美和子が警察の仕事という善行のために自分の資産を使い果たしてくれることが唯一の贖罪だと思っている。そのため、事件解決のためだけに大金をはたいて作った会社やレストラン等でその意図に反して美和子が多額の利益を上げてしまうと、「このジジイ不孝者!!」と怒りを露わにすることも。 そのような事情から、美和子から捜査のことで協力を求められるたびに「お前ももうそんな大きな仕事を任されるようになったか」と勘違いし、泣いて喜ぶが、トリックを暴くために会社を一つ作るなど、財産の話に入ると過去の悪徳時代の自慢話(?)が止まらなくなり、美和子を慄かせることもある。(大概は松江の窘めで終わる) 普段は和服だが、第2期最終回において一度だけ洋装だったことがある。
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