神使・霊獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:25 UTC 版)
金次郎(きんじろう) 声 - 井上和彦 かつて冴木神社にいた狐の神使。銀太郎の元相方で、金色がかった毛並みと鼻筋の模様が特徴。生きていれば300歳ほど。真面目で大人しく無口で、銀太郎によると細かいことに悩みすぎる性格。悩んだ末、100年ほど前に冴木神社を出ていき、現在は行方不明(消えれば冴木神社に新たな神使が来るはずなので、現在でも生きている可能性はある)。元は普通の野生の狐の家族の長であったが狩りの練習をしていた人間に討たれ、後に供養され神使になった。 乙松 声 - 佐々木敏 悟の実家である神尾神社に住むもう一柱の神使。小柄な老狐で、尻尾が4本ある。 才丸(さいまる)、歌丸(うたまる) 声 - 楠見尚己(才丸)、上田燿司(歌丸) 松梅大社を守る狛犬と獅子。口を開け(阿形)角がある方が狛犬の才丸で約1500歳、口を閉じ(吽形)目元が見える方が獅子の歌丸で約1400歳(通常は獅子が阿形で狛犬が吽形だが、この二柱は逆である)。「魔除けの霊獣」であり、神使とは性質が異なる。2人とも1週間ぐらいは平気でボーっとしている。 カメ 声 - 山本兼平 隣町の池の祠に住んでいた亀の神使。約300歳。道路開発で住んでいた祠を取り壊され、新たな住処を求め彷徨っていたが、神域から長時間離れ力尽きていた所をまことに保護される。それまで銀太郎以外の神使を見たことがなかったまことは、普通の亀と間違えていた。亀らしく口調も性格ものんびりしているが、先の事情からネガティブ思考。亀は松尾大社の神使であるため、松梅大社の摂社に住むことになる。 風(ふう)、吹(ふく) 声 - 福沙奈恵(風)、小岩井ことり(吹) 天吹寺内の神社に住んでいる猿の神使。風は男の子、吹は女の子で約60歳。寺に来る人間を楽しませようと、風(かぜ)を使ってはいたずらを繰り返していた。まこと達に見つかり、やめるように説得され反省していたが、本人たちはやめる気がない。 じっちゃん 声 - 菅生隆之 風、吹の前任の天吹寺内の神社の老猿の神使。右目に傷がある。 珠千代(たまちよ) まこと達が生徒会長の別荘へ遊びに行った際、出会った兎の神使。約30歳。男の子。本来は町にある住吉神社の神使で、別宮へ移った波真に会いに行こうとしたが、まだ幼いため迷子になっていたところをまことに拾われた。悟の協力もあり、無事波真に会うことができた。 波真(はま) 約150歳。真面目で口うるさい兎の神使。男の子。海神が祀ってある住吉神社の別宮に1人で住んでいる。 深月(みつき) 約700歳。派手好きな兎の神使。女性。勘が鋭い。珠千代とともに住吉神社の本社に住んでいる。珠千代を迎えに別宮に来ていた。そろそろ引退を考えている節もあるがまだまだ現役。 那智(なち) 約250歳。おしゃべり好きな八咫烏。故郷・熊野を出て、全国の熊野神社を旅しているらしい。 軍司(ぐんじ) 約900歳。幸多神宮を護っている鶏の神使。亘里とともに奥社に住んでいる。威厳を感じる面持ちだが、まことから自分の姿で気絶したと聞いて落ち込むなど、感情はそれなりに見られる様子。神宮内から一度も出たことが無く若干世情に疎い。 亘里(わたり) 約450歳。思い込みの激しい鶏の神使。軍司とともに幸多神宮の奥社に住んでおり、やはり神宮内から一度も出たことが無い。烏帽子を被り、弓矢を携えている。軍司と違い表情が豊か。感情の赴くまま行動することが多々あり、その都度軍司に窘められている。 鉄郎(てつろう) 狼の神使で、特定の神社に住まず十子と共に各地の神社を巡っている“はぐれ神使”。神使になって15年とまだ若く、十子を強く慕っており、人間に対する理解はまだ浅い。銀太郎をアニキと呼び慕う。 大門(だいもん)、梅麿(うめまろ) 太宰府天満宮を依代とする牛の神使。白牛が大門で約550歳、黒牛が梅麿で約500歳。二柱とも人懐っこく参拝者で溢れる境内にもよく出てきており、銀太郎にも劣らない大柄な体格のため参拝者から頭一つ抜きんでており、神眼持ちが見ると非常に目立つ。
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