石鎚山旧跡三十六王子社とは? わかりやすく解説

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石鎚山旧跡三十六王子社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:40 UTC 版)

石鎚神社」の記事における「石鎚山旧跡三十六王子社」の解説

里宮本社から中宮成就社経て奥宮頂上社へ至る往古参道沿いに作られ36王子社で、何も残っていないところもあったらしいが、現在は復興され、年に一度石鎚神社里宮から参拝登山敢行されている。 第王子よみかた解説1福 ふく 昔石仙高僧がこの地で野宿したとき夢枕福の神現れ祈願した伝えられる。 2 ひのき 昔成就社本殿を作り終えた左甚五郎用材突き立て帰ったあとそこからがでたといわれる 3大保木 おおふき 大保木字覗にあり。 4鞘掛 さやかけ 庄屋高須賀蔵人召喚される折、刀を抜き鞘を掛け祈願したことから。 5細野 ほその 中奥細野にある。 6子安場 こやすば 初登山の児童はここで元結をしたことから。 7今宮 いまみや 三碧峡にあり、この川を垢離取り川として身を清めて登った。 8黒川 くろかわ 黒川谷の水音聞こえるところ。 9四手坂 しでざか 急坂四つん這いになって登ったことから呼ばれる10二ノ にの 鳥居の祠が祀ってある。 11小豆禅定 あずきぜんじょう ものもらいのとき、小豆供えて願をかけ治ったという。 12今 いま 人が行かない住んでいると云われ、土地の人が「いまおやじ」と呼んでいる。 13雨乞 あまこい 日照りの時、雨乞いをしたところ。 14花取 はなとり 祭典捧げる(しきび)を取ったところ。 15矢倉 やぐら 海も山々望め眺望よく、開祖石仙高僧神在ますことを明らかにせんと祈念したと云われるところ。 16山伏 やまぶし 頂上参拝の折、ここで一夜籠って祈願した即ち山に伏す野宿行場である。 17女人じょにんかえし 女性はここで遥拝しこれより先は女人禁止だった。 18杖立 つえたて 明治初年まで参詣者はお山をここに立置き、無登山していた。 19鳥居坂 とりいさか 昔、ここに鳥居があったが、現在は成就社の神門移されている。 20稚子宮鈴之巫女 ちごのみやすずのみこ 成就社にあり本殿と並ぶ石標王子である。 21大元 おおもと 西ノ川本郷にあり、大元大権現祀っている。 22恵比須えびすた大木の下にある祠に素焼恵比寿大黒像が祀ってある。 23刀立 かたなたて 昔石仙高僧帯刀をこの岩に立て置き登山した云う24御鍋岩屋 おなべいわや 岩が重なり合い岩屋となっていて、石仙高僧が米を鍋で炊いたといわれるところ。 25御塔石 おとういし 高さ78mと云われる自然石石柱元に祀られている。 26窟の薬師 いわやのやくし 三角形割れ目のような岩屋薬師如来石像祀ってある。 27祈滝 いのりたき 役行者山中彷徨い諦めかけた折、現れ老人に諭され再び奮い立ち祈願した28八丁坂 はっちょうさか 表参道八丁坂である。 29前社 ぜんじゃがもり 試し鎖を登り切った突き立った岩場祀られている。 30大剣 おおつるぎ 断崖岩峰をなし危険につき通行禁止である。 31小剣 こつるぎ 大剣並び立つ32古森 こもり 往古大木生い茂り神厳なであった33 はやたか このに隼や天狗比喩とも)が棲息していた。 34夜明よあかしとうげ 今宮八郎兵衛夜を徹して登山の折、ここで夜が明けたことから。 35裏行場 うらぎょう頂上社から南に岩場下った絶壁覗き岩の下裏に不動尊刻まれていると云われているが定かでない。現在は山頂広場祀られている。 36天狗嶽 てんぐうだけ 標高1982mの最高地点祀られている。 第1福王子社 第25御塔石王子社 第29前社王子社 第34夜明王子社 第36天狗嶽王子

※この「石鎚山旧跡三十六王子社」の解説は、「石鎚神社」の解説の一部です。
「石鎚山旧跡三十六王子社」を含む「石鎚神社」の記事については、「石鎚神社」の概要を参照ください。

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